皆様、こんばんは。
いつも当店のブログをご覧くださいまして、誠にありがとうございます。
<(_ _)>
周囲の青海波とともに登場する、見込みの波うさぎ文様は、
繁殖力が強く、子孫繁栄を意味するうさぎと、
波は火災から家財を守る意味で、大変縁起の良い意匠といわれます。
愛らしい2羽のうさぎは夫婦でしょうか、
月からの使者といわれるうさぎは、「ツキを招く」とも。
さらにこちらのような波に乗っているうさぎは、
景気に乗るという縁起物でもあります!
この季節に涼しさを演出してくれる爽やかな一枚が入荷しております。
事実、漢字の「翡翠」は、カワセミ、ヒスイどちらとも読めるように、
宝石のヒスイはカワセミの羽の色に由来して名付けられたとか。
そしてカワセミは故地井武男さんが愛した鳥。
手描きのため、カワセミは1客毎に、その表情を異にします。
青磁の発色美しく、柔らかく描かれた牡丹の花と、
変化に富んだ縁文様がお料理映えすること間違いなしです。
(裏銘)
裏柄は春蘭と洒落ています。
パスタや冷しゃぶにとっても合いましたと、
ご常連のお客様から、早速、嬉しいお言葉を頂きました。
在庫薄のため、お早めにどうぞ。
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藍の濃淡美しく、海辺の風景は繰り返すさざ波のように、
どこまでも広がりを感じさせます。
その傍らで、美しさと繁栄、幸福を象徴するボタンが、
大人の女性のような、ふんわりと優しげな表情を浮かべています。
さらに、長寿延命の願いが込められた菊は、
可憐な少女のようで、見る者を魅了します。
大胆な割り絵に、配置よく絵柄が描き込まれており、
職人の遊び心を感じさせます。
裏銘には「山半製造」、
裏柄には大胆にデフォルメされた花と唐草が、
四方で目を楽しませてくれます。
変化のある構図内で白地と藍のバランスが絶妙です。
この時期、酒器を冷やす器としてお使い頂くのも、
気の利いた演出かもしれません。
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日本でもっとも多い馬面形で表されたこちらの龍は、
まずは目元にご注目です。
龍は雲をおこし、雨を降らせる力をもつといいます。
また龍は雲を得て、天に昇るとも。
こちら、まさに雲のなかの龍の姿を表しております。
さらに想像力をかき立てられるのは、
奔放な龍を閉じ込めたかのように見える、こちらの鍵型の文様で、
画面に奥行を与える効果を発揮しています。
裏柄には線描きによる牡丹唐草です。
職人の人柄までもが使わってくるかのような強いタッチで、
画面いっぱいに龍の絵柄がたくましく描かれた逸品です。
天を飛翔する雄大な龍に、豊作の願いを、
あるいは恵みの雨を求めたのでしょうか。
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続いて、打って変わって優しい印象の品物をご紹介します。
職人の人柄でしょうか、
絵柄と藍の色合いの静謐な美しさにはっとします。
立ち上るように大輪の花を咲かせる牡丹と、
つがいの鳥の仲睦まじい様子がまことに愛らしく、
その歌声が聞こえてくるかのような平和な情景です。
見込み部分を柔らかく包み込む縁文様は牡丹と松でしょうか。
縁の形状も、可愛らしさを際立たせており、
裏銘には、「太明成化年製」、
裏柄には線描きで、菊花と唐草です。
詩情あふれる幕末伊万里の上手ものをぜひどうぞ。
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本日最後に、洋食器としても使えそうな、
幕末伊万里の上手ものをご紹介します。
見込みで開いた花のかたちの空間内には、
環状松竹梅が大きくしっかりと描かれており、
その周りいっぱいに配された菊花を想わせる花と唐草文様は、
藍の濃淡美しく、
丁寧に描かれ、品よくまとまりながらも、存在感を主張しています。
五弁型の形状も相まって、まことに可憐な印象です。
職人の細やかな感性がつくり上げた世界観は、
現代にも通じる洒落たデザインだと思います。
裏銘には、「太明成化年製」、
裏柄には、唐草が丁寧に描かれております。
残念ながら、1ケ所にノミホツがあります。
しかしながら、清々しく洗練された感覚の、
幕末伊万里の佳品ではないでしょうか。
食卓を飾る使い勝手の良さはもちろん、見た目、利用度ともにすぐれています。
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ママとご来店の女の子がそっと手渡してくれました。
【骨董ジャンボリー参加のお知らせ】
2012年8月3日(金)、4日(土)、5日(日) 10:00~17:00
東京ビックサイト東1ホール
◎入場券1,000円(2日間有効)
( 3日(金)はアーリーバイヤーズディのため、3,000円)
●割引券有り(骨董ジャンボリーHP)
夏の到来とともに、今回も骨董ジャンボリーに参加いたします!
全国からおよそ500の業者さんが集まる骨董のお祭り、骨董ジャンボリー。
和骨董、洋骨董、玩具など一日で見きれないほどの規模です。
ブースはB14「古美術福重」で参加しております。
吉祥寺や、本店国分寺でお出ししなかったものなどもございます!
ぜひお立ち寄りくださいませ!!
\(^o^)/
店主と皆さまのお越しをお待ちいたしております!!
※尚、骨董ジャンボリーの参加に伴いまして、
国分寺の本店、古美術福重は、
骨董ジャンボリー期間中の8月3日(金)、4日(土)、5日(日)を、
臨時休業いたします。
(古美術福重:042-327-3444)
☆吉祥寺PukuPuku西公園前店・中道通り店は、
通常通り営業しております。
何卒よろしくお願いいたします。
それでは、お品物のご紹介です!
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本日最初に明治前期のお品物を3種ご紹介してまいります。
大人気のうさぎ柄、入荷しました!
(在庫薄のため、お早めにどうぞ)
紙刷印判波うさぎ図7寸皿
1客 3,300円
(明治前期)
径約23㎝・高さ約4㎝
※完売しました(明治前期)
径約23㎝・高さ約4㎝
周囲の青海波とともに登場する、見込みの波うさぎ文様は、
繁殖力が強く、子孫繁栄を意味するうさぎと、
波は火災から家財を守る意味で、大変縁起の良い意匠といわれます。
愛らしい2羽のうさぎは夫婦でしょうか、
月からの使者といわれるうさぎは、「ツキを招く」とも。
さらにこちらのような波に乗っているうさぎは、
景気に乗るという縁起物でもあります!
縁文様には牡丹と華やか!
裏柄、三方には唐草文様です。
9,500円
(明治前期)
径約27㎝・高さ約8,5㎝
※完売しました
(明治前期)
径約27㎝・高さ約8,5㎝
※完売しました
見込みの波うさぎ文様が同じです!
大人気のうさぎ柄で、統一感のあるコーディネートが可能です!
ぜひ、ご一緒にいかがでしょうか。
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この季節に涼しさを演出してくれる爽やかな一枚が入荷しております。
青磁に染付ボタンとカキツバタとカワセミ図楕円皿
1客 2,800円
(明治前期)
長径約25㎝・高さ約3,5㎝
※完売しました(明治前期)
長径約25㎝・高さ約3,5㎝
カワセミは井の頭公園でたまに見かけますが、
宝石のような美しさに感動します。
事実、漢字の「翡翠」は、カワセミ、ヒスイどちらとも読めるように、
宝石のヒスイはカワセミの羽の色に由来して名付けられたとか。
そしてカワセミは故地井武男さんが愛した鳥。
青磁の発色美しく、柔らかく描かれた牡丹の花と、
カキツバタが華やかです。
(裏銘)
裏柄は春蘭と洒落ています。
パスタや冷しゃぶにとっても合いましたと、
ご常連のお客様から、早速、嬉しいお言葉を頂きました。
在庫薄のため、お早めにどうぞ。
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染付割り絵でボタンとキクと山水図鉢
9,500円
(明治前期)
径約23,5㎝・高さ約9㎝
※完売しました
白地を生かした巧みな画面構成の上手ものです。
(明治前期)
径約23,5㎝・高さ約9㎝
※完売しました
白地を生かした巧みな画面構成の上手ものです。
藍の濃淡美しく、海辺の風景は繰り返すさざ波のように、
どこまでも広がりを感じさせます。
その傍らで、美しさと繁栄、幸福を象徴するボタンが、
大人の女性のような、ふんわりと優しげな表情を浮かべています。
さらに、長寿延命の願いが込められた菊は、
可憐な少女のようで、見る者を魅了します。
大胆な割り絵に、配置よく絵柄が描き込まれており、
職人の遊び心を感じさせます。
裏銘には「山半製造」、
裏柄には大胆にデフォルメされた花と唐草が、
四方で目を楽しませてくれます。
変化のある構図内で白地と藍のバランスが絶妙です。
この時期、酒器を冷やす器としてお使い頂くのも、
気の利いた演出かもしれません。
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お次に幕末伊万里のお品物を3種、続けてご紹介してまいります。
染付龍図大皿
15,000円
(江戸幕末)
径約40㎝・高さ約4,5㎝
※完売しました
あらゆる生き物の祖である龍は、日本人にも馴染み深く、
中国で生まれたそのイメージは数千年という長い時間をかけて展開し、
さまざまな意味や願いを込めて、人々は龍の姿を描き、表してきました。
(江戸幕末)
径約40㎝・高さ約4,5㎝
※完売しました
あらゆる生き物の祖である龍は、日本人にも馴染み深く、
中国で生まれたそのイメージは数千年という長い時間をかけて展開し、
さまざまな意味や願いを込めて、人々は龍の姿を描き、表してきました。
日本でもっとも多い馬面形で表されたこちらの龍は、
まずは目元にご注目です。
龍は雲をおこし、雨を降らせる力をもつといいます。
また龍は雲を得て、天に昇るとも。
こちら、まさに雲のなかの龍の姿を表しております。
さらに想像力をかき立てられるのは、
奔放な龍を閉じ込めたかのように見える、こちらの鍵型の文様で、
画面に奥行を与える効果を発揮しています。
裏柄には線描きによる牡丹唐草です。
職人の人柄までもが使わってくるかのような強いタッチで、
画面いっぱいに龍の絵柄がたくましく描かれた逸品です。
天を飛翔する雄大な龍に、豊作の願いを、
あるいは恵みの雨を求めたのでしょうか。
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線描き牡丹と鳥図入り隅楕円皿
17,000円
(江戸幕末)
長径約30㎝・高さ約5,5㎝
※完売しました
(江戸幕末)
長径約30㎝・高さ約5,5㎝
※完売しました
続いて、打って変わって優しい印象の品物をご紹介します。
職人の人柄でしょうか、
絵柄と藍の色合いの静謐な美しさにはっとします。
立ち上るように大輪の花を咲かせる牡丹と、
つがいの鳥の仲睦まじい様子がまことに愛らしく、
その歌声が聞こえてくるかのような平和な情景です。
見込み部分を柔らかく包み込む縁文様は牡丹と松でしょうか。
縁の形状も、可愛らしさを際立たせており、
裏銘には、「太明成化年製」、
裏柄には線描きで、菊花と唐草です。
詩情あふれる幕末伊万里の上手ものをぜひどうぞ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
本日最後に、洋食器としても使えそうな、
幕末伊万里の上手ものをご紹介します。
染付五方に花図五弁型大皿
18,000円
(江戸幕末)
長径約30㎝・高さ約4㎝
※ノミホツ1ケ所に有り
※完売しました(江戸幕末)
長径約30㎝・高さ約4㎝
※ノミホツ1ケ所に有り
見込みで開いた花のかたちの空間内には、
環状松竹梅が大きくしっかりと描かれており、
その周りいっぱいに配された菊花を想わせる花と唐草文様は、
藍の濃淡美しく、
丁寧に描かれ、品よくまとまりながらも、存在感を主張しています。
五弁型の形状も相まって、まことに可憐な印象です。
職人の細やかな感性がつくり上げた世界観は、
現代にも通じる洒落たデザインだと思います。
裏銘には、「太明成化年製」、
裏柄には、唐草が丁寧に描かれております。
残念ながら、1ケ所にノミホツがあります。
しかしながら、清々しく洗練された感覚の、
幕末伊万里の佳品ではないでしょうか。
食卓を飾る使い勝手の良さはもちろん、見た目、利用度ともにすぐれています。
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以上、本日のお品物のご紹介でした。
いつも当店のブログをご覧くださいまして、ありがとうございます。
次の更新は8月3日(金)となります。
今後も話題豊富に新入荷のお品物をいち早くご紹介してまいります。
お問い合わせはお気軽にどうぞ。
吉祥寺PukuPuku西公園前店
0422-27-5345
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