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2018年8月31日金曜日

2018・08・31<新入荷>幕末伊万里、明治時代の器6種

こんにちは。良心価格で品揃え豊富な和骨董のお店、
吉祥寺PukuPuku西公園前店でございます。
いつも当店のブログをご覧くださいまして誠にありがとうございます。


吉祥寺PukuPukuでは新入荷のお品物が日々続々入荷中!!
そのどれもが普段使いに、おもてなしに、即活躍するものばかりです。



器は料理の着物と申します。
情緒のうつわとして、暮らしのうるおいにお役立てくださいませ。


本日は凛々しい駆け姿が映える
馬図の盃洗からご紹介して参ります。
お電話によるお問い合わせ、地方発送、買取も随時承っております。


染付馬図盃洗
1客 12,000円+tax
(江戸幕末)
径約15,5㎝・高さ約13㎝
※完売しました


躍動感あふれる馬が逞しい盃洗でございます。


脚を高く振り上げた馬が見据えるのはこちら側。
淡い呉須調の絵付けの中にも、強いまなざしが感じられます。


そのまま全身巡って参りますと、鞍には緻密な描き込みが。


強い脚力を感じる後ろ脚の動きや毛並みの流れ。
ぴんと引っ張られる手綱は馬の気性の強さを表すかのよう。


馬の横には花台が。


透き通った白磁にしっとりと浮かび上がる山水図は、
広大な風景の広がりを感じさせてくれます。


側面には八方に鎬加工が施されています。


底面も綺麗な円形で形作られています。


丸みのある器形がどっしりと存在感を示しています。
盃洗とは酒宴の席で盃をすすぐ器ですが、
飾るにもデザートを盛り立てるにも活躍してくれそうです。

☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345
OPEN  EVERYDAY 11:30~19:30
E-mail:kichijyoujipukupuku@gmail.com
アンティークのものはいいものを安く手に入れる
方法のひとつではないでしょうか。
今つくろうとするととてもこの値段では出来ないものがたくさんあります。
工程のどのひとつを見ても心がこもっております。


赤絵金彩捻子に龍と幾何学文5,5寸鉢
1客 9,500円+tax
(江戸幕末)
径約16㎝・高さ約8㎝
※完売しました

覗き込んでいるうちに吸い込まれてしまいそうな
見事な捻子文の流れ。


渦の中には中心部へ集まる三匹の龍。


金と朱を華麗に纏わせ、白地の中を泳ぎます。


うねうねとした動きや、くりっとした目玉が
愛嬌を感じさせますね。


呉須調の幾何学文と金彩の宝物図が小気味よく交互に並びます。
それぞれ柄模様が異なり、目を飽きさせません。


色鮮やかな捻子文の区切りに合わせて縁は曲線を描き、
金の縁取りによって贅沢な仕上がりになっております。


側面は呉須調のみでシックにまとめられています。
線対象の唐草文が映えますね。


職人のこだわりが凝らされたであろう意匠が
モダンでもあり、鮮烈な明るさを生み出しています。
逸品をどうぞお手元でお愉しみください。

☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345
OPEN  EVERYDAY 11:30~19:30
E-mail:kichijyoujipukupuku@gmail.com


青磁染付鶴と龍図八角鉢
1客 7,500円+tax
(江戸幕末)
径約15,5㎝・高さ約8
※完売しました


見込みを見てみれば、何とも珍妙なポーズの鶴が。


さらりと描かれたであろう鶴はまるで踊っているかのよう。


その周りを囲むのは、いかめしい表情の龍!
威厳ある面立ちで鉢の中をぐるりと一周しています。


青磁の柔い色付けによりもくもくとした雲が表現され、
その合間から巨大であろう身体の一部を覗かせます。


八角型の器形は、小ぶりさを感じさせない理知的な造りです。


なんと外側にも雲間から龍が。
荒々しいお顔に、内側との表情の違いがお愉しみいただけます。


ひょうきんな表情の鶴と厳しい雰囲気の龍。
器の中で向かい合って何を考えているのでしょうか。



染付扇画に竹林と丸文図八角縁6寸鉢
1客 8,500+tax
(江戸幕末)
径約16㎝・高さ約7
※完売しました




描き込み豊かな呉須が目に麗しい、

風情豊かな染付の8寸鉢です。


品の良い白磁は扇と丸文で切り抜かれ、
周りが唐草文で埋められることによって却って美しく際立ちます。


扇面の中には、見事に使い分けた筆致で
丁寧に描写された竹林が。


丸文の中には、円環状に蔦や花弁が描かれます。
それぞれ蔦の絡まり具合などが異なり、観察眼の鋭さが窺えます。


器形は高台から縁にかけて丸型から八角型に変形しており、
変形した膨らみを波に見立てて絵を充ててあります。


口縁部が内側は丸く、外側は八角に形作られていることで
独特の縁の形になっています。
創意あふれる造りながらも普段使いに盛りやすい、
心落ち着く呉須調のお鉢です。

☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345
OPEN  EVERYDAY 11:30~19:30
E-mail:kichijyoujipukupuku@gmail.com


染付鉄線と蝙蝠図7,5寸皿
1客 9,500+tax
(江戸幕末)
径約22㎝・高さ約4





夏の季語でもある鉄線花が凛と咲く、
青の爽やかなお皿の入荷です。


見込みにはグラデーションをつけた濃みで
丁寧に描写された鉄線花が三輪。
花弁の膨らみまで伝わってくるような立体感です。


蔦や葉も線描で葉脈までも生き生きと。


花に吸い寄せられるように蝶々がひらひらと舞います。
蝶々の横に一点フリモノがございます。


口縁部は端反りになっています。
淡い青でうっすら色付けされており、涼やかさを魅せてくれます。


側面部には雲と蝙蝠が浮かびます。
大胆に意匠化された蝙蝠は見ているうちに愛着が湧きそうですね。


そろそろ暑さも終わるでしょうか?
優しい青色が、夏の終わりの涼しい食卓にそっと寄り添ってくれます。




色絵麒麟と波兎図縁立ち小皿
1客 2,500+tax
(明治前期)
径約13,5㎝・高さ約3
※完売しました


細かな描き込みが可愛らしい色絵小皿の入荷でございます。


素地を大きく残した見込みの中心には見事な麒麟。
くるりと渦巻く脚や、鋭い目つきが他の麒麟図とは
異なった意匠で描かれています。


麒麟のまわりには宝文様が。
金、青、朱を使い分けて色味豊かに並びます。


立ち上がった縁は輪花縁になり、
赤と青で窓絵を配した割絵で区分けされています。


青の面には意匠を凝らされた花文様。


赤い面には金彩の兎が。
勢いの良い波に乗るように元気に飛び跳ねています。


側面にも、彩りを意識して松竹梅が配置されています。


本物の花弁を想わせる輪花縁の形や、
器形に併せた絵の造り、非常に手の込んだ造りですが
普段使いしやすい大きさの小皿になっております。


今なら五客揃いでお求めいただけます。
是非早めのお問い合わせをどうぞ。

☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345
OPEN  EVERYDAY 11:30~19:30
E-mail:kichijyoujipukupuku@gmail.com
以上、新入荷の一部をご紹介いたしました。
最後まで吉祥寺PukuPuku西公園前店のブログをご覧くださいまして、
ありがとうございます。
次の更新は9月4日(火)となります。お楽しみに♪
今後も話題豊富に新入荷のお品物をいち早くご紹介してまいります。
吉祥寺へお越しの際には、是非当店へお立ち寄りくださいませ。
お電話によるお問い合わせ、地方発送も随時承っております。
良心価格で品揃え豊富な和骨董はぜひ当店で。
☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345
E-mail:kichijyoujipukupuku@gmail.com
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8月も終わりですが、まだまだ暑い日が続きます。
鎌倉の海は夏真っ盛りでした。

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