お知らせ


2021年3月30日火曜日

2021・3・30〈新入荷〉明治期の色絵通り物、江戸幕末染付の器4種

こんにちは。良心価格で品揃え豊富な和骨董のお店、
吉祥寺PukuPuku西公園前店でございます。


吉祥寺PukuPukuでは新入荷のお品物が続々入荷中!!
そのどれもが普段使いに、おもてなしに、即活躍するものばかりです


器は料理の着物と申します。
情緒のうつわとして、暮らしのうるおいにお役立てくださいませ


本日は、明治前期色絵の通り物や江戸幕末染付の器をご紹介してまいります。

毎週水・金曜日に新入荷掲載の当店のオンラインショップです。
通り物」「江戸後期~幕末」「小皿~5寸皿」などのカテゴリーから
ご希望のお品物をご覧いただけます。
オンラインショップ限定の商品もございますので、
ブログとあわせて是非ご覧くださいませ。

色絵松竹梅図通り物(明治前期)
なます皿 1客 2,800円+tax
※なます皿完売しました
小皿 1客 1,800円+tax
※小皿完売しました
向付 1客 2,200円+tax
※向付完売しました。
小向付 1客 1,500円+tax
※小向付完売しました。

同柄で色んな形状が揃った「通り物」。
食卓のコーディネートがまとまりやすく、
自然と華やかな印象に見せてくれます。


なます皿
1客 2,800円+tax
径約15cm・高さ5cm
※完売しました

モクモクとした線で描かれる大地と雲が対をなし
中央を松、その周りを竹と梅が彩ります。


舞うような曲線が幻想的。
松の力強い色味が引き立ちます。


三方の割絵を繋ぐのは
金彩の格子文と赤を背景とした羊歯文。


見込みは花の正面と側面を組み合わせ
円を描くように葉で繋いでいます。
牡丹のような花弁です。


ポンポンと赤をのせた花を中心に据えた、シンメトリーな草花文。
花が手を伸ばしているようにも見えます。


三方に草花文が入っています。


高台の櫛目は、手描きならではのゆるさです。


高台内に銘有り。


スタンダードなサイズのなます皿。
菜の花のおひたしなど汁気が有るのものに使えます。



小皿
1客 1,800円+tax
径約11,5cm・高さ2,5cm
※完売しました

なます皿をそのままギュッと小さくしたような小皿です。


なます皿に比べて書く面積が狭まり
見込みの花弁は丸に近い形をとっています。


花から伸びた線につく葉は、片側5枚。
なます皿より1枚少なくなっています。


狭い高台にもしっかりと染付を施しています。


おかずの取り分け皿として
なます皿と一緒にいかがでしょう。


向付
1客 2,200円+tax
径約8cm・高さ6cm


向付の縦に長い形に合わせ、絵がキュッと締まりました。
下はなます皿です。


なます皿・小皿と同じく側面三方に
松竹梅の割絵と金彩の格子文と羊歯文。


見込みの花弁が小皿より丸みを帯びています。


なます皿・小皿には無い口縁部の文様。
四方襷文です。


高台周りには連弁文が追加され
色絵部分を下から支えます。


小皿と合わせてカップ&ソーサーとしても
まとまりのある可愛さです。


小向付
1客 1,500円+tax
径約5cm・高さ4cm
※完売しました。


手のひらサイズの小向付。
現代では酒器として人気の器です。


これまでは三方に分かれていた割絵が
さすがに二方になりました。


なます皿の見込みと比べると別の花の様で
どちらにも魅力があります。


向付と同じく四方襷文。
かなり小さいので、とても細かく描かれています。


側面の色絵が二方になった以外は
向付をそのまま小さくした格好です。



個体差の出やすい小向付。
是非お手に取ってご覧下さい。


染付菊図輪花縁なます皿
1客 4,500円+tax
(江戸幕末)
径約15cm・高さ約3,5cm
※無傷完売致しました。


細かな輪花縁が美しいなます皿が入荷しました。


菊がサークル状にデザインされ
縁だけでなく絵付けまで「輪花」になっています。


二重に描かれる菊の輪は、同じパターンの連続ですが
飽きることなく眺めていられます。


見込みには満開の菊。
シンプルな線でさらりと描き上げます。


最大の特長である、輪花縁。
しっかりとした凹凸に乱れることなく整った形。
ため息の出る美しさです。


裏側は蝶が飛んでいます。
花の蜜を吸いに来たのでしょうか。


洋風にも合うすっきりしたデザイン。
ティータイムにも出番が有りそうです。


染付三方に花図6.5寸皿
1客 3,800円+tax
(江戸幕末)
径約19cm・高さ約2,7cm
※無傷完売しました

深い呉須に墨弾きの技法で模様を描く
しっとりとした、且つ爽やかさもある器です。


葉と花、間に蝶のような模様。
これらがセットになって三方に散ります。

この植物、形から推測するにキク科でしょうか。


よく見ると、花の中心と葉は他より深い藍色で
濃さの違う2色を使い分けていることが分かります。


見込みは味わいのある環状松竹梅。


ゆるやかな輪花縁に数ミリの余白を残し
藍と白のコントラストを演出します。


裏側は白無地。


高台内に目跡が確認できますが
個体によって目跡の個数が異なります。


少し青みがかった白色で、爽やかな印象です。


カプレーゼなど冷たい料理に似合いそうな
爽やかさのある6.5寸皿です。


染付貝図小皿
1客 3,300円+tax
(江戸幕末)
径約8,5cm・高さ約2,5cm


豆皿というには大きく、小皿というには小さい。
色々と興味を惹き付けられる器です。



画面いっぱいに貝を描いた、大胆な構図。
八宝の1つ「法螺貝」を文様化したものです。

八宝とは、仏教経典に基づいた宗教上の吉祥を
八種類の法具や荘厳具で表したものです。
他に蓮華や法輪、金魚などがあります。


ギザギザとした縁と1㎝程度の深さを持ち
小さいながら凝った造りです。



裏側には、船のような人のようなものが描かれていますが
個体によってばらばらです。


形も模様も珍しい小皿。
浅漬けやキムチなど、ちょっとしたおかずに。


染付微塵唐草文小皿
1客 2,500円+tax
(江戸幕末)
径約10,2cm・高さ約2,5cm
※完売しました

人気のある微塵唐草文小皿です。


縁には、丁寧な筆致で描かれた微塵唐草文が広がります。

シンプルな文様ですが、手描き故に僅かな濃淡の変化が表れ、
手仕事ならではの温もりが感じられます。


見込みは環状松竹梅図で、周囲を花文様で囲みます。


裏側は伸びやかな唐草文です。


高台内は船の文様でしょうか。


個体によっては、かなり崩れたものも。


ベーシックな小皿だからこそ揃えておきたいもの。
いまなら5客揃いでお求めいただけます。

以上、新入荷の一部をご紹介いたしました。
最後まで吉祥寺PukuPuku西公園前店のブログをご覧くださいまして、
ありがとうございます。
次の更新は4月2日(金)となります。お楽しみに♪
今後も話題豊富に新入荷のお品物をいち早くご紹介してまいります。
吉祥寺へお越しの際には、是非当店へお立ち寄りくださいませ。
お電話によるお問い合わせ、地方発送、買取も随時承っております。
良心価格で品揃え豊富な和骨董はぜひ当店で。
☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345
E-mail:kichijyoujipukupuku@gmail.com
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春の陽気に誘われて
メダカ達も出てきました。

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