お知らせ


2024年1月25日木曜日

2024・01・25〈新入荷〉幕末伊万里、明治時代の器5種(※5客組有り)

いつも吉祥寺PukuPukuをご利用いただきまして、
誠にありがとうございます。


【新店舗OPENのお知らせ】
旧西公園前店の商品の移行作業を終え、2023年9月より新店舗をOPEN。
味わい深い江戸、明治期の器たちから、
どこか懐かしい大正~戦前の可愛い器まで
一度にご覧いただけるようになりました。

〒180-0004
武蔵野市吉祥寺本町2丁目18-8YKビル1階
TEL:0422-27-1636
※中道通りにある郵便局(吉祥寺本町二郵便局)を右折してください。

Instagramのアカウントも統合しました。
これからは吉祥寺PukuPuku@kichijyouji.pukupuku
投稿して参ります。



新入荷のお品物が続々入荷中!!
普段使いに、おもてなしに、即活躍するものばかりです。

毎週火曜日・金曜日に新入荷掲載の当店オンラインショップです。
「大皿」「5客組」などのカテゴリーから
ご希望のお品物をご覧いただけます。
オンラインショップ限定のお品物もございますので、
ブログと合わせて是非ご覧くださいませ。 
※ブログ掲載品は店舗在庫です。


本日は藍色の魅力を放つ染付の器たちをご紹介してまいります。


線描き牡丹唐草文尺1寸皿
1客 税込22,000円
(江戸幕末)
径約34㎝・高さ約6㎝


人気の線描きの器。
径が34㎝程ですので大皿でも
現代の食卓で使いやすいサイズ感かと思います。


地肌は柔らかな白、釉薬も透き通り艶やかです。
線描き独特の淡い呉須調が全体に広がり、
繊細な雰囲気を醸し出します。


見込みには大胆にデフォルメされた花。
皿の中心部に堂々と咲き誇り、見事な存在感です。
葉の間を唐草が埋め、周囲を雷文が囲みます。


大輪の花咲かせる牡丹花。
花弁と交互に配置されており、、


間をクルクルと蔦を伸ばす唐草で描き埋められます。
線の細さ、迷いの無い潔い筆致からも
職人の熟練さが窺えます。


高台には二重輪線、内に銘と目跡があります。


側面にも続く牡丹唐草が四方に配します。


口縁は手のあたりがよい、厚みと端反り。
丸みを帯びた縁の立ち上がりで柔らかな雰囲気を纏います。
造形が丁寧で34㎝サイズにしては身軽です。


余白を設けたことですっきりとした仕上がりになっています。
隅々まで計算して描かれた線描きの文様は、
どんなお料理を盛っても映えること請け合いです。


線描き草花図飯茶碗
5客組 税込13,750円
(江戸幕末)
径約10,5㎝・高さ約7㎝
椀 径約10,5㎝・高さ約5,5㎝
※完売しました


続いても線描きの器をご紹介。
先程の尺皿に比べ、発色が濃く澄んでいます。


文様を線のみで表した線描きは、繊細で上品な雰囲気。
薄く艶やかに掛かった釉薬と相まって、洋食器を想わせます。


描かれたのは抽象的に描かれた草花図。


それと風景図でしょうか。
口縁付近に樹や建物のようなものが描かれ、
裾には青海波で波が表されています。


見込みを七宝が飾る珍しい意匠です。


高台が低く、
丸みのある器形は手馴染みが良さそう。


手取りが薄く、
地肌も美しい白で随所に質の高さが窺えます。


繊細で、精巧な造形の蓋茶碗です。
小鉢使いとして副菜を盛り付けたり、デザートカップとしても◎
是非、お手元でご堪能ください。


染付よろけ文猪口
ばら売り 1客 税込5,500円
(江戸幕末)
径約6,5㎝・高さ約6㎝
※無傷入荷数2客


上がりが良い地肌、
呉須も濃くはっきりとした発色で
文様の魅力を引き立てます。


ゆらゆらと線が左右に振れているよろけ文様は、
当店でも人気の幾何学文様のひとつ。
モダンさの中に窺えるおおらかさに惹かれます。


均一な様で、絵付けに個性が表れています。
染料の滲みもいい雰囲気です。


内側は白無地。高台はベタ底の造りです。


裾に向かってやや窄まる器形。
薄すぎず、厚手すぎない安心感があります。


手に馴染む小ぶりなサイズ感。
上質な造りは口当たりも良く、
茶器や酒器としてお愉しみいただくのも◎


ばら売り無傷のご用意は2客。


状態の良い品を揃えた5客組もご用意しております。
5客組 税込27,500円


染付兎と花鳥図6寸鉢
1客 税込16,500円
(明治前期)
径約19,5㎝・高さ約7,5㎝
※商談中


地肌は白く、釉薬艶やかに纏った6寸鉢。
濃く鮮やかな呉須調が良く映えます。


花型を模した器形が可愛らしく、、


よく見ると、器面にも
花弁の凹凸が表されています。


愛らしい器形に続き、絵付けも見応え抜群です。



器面上方に描かれた花鳥図。


咲き乱れる花々に囲まれたのは雉でしょうか。
たっぷりと濃みが施され、一部流れも見られます。


もう半面に描かれたのは山水風景図。


草花図や窓絵の間に上手に配し、
東屋や雄大な岩山、帆掛け船が描かれています。


そしてお待ちかねの兎図。
豪快な窓絵の配置は流石の一言。
このダイナミックな構図はどうやって考えられるのでしょうか。。


ギョロっとした目が愛嬌たっぷりな兎。
丸々と身体をうずめた姿に心擽られます。


表から続く草花図。
裏側から見ると、
花弁型を模したのがよくわかりますね。


染料の溜まりが所々に見られます。


全体が肉厚の造りで重厚感があります。
温かい料理が冷めにくそうです。


目が合ったらお持ち帰りしたくなっちゃうような兎。
是非店頭でご覧になってください。


銅判市松に蝶散らし図長角皿
1客 税込4,400円
(明治後期~大正)
約11㎝×約15,5㎝・高さ約3㎝
※完売しました


明治後半から使われてきた
銅判の転写技法を用いた長角皿です。


濃淡つけた蝶が器面を舞います。
輪郭線は転写で濃みを施しています。


口縁付近にまでいるので、
見逃さないでくださいね。


蝶の下、器面に陰刻が施された珍しい意匠です。
陰刻による文様の凹凸が指に伝わってきます。


市松柄が器面を覆い、
青海波、七宝繋ぎ、卍文繋ぎの異なる幾何学柄が
目を愉しませます。



側面にも蝶が配し、
短辺長辺で色分けをしています。
高台内に銘があります。


安心感有る肉厚の造り。
程良い立ち上がりで、汁気を含んだ料理にも重宝します。


転写と言えど、手仕事の為
色の乗せ方や転写擦れがございますが
味わいとしてお愉しみくださいませ。


食卓に変化をつけてくれる長角皿。
いつもの料理も器を変えると新鮮に映ります。

以上、一部の新入荷をご紹介いたしました。
最後まで吉祥寺PukuPukuのブログを
ご覧くださいまして、ありがとうございます。
次の更新は2月1日(木)となります。お楽しみに♪
今後も話題豊富に新入荷のお品物をご紹介してまいります。
吉祥寺へお越しの際には、是非当店へお立ち寄りくださいませ。
お問い合わせ、地方発送、買取も随時承っております。
良心価格で品揃え豊富な和骨董はぜひ当店で。
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