お知らせ


2011年11月8日火曜日

<SALEのお知らせ!!>


みなさまこんにちは。
前回の新店舗OPENのお知らせに続き、またまた耳寄りなお知らせを!
この度、秋のSALEを開催することになりました。 


4日間のみのセールです!!

*************************

  古美術福重  ・  吉祥寺PukuPuku 
  2011年 秋 SALE

   商品1,000円以上お買い上げにつき
    全品15%OFF
    (※皿立てのみ除外)

 期間:11月10日(木)~14日(日)

*************************

年末年始のご用意をお考えの方、この機会をどうぞお見逃しなく~!
彩り豊かな色絵の器をよりお買い得に購入していただけるチャンスです!


期間内の発送も同割引とさせて頂きます。また以前のブログ掲載品も15%OFFですので、気になるものございましたらお問い合わせ下さいませ。


___________________

 さて、お知らせに続きまして、お品物のご紹介です。
今回もお手頃で、魅力のある器が多数入ってまいりました!


・上:銅印判 鳳凰文楕円皿 900円
(明治後期~大正 径約20×16cm 高約2cm )
※完売しました
・下:銅印判 鳳凰文入り隅長角皿 900円
(明治後期~大正 径約18.5×15cm 高約2cm )
※完売しました

上品なお皿が2つ、入荷いたしました。
取り分け皿などに便利な大きさです。


まずは角型のものから。
2羽の鳳凰が堂々と向いあっていますが、色合いが優しいせいか、仰々しさを感じさせません。


べた底、と呼ばれる高台のない平たい底です。


立ち上がりの外側には4辺にそれぞれ、宝づくし(貴重な宝物の絵柄を何種類も集めた吉祥文)から丁子(左側、スパイスのクローブ)と七宝(右側、宝石を集めたもの)がちょんちょん、とついています。


線対称に描かれた鳳凰と桐。
線は銅印判によるものですが、だみ部分は手によります。繊細な濃淡の表現が良いですね。


縁には幾何学文が。一瞬陽刻?と思ってしまいましたが、銅印判によるものです。


ペン皿や、葉書など文房具用のお皿にしても、良さそうです。
もちろん、お料理の取り皿にも活躍してくれます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


こちらが楕円型のもの。
長角皿と同じく鳳凰の図柄ですが、こちらは小鳥のようですね。
唐草の間を3羽飛び交っています。


こちらもべた底です。


控え目に唐草のモチーフが入っています。


……ナスカの地上絵の鳥を思い出してしまったのですが。
広がった尾羽根が気持よさそう。



縁取りの瓔珞(ようらく)文もレースのようです。
のびのびした唐草文もなんだかエキゾチックですね。


どこが正面なのかを気にしないで済むので、食卓に並べるとき、気兼ねをしないで良さそうです。
ケーキをのせても素敵ですね。洋食器とも好相性です。


________________


・上:ゴム印判に染付 紅葉に流水図 向付 600円
(大正~昭和戦前 径約8.5cm 高約6cm)
※在庫わずか
・中:銅印判 紅葉に流水図 なます皿 800円
(明治後期~大正 径約14cm 高約3.5cm)
※完売しました
・下:銅印判 紅葉に流水図 小皿 500円
(明治後期~大正 径約12cm 高約2.5cm)
※完売しました

皆さまは紅葉狩りは楽しまれましたか?
テーブルの上で紅葉狩りのできそうな器を3つあわせてご紹介いたします。

どれも紅葉に流水、竜田川とも呼ばれる絵柄です。


まずはなます皿から。おなじみのなますとちょっと違って、深めのお皿、という感じの浅めのつくりです。


裏には「玉松園暁山製」とあります。
京焼の窯元と思われます。


こちらも宝づくしのひとつ、巻物が。


京焼らしい、上品な絵柄。
旬の食材を揚げた天ぷらなど、のせてみてはいかがでしょう?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


こちらはなます皿よりふたまわりほど小さめの小皿です。


こちらも裏側に「暁山」と銘が。
同様に巻物を絵付けしていますし、同じ窯元かもしれませんね。


紅葉の配置がややなます皿と違っています。
流麗、の言葉が似合う絵柄です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



藍だけなく、赤と黄が彩色された向付。
お湯呑みにもぴったりです。


裏側はたっぷりと余白をとっています。
小さな紅葉に風の動きを感じますね。


こちらは「源六製」と銘が。
愛媛県の「砥部焼」(とべやき)の窯元にこの名があるのですが……。
砥部焼は厚手の白磁を得意としています。もしかしたら、こちらのものかもしれません。


小皿と向付、組み合わせてみました。
カップ&ソーサーにしても楽しそうな器たちです。

__________________


・上:陽刻 菊文小皿 700円
(明治前期 径約7cm 高約2cm)
※完売しました
・下:陽刻 ふくら雀文小皿 500円
(明治前期 径約7cm 高約2cm)
※完売しました

最後に小皿のご紹介を。
型をおして陰影をつける、陽刻と呼ばれる手法を使った小皿が2つやってまいりました。


裏側は2枚とも何もなく、シンプルです。


7cm四方の世界に直径1.5cmほどの小さな菊が9輪も!
呉須の藍と白磁のコントラストが素敵です。


陽刻のもので、このように細かな柄をしきつめたものは珍しいです。


葉脈の線などがしっかりつけられているのが、ご覧いただけますでしょうか?



お醤油や珍味をのせたり、アクセサリーケースにして、鏡の前にあっても可愛いです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


こちらは前々回のブログでもご紹介した、ふくら雀がモチーフです。
といっても「?」と思われるかもしれないので……


こちらでおわかり頂けますでしょうか?
上が尾、両脇に羽根をひろげています。
体長3㎝に満たない、小さな小さな雀さんです。


縁には青海波の文様も。



一見真っ白な小皿ですが、よくよく見ると細やかに世界が展開しています。
菊の小皿と対にしても面白いかもしれません。

_____________________

 以上、新入荷のお品のご紹介でした。


今日は暦の上では立冬、冬となります。気のせいか平年よりは暖かいような気がしますが、朝晩は冷え込みますね。
西公園のにはシラカシ(左)とコブシ(右)がペアで立っています。コブシはすっかり葉を落とし冬支度の様子。中道通りのお店もクリスマスケーキの予約のお知らせが出ていたりと年末の気配が濃くなっています。
お家で暖かいものをとるのがとっても幸せ、な頃でもありますよね。吉祥寺PukuPukuの食器がそんな団らんに役立っていただけたら、と思います。

新店舗OPEN、秋のSALEと何かと盛りだくさんの毎日ですが、皆さまに楽しんで頂けますよう、スタッフ一同お客様のお越しをお待ちしております!

次回更新は11日の金曜日を予定しています。それではまた。

0 件のコメント:

コメントを投稿

ブログ アーカイブ