お知らせ


2011年11月22日火曜日

<お知らせ>新店舗OPENの日が決まりました!

 <吉祥寺PukuPuku中道通り店11月25日OPEN!>

皆さまこんにちは。
かねてからお知らせしていました新店舗、中道通り店ですが、とうとうOPENまで秒読みの段階に入りました!
今週金曜日の25日、大安吉日に開店いたします。
現在の西公園向かいのお店よりも駅に近いので、乗換えの時など、ちょっと寄り道して頂けると嬉しいです。 

今回は日々進めています、内装の様子をお伝えします。


内装工事はほぼ終わった状態でいます。
白にオレンジが基調の可愛い感じの内装になりました。
手前のコンテナにはこれからお出しする品物が詰まっています。


日曜日にオーナーとスタッフで棚などを買い込んでまいりました!
品薄になっていたものなどもあり、夜遅くまでの買い出しになりましたが、無事店内に運び入れ、今日どんどん組み立てていきます……。
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さて、今回もお品物のご紹介を。
おせちなどお正月の準備をお考えの方も多くいらっしゃるかと思います。そんなわけで、龍の絵柄のものや、華やかな器を中心にご紹介したく思います。


 ・色絵 花・水龍文 蓋付き碗 3,300円
(江戸幕末) 径約14cm・高さ約11.5cm
※完売しました


まずは華やかな蓋付きのお碗から。
小さいですが来年の干支、龍もいます。



ご飯茶碗にしては大ぶり。おそらく煮物や炊き合わせなどのためのものでしょう。


なかなかの上手です。見込みの絵柄も赤で、おめでたさを増しています。


金彩も交えての牡丹。
丸紋になっているのが可愛らしいです。


そとの絵付けも豪華です。
赤が主になっているためか、絵付けの密度の割には、仰々しさを感じさせません。


高台と蓋にはおなじみの「太明成化年製」。


雨を降らせてくれるという水龍が。
くるりとまとまって、この器の良いポイントになってくれています。


唐草を交えたようなお花の模様が全体を覆っています。
朱に近い赤も綺麗な発色。


白地も上手く活かされていますね。


お雑煮を、漆器のお椀ではなくこちらによそってみてはいかがでしょう?
また、かぼちゃなど冬の野菜を煮たものも、映えそうです。

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・銅印判 雲龍図 七寸皿 1,500円
(明治後期~大正) 径約21.5cm・高さ約3cm
※完売しました

続いて来年の干支シリーズ、こちらはいかにもな、雲龍図です。


「肥前眉田城岩」と銘が入っています。


年賀状の図案の参考になりましたか?
ゴゴゴゴ……と音が聞こえてきそうな、いかづちをまとった龍。
中国美術の先生曰く、龍の絵柄は南宋の画家、陳容の九龍図が最高のものなのだとか。ボストン美術館の所蔵です。気になる方は検索してみてください。


龍の登場で海もしぶきをあげています。


電子レンジや食洗機もOKな印判皿。来年の食卓にぜひ加えたい一枚です。




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同じ絵柄の器を揃えたいけどなかなかまとまらないし、揃えても予算が……という方におすすめの通りものが入ってまりました!
通りものとは、同じ絵柄で、なます皿や七寸皿、向付など色んなアイテムをまとめて用意したもののこと。お祝いごとなど特別な時のためのもので、色絵の上手のものがほとんどです。


今回は、大小のそば猪口になます皿、七寸皿に小皿、蓋付きのご飯茶碗と6アイテム揃っています。しかも江戸中期の古伊万里なのですが、山水図ということで、かなりお手頃なお値段になりました。


・左:色絵 山水図 蓋付き碗 1,500円
(江戸中期) 径約11.5cm・高さ約8cm
完売しました
・右:色絵 山水図 なます皿 2,500円
(江戸中期) 長径約15.5cm・高さ約5cm
完売しました


何かと使用頻度の高いなます皿と、蓋付きのご飯茶碗からご紹介します。


高台もしっかりしていて、据わりも良いです。


開けた時が楽しい蓋もの。
円、がしっかり感じられるフォルムは江戸中期ならではのもの。


見込みと縁にもシンプルな染付が入っています。


鍋物や煮物、取り分け皿にも便利ななます皿。
余白を活かした山水図の配置も素敵です。
輪花のラインもしっかりしていますね。


金彩、赤、緑の他、紫の釉薬が色絵に使われています。


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・左:色絵 山水図 小皿 1,500円
(江戸中期) 径約10.5cm・高さ約2.5cm
完売しました
・右:色絵 山水図 七寸皿 3,300円
(江戸中期) 長径約20.5cm・高さ約4cm

メインディッシュのお料理に使える七寸皿と、お醤油やお薬味をのせるのに最適な小皿。お揃いで使っても、別々の機会に分けても楽しそうです。 


裏はなます皿と同じく、真っ白です。


こちらは小皿の画面。凝縮された山水のなかに、ひとつの世界があるようです。


こちらが七寸皿の画面です。
広い画面におおらかに広がる風景。


帆掛け船が4艘、ゆっくり漂っています。
金彩にすれはなく、良い状態で残っています。


また、この山水図、桜や紅葉など季節をあらわす絵柄が入っていないので、四季を通じて使って頂けます。
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・左:色絵 山水図 小そば猪口 4,500円
(江戸中期) 径約6cm・高さ約5.5cm
完売しました
・右:色絵 山水図 そば猪口 4,500円
(江戸中期) 長径約8.5cm・高さ約6.5cm
完売しました

最後は古伊万里の定番中の定番、そば猪口を大小あわせてご紹介します。


写真ではうまく写せなかったのですが、小のそば猪口の高台は、釉がすべてかかった「ベタ底」になっています。江戸中期のものの特徴のひとつです。


小そば猪口は内側が真っ白、そば猪口のほうはご飯茶碗と同じ、四方襷と山水の一部が染付で入っています。


小そば猪口はとてもスリム。
ドレッシングなどを入れて、七寸皿と一緒に出しても素敵です。


女性の手にも持ちやすい大きさ。ぐい飲みにも良いですね。


台形の、とってもそば猪口らしい形です。
色絵の江戸中期のそば猪口が4,500円、というのはかなり破格のような気がするのですが……。


焼酎をロックで!
おつゆでお蕎麦を召し上がっても、和え物などちょっとお料理を入れても。

今回のこの江戸中期山水図シリーズは、どれも10点以上のご用意があります。年末年始の集まり用の器にお悩みの方や、お料理屋さんにはぜひご検討いただきたいお品です。

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以上、商品のご紹介でした。

次回ブログの更新は、25日金曜日、新店舗・中道通り店のOPENの日を予定しております。新店舗の開店の様子や気になる品揃えなど、お知らせしたく思います。どうぞお楽しみに!

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