お知らせ


2011年9月16日金曜日

<新入荷>熨斗文色絵通りもの(八寸皿・向付・小皿・小向付)・線描き鉢・線描き深皿

皆さまこんにちは。昨日はブログの更新が遅れ、大変申し訳ありませんでした。
気をとりなおして、今日こそ楽しくお読み頂けるブログをお届けできれば、と思っております。

今回も新しく入ってきたお品物のご紹介です。
女性のお客様にも大変人気のある、唐草と花をモチーフにした器が多数揃いました!


________________


お祝いの贈り物に飾られる熨斗と花唐草を用いた、色絵の器が通りもので入荷いたしました!
同モチーフで大小のお皿や向付、なます皿を揃いで用意したものを「通りもの」と呼びます。
今回のお品は大小の向付と、小皿・八寸皿とそれぞれ五客のご用意です。



・熨斗・唐草文 色絵向付と小皿セット五客組 22,000円 
(江戸幕末 小皿径約12cm・高さ約2.5cm / 向付径約8.5cm・高さ約6.5cm)
※完売しました

まずは、向付と小皿のセットのご紹介です。
洋食器のように使って頂きたい、あでやかな組み合わせです。


 カップとソーサーのようにお茶やコーヒーを楽しんでいただけたら。
また、アイスやぜんざいとデザートに使って頂いても。
漆器との組み合わせもしっくりきます。


黒めの呉須が用いられています。内側に、花唐草の見込み。
赤が基調の色絵部分を引き立てます。


形も安定感があります。

 

高台付近の蓮弁文も、線描きとだみを駆使した繊細な出来栄え。
「春引」でしょうか?銘が入っています。


金彩と赤の線描きもとても細やかなつくり。
はみだしがないのがびっくりです。

こちらは縁部分です。とっても小さいですが、木の下で釣りをする人「太公望」がいます。

ほかにも精緻な幾何学文が落ち着きを与えています。

こちらは小皿。径は約12cmですが、写真でみるともっと存在感がありますね。

裏面の縁取りも、向付と同じ、幾何学文と太公望です。写真では小さいですが、左下にちゃんといるんですよ! 


エキゾティックな雰囲気の花唐草。緑と紫の補色も素敵です。


・熨斗・唐草文 色絵八寸皿 五客組 27,000円 
(江戸幕末 径約23cm・高さ約3.5cm)
※完売しました

色絵の八寸皿は七寸皿に比べて使い勝手が良いのですが、なかなか出て来なくて本当に稀少です。
晴れの日の気分を盛り上げてくれる、心強い五客組です。


縁が少し立ち上がり、全体的に安定感のあるつくりです。

こちらも高台に銘、縁に幾何学文と太公望がちゃんといます。


唐草文はエジプト近辺が発祥で、シルクロード経由で奈良時代に日本に伝わってきました。
アラブなど中近東の寺院でもよく用いられることから、「アラベスク(=アラブ風の)」とヨーロッパあたりでは呼ばれるそうです。


確かに、和食器というよりは「アラベスク」という言葉がしっくりきそうな雰囲気です。
色絵の器の華やかさもあるのですが、唐草文の織り成す情緒を強く感じる意匠です。 

こちらも太公望がきちんといます。
「太公望」は釣り人の通称ですが、もとは古代中国の王朝・周の軍師の呂尚(りょうしょう)のことです。周の王・文王が釣りをしている彼の姿を見つけ、「これぞわが大公(=祖父)が望んだ人物」とスカウトしたところから、一般的な呼び名として広まりました。

・熨斗・唐草文 色絵小向付 五客組 7,500円 
(江戸幕末 径約6.7cm・高さ約5cm)
※完売しました

この通りものの最後にご紹介するのは、小向付です。
盃としてお酒を楽しんでいただくのもおすすめです。

本当に向付を小さくした姿をしています。小ぶりなぶん、繊細な出来上がりが強調されています。

ころり、としたシルエット。
お姫様のように可愛らしいですね。

こちらもしっかり描かれた熨斗文。花唐草との調和が素敵です。


時計の12時の方向に、太公望がいるのが見えますでしょうか?約4ミリほどではあるのですが、きちんと釣り糸を垂らしています。


八寸皿にメインディッシュ、小向付にソースを入れておもてなしするのもおすすめです。
これから食べ物もおいしくなる季節です。お祝いごとやクリスマス、お正月にも重宝しそうです。
______________


・唐草文 線描き鉢 12,000円 
(江戸幕末 径約19cm・高さ約8cm)※高台ホツあり
※完売しました

こちらも唐草がモチーフですが、先ほどの色絵とはうってかわって線描きの構成です。
非常にシックな印象をうけます。

深さがしっかりありますので、お煮物や、果物など安定よくおさめてくれます。

唐草文は本来ツタ模様がおおもとなのですが、日本に渡ってからかなり変化してゆきました。
こちらの絵柄は「レースみたい」と愛でられる方もいて、昔の人のデザインセンスに感心してしまいます。


見込みの描き込みも細やか。描いた職人さんは凄いですね。


高台の銘はおなじみの「成化年製」。

残念ですが高台に5ミリほどのホツがあります。
ただ、高台自体の上がりはとてもしっかりしているので、据わりもよく安定しています。

胴部分にはくるりと帯締めを巻いたような文様が。
その下をぽつぽつと梅が咲いています。


________________


・唐草文 線描き深皿 13,000円 
(江戸幕末 径約28cm・高さ約5.5cm)
※完売しました

こちらも線描きによる唐草文の深皿です。
見込みと6か所にお花が咲いた、清楚なデザイン。



裏面にも花唐草があしらわれています。

見込みのお花が太陽のようです。それをめぐる水龍のような文様もとても優美。
花の横顔、と言うのでしょうか?線描きの良さがよく出た絵付けですね。


お料理を二・三種盛り合わせても……。食卓の中心になって、活躍してくれそうです。


以上、商品のご紹介でした。
今回は女性的というか、とても優しい器が揃っています。同じモチーフでも、少し手法を変えることでこんなに変化に富むんだな、とブログを作成していて感じました。


_______________


今週はじめは中秋の名月でしたが、毎晩帰り道は月がきれいで嬉しいです。
上は西公園に咲いていましたムクゲの花。夏の名残の白い花は月明かりにうかぶようでとても素敵です。

次回ブログは19日月曜日の更新を予定しております。来週は連休続きで楽しみですね。夕方は涼しい風の吹く、過ごしやすくなった中道通りに、是非遊びに来て頂けると嬉しいです。

それではまた。

0 件のコメント:

コメントを投稿

ブログ アーカイブ