皆様、こんばんは。
いつも当店のブログをご覧くださいまして、誠にありがとうございます。
…未だ厳しい暑さが続いておりますが、
武蔵野市の街中、緑のカーテンが、
ほんのひとときの涼しさを目に与えてくれます。
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テレビデビューした吉祥寺PukuPuku中道通り店ですが、
放送終了後に、本店古美術福重、
吉祥寺PukuPuku西公園前店・中道通り店各店においては、
ご常連様、初来店のお客様、
本当にたくさんのお客様のご来店を頂きました。
本当にたくさんのお客様のご来店を頂きました。
まずは厚く御礼申し上げます。
☆
「7スタ見たよ!」と、
ご常連様をはじめ、嬉しいお声掛けをその後、多く頂戴しております!
そんな各店内には早速、新入荷のお品物が続々入荷いたしております。
染付椿図6寸皿
38,000円
(江戸中期)
三方、裏柄にも椿でしょうか。
こちらの品物は完品のほかに、
このような高台ホツ、1客25,000円のご用意と、
(高台ホツ1客25,000円は完売しました)
据わりが少々不安定な2客、
各1客25,000円のご用意がございます。
生地の薄さ、色、藍の透明感も見事な、
古伊万里の上手ものでございます。
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白磁に陽刻菊図菊花型なます皿
17,000円
(江戸中期)
径約14㎝・高さ約4㎝
※完売しました
その当時、白磁は祭祀などの場面で用いられることが多く、
一般の染付の食器と比べ、少生産である上に、
比較的高級品として作られたようです。
こちら、まことに繊細な薄作りで、
菊の花型の形状に加え、
表面に陽刻による菊花のポイントが愛らしいアクセントになっており、
乙女心をくすぐります。
こちらの品物は完品のほかに、
このようなごく小さなカケが1ケ所に見られる、
1客9,500円のご用意がございます。
※完売しました
中国の詩人、陶淵明(365~427)が革命による王の交代で、
閑職を捨て帰国し、その後は松と菊を栽培しながら暮らしたことに由来し、
菊は「優雅」、「高い貞節」と結び付けられたとか。
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続いてこちらは見込みに色絵で、
菊の描き込みが愛らしい印象ですが、
手前の白い菊花は花びらの部分を陽刻の技法で仕上げるなど、
細部に凝った様子が見られます。
菊の花型の形状で、先の品物同様、まことに繊細な薄作りであり、
こちらの方がやや深さのある形状となっております。
「正徳(1711~1716)の菊」と呼ばれるほどの一大ブームを巻き起こした菊。
どちらも文様化された典雅な菊文であるがゆえに、
季節を問いません。
長寿延命の願いが見事に結実した、
古伊万里の逸品ではないでしょうか。
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白地を生かしたすっきりとした構図に、
寿文字文と筆の絵柄がまことに洒落た趣です。
蓋と身、其々の見込みに配された寿文字は、
遠目には花のように映ります。
見込みには環状松竹梅、
高台内の銘印には「文化三歳(年)」とあり、
1806年と年代の特定ができ、
店主曰く、あまり見かけない、珍しいものでございます。
裏柄には山水で、すっきりと流麗な印象です。
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吉祥寺PukuPukuと和草さんとのコラボ♪♪
…ご常連様のお話によると、
吉祥寺PukuPukuでお買い上げ頂いた器を和草さんにお持ち込みされ、
その後、和草さんが素敵にコーディネートしてくださったそうです!
(ちなみにこちらは、屋久島萩と姫ギボウシ)
※完売しました
その当時、白磁は祭祀などの場面で用いられることが多く、
一般の染付の食器と比べ、少生産である上に、
比較的高級品として作られたようです。
こちら、まことに繊細な薄作りで、
菊の花型の形状に加え、
乙女心をくすぐります。
このようなごく小さなカケが1ケ所に見られる、
1客9,500円のご用意がございます。
※完売しました
閑職を捨て帰国し、その後は松と菊を栽培しながら暮らしたことに由来し、
菊は「優雅」、「高い貞節」と結び付けられたとか。
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白磁に色絵菊図菊花型なます皿
14,000円
(江戸中期)
径約13㎝・高さ約6㎝
※完売しました
※完売しました
続いてこちらは見込みに色絵で、
菊の描き込みが愛らしい印象ですが、
手前の白い菊花は花びらの部分を陽刻の技法で仕上げるなど、
細部に凝った様子が見られます。
菊の花型の形状で、先の品物同様、まことに繊細な薄作りであり、
こちらの方がやや深さのある形状となっております。
「正徳(1711~1716)の菊」と呼ばれるほどの一大ブームを巻き起こした菊。
どちらも文様化された典雅な菊文であるがゆえに、
季節を問いません。
長寿延命の願いが見事に結実した、
古伊万里の逸品ではないでしょうか。
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お次に江戸時代は後期、古伊万里の品物を3種、
続けてご紹介してまいります。
染付寿文字文と筆図蓋茶碗
1客 3,800円
(江戸中期の後半)
径約11㎝・高さ約7,5㎝
※完売しました
※完売しました
白地を生かしたすっきりとした構図に、
寿文字文と筆の絵柄がまことに洒落た趣です。
蓋と身、其々の見込みに配された寿文字は、
遠目には花のように映ります。
「寿」という文字には、「老いるまでの長い年月」の意味があり、
最上の喜ばしい字とされます。
在庫薄のため、お早めにどうぞ。
ブログ掲載品の在庫状況等、
どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。
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色絵火入れセット
16,000円
(江戸後期)
火入れ:径約10㎝・高さ約7,5㎝
灰吹き:径約6㎝・高さ約10㎝
灰吹き:径約6㎝・高さ約10㎝
※完売しました
わが国への煙草の伝来は慶長10年(1605)説と、
天正年間(1573~92)説があり、元和(1615~24)頃になると、
喫煙の風習が盛んになり、幕府が度々禁止令を出しているほどです。
こうした流行の中で、
こちらのような同意匠の火入れと灰吹きのセットが出現するのは、
元禄前後頃とされ、
華やかな有田磁器の火入れと灰吹きのセットを煙草盆で使えるほど、
喫煙が上層階級にまで普及、浸透したことを表しています。
火入れにほのぼのと描き込まれた文様は竹林と水仙でしょうか。
灰吹きは吸い終わった煙草の灰を捨てるための容器ですが、
一般には竹筒が用いられたようで、磁器で灰吹きとして作られたものも、
竹筒をモデルとした筒形製品がふつうであり、
18世紀後半以降、蓋を付けたものが多いのは、煙草の灰を嫌ったためと、
灰の火が早く消えるようにしたためといわれます。
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本日は江戸中期の古伊万里の佳品から始まりましたが、
最後は江戸後期の古伊万里の佳品で締め括りたいと思います。
染付松図8,5寸皿
12,000円
(江戸後期)
径約26㎝・高さ約4㎝
縁文様はぼかしをきかせた藍の色がまことに上品な味わいを醸し出しており、
職人の卓越した技に魅了されます。
配置よく置かれた松が心地よく、
現代にも通じる、見事なデザイン性が優しく、柔らかく、伝わってまいります。
高台内の銘印には「文化三歳(年)」とあり、
1806年と年代の特定ができ、
店主曰く、あまり見かけない、珍しいものでございます。
裏柄には山水で、すっきりと流麗な印象です。
こちら、8,5寸皿(径約26㎝)と、大きからず小さからず、
程よいサイズ感で、重宝して頂けるかと思います。
江戸時代は後期の古伊万里の染付の一期一会の逸品をぜひどうぞ。
以上、本日のお品物のご紹介でした。
いつも当店のブログをご覧くださいまして、ありがとうございます。
次の更新は8月21日(火)となります。
今後も話題豊富に新入荷のお品物をいち早くご紹介してまいります。
吉祥寺PukuPukuと和草さんとのコラボ♪♪
…ご常連様のお話によると、
吉祥寺PukuPukuでお買い上げ頂いた器を和草さんにお持ち込みされ、
その後、和草さんが素敵にコーディネートしてくださったそうです!
(ちなみにこちらは、屋久島萩と姫ギボウシ)
お問い合わせはお気軽にどうぞ。
吉祥寺PukuPuku西公園前店
0422-27-5345
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