皆様、こんばんは。
いつも当店のブログをご覧くださいまして、誠にありがとうございます。
…朝夕はいくぶんしのぎやすくなりましたが、
日中の残炎の日差しはじりじりと、容赦なく続いておりますね 。
日中の残炎の日差しはじりじりと、容赦なく続いておりますね 。
そんな晩夏の西公園前店外、
手焙り(非売品)の中で、めだかたちが元気です。
手焙り(非売品)の中で、めだかたちが元気です。
最近は餌やり時に、そっと近づいてくるようになりました。
そんな姿に、ほっと癒されています。
…賑やかなのは店外のめだかだけではありません。
6月から定休日をなくした吉祥寺PukuPuku西公園前店・中道通り店、
そして本店国分寺の古美術福重には新入荷のお品物が日々続々入荷中で、
各店内、大変賑わっております。
皆様のお越しをスタッフ一同、心よりお待ちいたしております。
★
尚、国分寺の本店、古美術福重はこれまでと同じく月曜定休を頂きますが、
今月来月と誠に勝手ながら、全火曜日を臨時休業いたします。
(古美術福重:042-327-3444)
古来より神聖な植物として扱われた麻。
「魔除け」の力があると信じられたことから、
麻葉文様には邪悪なものの視線を、
他にめぐらせる効果があるとされ、産着などに多く用いられました。
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同じく、蝶がモチーフですが、
散りゆく桜の花びらを蝶に見立てた趣向で、
なんとも洒落ています。
見込みには野の草花が愛らしく文様化されています。
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※完売しました
美味しそうに実った桃と、
見込みにはその桃の花でしょうか。
愛らしい表情の小皿で、女性におすすめの一枚です。
と申しますのは、桃は「三柑の実」のひとつで、
「三柑の実」とは桃・桔(みかん)・柘榴のことで、
風水では女性を幸運に導くモチーフといわれます。
ちなみに桃は「厄除け」を表します。
※どの印判小皿も在庫薄のため、お早めに!
お問い合わせはお気軽にどうぞ。
続いてご紹介しますのは、
見込みには麒麟が。
手描きのため、1客毎に味わい深い表情を異にします。
ひとつひとつが愛らしく、バランス良く配置された丸文内には、
青海波に人物、灯籠と馬などユーモラス。
どれも細やかな描き込みで、お楽しみ頂けます。
口縁部にも丸文が。
さらに高台の内側にまで!
「大明嘉靖年製」の銘がございます。
蓋の高台部分も同様の仕上がりとなっております。
上品かつモダンな1客をぜひどうぞ。
在庫薄のため、お早めに。
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続いて、明治前期の愛すべき小品を2種、ご紹介してまいります。
酒盃として、薬味や珍味入れとして、お楽しみくださいませ。
見込みにはツタの葉でしょうか。
錦としては比較的あっさりとした絵柄のもので、
梅の木などの自然の情景がほのぼのとしたタッチで描かれています。
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知恵・知識を表す巻物とともに描かれた見込みの麒麟は、平和の象徴で、
先にご紹介の染付丸文散らし図蓋茶碗とまた様相が異なります。
側面には藍の濃淡優しく美しく、
画面いっぱいの花と唐草文様が描かれ、静謐な雰囲気です。
「源六製」の銘がございます。
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続いて、ベロ藍の色強く鮮やかで美しい品物を3種、
ご紹介してまいります。
版が入っており、しっかりとひと手間かけています。
食卓が楽しくなる一客をぜひどうぞ。
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続いてはこちら、
捻文様が型紙摺りのみじん唐草と手描き彩色部分との併用で
構成されており、独特の素朴な魅力があります。
見込みには目跡が。
型紙摺りの器には窯での重ね焼きの跡(目跡)が残っているものが多く、
稀に蛇の目釉剥ぎのある場合もあります。
見込み画面いっぱいに詰め込まれた文様の中には、
鳥のような、龍のような何かが隠れんぼしております。
裏柄はなんとも華やか。
モダン、エキゾチック、…そんな言葉が似合いそうな表情です。
捻文様は縞文様のひとつで、
縞を捻じることで文様に動きや変化が加わりますが、
捻じり加減に個性や技量が現れる文様だといえます。
冬に使ってはいけないという決まりはございませんが、
「捻」の持つイメージの水や涼を欲するこの残暑にお使い頂くと、
より楽しいと思います。
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本日最後に珍しい1客をご紹介します。
通常の場合は、見込みに余白を取り、松竹梅等が描かれておりますが、
店主曰く、こちらのような総みじんは珍しいとのことであります。
シンプルであるがゆえの迫力とサイズの存在感が圧巻です。
みじん唐草は萩唐草の枝がないような唐草模様で、
江戸中期から明治にかけて、その模様が配された器は数知れず、
江戸時代はほとんどが手描きでしたが、
明治になると型紙を使った印判染付が急速に普及しました。
裏柄は手描きによる迫力あるタコ唐草で、
裏返すと新鮮な驚きが待ち構えています。
おもてなし時にお料理を選ばず、大活躍します。
贈り物としても喜ばれそうです。
ただ今、 吉祥寺PukuPuku西公園前店では、
その他様々な大皿を豊富に取り揃えております。
「魔除け」の力があると信じられたことから、
麻葉文様には邪悪なものの視線を、
他にめぐらせる効果があるとされ、産着などに多く用いられました。
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銅版転写染付四方に蝶図小皿
1客 800円
(明治後期~大正)
径約13㎝・高さ約3㎝
※完売しました
※完売しました
同じく、蝶がモチーフですが、
散りゆく桜の花びらを蝶に見立てた趣向で、
なんとも洒落ています。
見込みには野の草花が愛らしく文様化されています。
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銅版転写色絵流水に桜と蝶図小皿
1客 700円
(明治後期~大正)
径約13㎝・高さ約3㎝
※完売しました
※完売しました
淡く優しい雰囲気で、流水に桜は、
流れゆく桜に幸せな未来への祈りを込めたのでしょうか。
戯れる蝶の配置もいいですね。
銅版転写染付桃図小皿
1客 700円
(明治後期~大正)
径約12,5㎝・高さ約2,5㎝
美味しそうに実った桃と、
見込みにはその桃の花でしょうか。
愛らしい表情の小皿で、女性におすすめの一枚です。
と申しますのは、桃は「三柑の実」のひとつで、
「三柑の実」とは桃・桔(みかん)・柘榴のことで、
風水では女性を幸運に導くモチーフといわれます。
ちなみに桃は「厄除け」を表します。
※どの印判小皿も在庫薄のため、お早めに!
お問い合わせはお気軽にどうぞ。
(吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345)
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染付丸文散らし図蓋茶碗
1客 1,300円
(明治後期~大正)
径約11㎝・高さ約8,5㎝
※完売しました
※完売しました
続いてご紹介しますのは、
薄作りで丁寧に仕上げられた染付蓋茶碗の上手ものです。
見込みには麒麟が。
手描きのため、1客毎に味わい深い表情を異にします。
ひとつひとつが愛らしく、バランス良く配置された丸文内には、
青海波に人物、灯籠と馬などユーモラス。
どれも細やかな描き込みで、お楽しみ頂けます。
口縁部にも丸文が。
丁寧な絵付けは高台にご注目です。
びっしり描き込まれた雷文は…、
さらに高台の内側にまで!
「大明嘉靖年製」の銘がございます。
蓋の高台部分も同様の仕上がりとなっております。
上品かつモダンな1客をぜひどうぞ。
在庫薄のため、お早めに。
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酒盃として、薬味や珍味入れとして、お楽しみくださいませ。
色絵梅の木と籠目図小向付
1客 1,300円
(明治前期)
径約5,5㎝・高さ約4㎝
※完売しました
※完売しました
見込みにはツタの葉でしょうか。
錦としては比較的あっさりとした絵柄のもので、
梅の木などの自然の情景がほのぼのとしたタッチで描かれています。
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染付四方に花と見込み麒麟図小向付
1客 1,300円
(明治後期~大正)
径約5,5㎝・高さ約4,5㎝
※完売しました
※完売しました
知恵・知識を表す巻物とともに描かれた見込みの麒麟は、平和の象徴で、
先にご紹介の染付丸文散らし図蓋茶碗とまた様相が異なります。
側面には藍の濃淡優しく美しく、
画面いっぱいの花と唐草文様が描かれ、静謐な雰囲気です。
「源六製」の銘がございます。
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続いて、ベロ藍の色強く鮮やかで美しい品物を3種、
ご紹介してまいります。
型紙摺り染付人物と牡丹と梅の木図輪花角皿
5,500円
(明治前期)
長径約29㎝・高さ約5㎝
※完売しました
気の合う仲間との酒宴は今も昔も喜びに変わりなく、
楽しい時間はあっという間に過ぎてゆきます。
※完売しました
気の合う仲間との酒宴は今も昔も喜びに変わりなく、
楽しい時間はあっという間に過ぎてゆきます。
勘酒 (酒を勧む)
勧君金屈巵 (君に勧む金屈巵<きんくつし>)
満酌不須辞 (満酌辞するを須<もち>いず)
花發多風雨 (花發<ひら>けば風雨多く)
人生足別離 (人生別離足る)
勧君金屈巵 (君に勧む金屈巵<きんくつし>)
満酌不須辞 (満酌辞するを須<もち>いず)
花發多風雨 (花發<ひら>けば風雨多く)
人生足別離 (人生別離足る)
于武陵の「勧酒」の世界を彷彿とさせます。
井伏鱒二のかの有名な名訳はこちら。
この杯を受けてくれ
どうぞなみなみ注がしておくれ
花に嵐のたとえもあるぞ
さよならだけが人生だ
この杯を受けてくれ
どうぞなみなみ注がしておくれ
花に嵐のたとえもあるぞ
さよならだけが人生だ
ちなみに寺山修司はこの名訳の後に、
「さよならだけが人生ならば また来る春はなんだろう」
と歌ったそうです。
「さよならだけが人生ならば また来る春はなんだろう」
と歌ったそうです。
人物の傍らの牡丹と梅の木の意匠が、
藍一色の画面で、まことに華やかな彩りを加えております。
輪花長角皿の額縁のような形の美しさも、
華やかさな印象を受ける大きな要因であり、
縁文様の愛らしい麻葉繋ぎと、
版が入っており、しっかりとひと手間かけています。
食卓が楽しくなる一客をぜひどうぞ。
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型紙摺り染付捻文鉢
8,500円
(明治前期)
径約23㎝・高さ約8㎝
※完売しました
※完売しました
続いてはこちら、
捻文様が型紙摺りのみじん唐草と手描き彩色部分との併用で
構成されており、独特の素朴な魅力があります。
見込みには目跡が。
型紙摺りの器には窯での重ね焼きの跡(目跡)が残っているものが多く、
稀に蛇の目釉剥ぎのある場合もあります。
鳥のような、龍のような何かが隠れんぼしております。
裏柄はなんとも華やか。
モダン、エキゾチック、…そんな言葉が似合いそうな表情です。
捻文様は縞文様のひとつで、
縞を捻じることで文様に動きや変化が加わりますが、
捻じり加減に個性や技量が現れる文様だといえます。
冬に使ってはいけないという決まりはございませんが、
「捻」の持つイメージの水や涼を欲するこの残暑にお使い頂くと、
より楽しいと思います。
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本日最後に珍しい1客をご紹介します。
染付総みじん1尺4寸大皿
19,000円
(明治前期)
径約43,5㎝・高さ約5㎝
※完売しました
※完売しました
通常の場合は、見込みに余白を取り、松竹梅等が描かれておりますが、
店主曰く、こちらのような総みじんは珍しいとのことであります。
シンプルであるがゆえの迫力とサイズの存在感が圧巻です。
みじん唐草は萩唐草の枝がないような唐草模様で、
江戸中期から明治にかけて、その模様が配された器は数知れず、
江戸時代はほとんどが手描きでしたが、
明治になると型紙を使った印判染付が急速に普及しました。
裏柄は手描きによる迫力あるタコ唐草で、
裏返すと新鮮な驚きが待ち構えています。
おもてなし時にお料理を選ばず、大活躍します。
贈り物としても喜ばれそうです。
ただ今、 吉祥寺PukuPuku西公園前店では、
その他様々な大皿を豊富に取り揃えております。
(※今後も続々入荷予定)
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以上、本日のお品物のご紹介でした。
いつも当店のブログをご覧くださいまして、ありがとうございます。
★
次の更新は8月31日(金)となります。
今後も話題豊富に新入荷のお品物をいち早くご紹介してまいります。
今宵の西公園は月が綺麗です。
お問い合わせはお気軽にどうぞ。
吉祥寺PukuPuku西公園前店
(^O^)/0422-27-5345
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