皆様、こんばんは。
園内ではバラがまさに最盛期でした。
バラと一口に言っても、多種多様なバラが咲き誇っており、
そのどれもが其々に美しく、そして芳しく、
しばし優雅な気分に。
この季節、今だけの贅沢です。
この季節、今だけの贅沢です。
打って変わって園内温室の中では、悠々とバナナが葉を茂らせ、
少し歩くと、カカオの実がトロピカルな雰囲気で、楽しみました。
温室の中ではまた、スイレンがきれいに開花しており、
優しく、涼しげな雰囲気で、
疲れた心をそっと癒してくれました。
本日から6月、月が新しくなりまして、定休日がなくなる吉祥寺PukuPuku西公園前店・中道通り店を皆様、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
尚、国分寺の本店、古美術福重はこれまでと同じく月曜定休を頂きますが、誠に勝手ながら、6月は第一・二・三火曜日を臨時休業いたします。何卒よろしくお願いいたします。
それでは本日も新入荷のお品物のご紹介です。
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青磁に銅判転写菊と青海波文ねじり型筒花生け
8,000円
(明治後期)
長径約13㎝・高さ約30㎝
(明治後期)
長径約13㎝・高さ約30㎝
ねじり型という凝った形状の、こちらの筒花生けは、ひょっとすると中に灰が入っていて、長寸の手焙りだったのかもしれません。
青磁の発色美しく、のびやかに描かれた菊の面と、
細かな青海波の面がさわやかに、交互に目を楽しませてくれます。
どこまでも続く海の波を表現した青海波は古くは埴輪にも見られ、波の円をどこまでも広げてゆけることから、「平穏な波のように、人々の生活が穏やかであり続けてほしい」という願いが込められています。
内側も施釉されており、内側底部には目跡が見られます。
青海波のポジティブパワー溢れるこちらのねじり型筒花生けに、枝ものなどを大胆に活けてみてはいかがでしょうか。
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色絵松竹梅に鳥図縁立ち5寸皿
1客 1,800円
(明治前期)
径約13㎝・高さ約3㎝
※完売しました
(明治前期)
径約13㎝・高さ約3㎝
※完売しました
縁立ちの5寸皿は用途いろいろ、重宝します。
ほのぼのとしたタッチで描かれた絵柄は比較的あっさりとしており、
白地を生かしたすっきりとした構図の中で、
赤のアクセントが2ケ所で効いています。
裏柄には宝尽くしです。
盛り付け方によって、カジュアルにもフォーマルにも表情が変わって、お楽しみ頂けるこちらの縁立ち5寸皿、デザートや前菜、サイドディッシュなどにぜひどうぞ。
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江戸幕末~明治前期の向付、蓋茶碗など満載の、
吉祥寺PukuPuku西公園前店内入口付近。
ベロ藍線描き向付
(明治前期)
右:1客 2,500円・径約8㎝・高さ約6㎝※完売しました
上写真左手の小向付は、手のひらにすっぽり収まるサイズで、
愛らしさこの上ないです。
絵柄のモチーフはボタンでしょうか。
ベロ藍一色の勢いある線で埋め尽くされ、まことに華やかな印象です。
見込みの環状松竹梅周囲に渦巻き文、
高台内には「富貴長春」、絵付けも丁寧な上手ものです。
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日々続々入荷中、
所狭しと古伊万里や幕末伊万里の品物が並ぶ、
吉祥寺PukuPuku西公園前店内。
吉祥寺PukuPuku西公園前店内。
ベロ藍見込み市松文鉢
12,000円
(明治前期)
径約28,5㎝・高さ約10㎝
※完売しました
(明治前期)
径約28,5㎝・高さ約10㎝
※完売しました
器面一面に施された市松文様が大変モダンな印象です。
現代にも通じるデザイン性が見事です。
縁文様、四方に大胆に描き込まれているこちら、蝶でしょうか。
華やかな印象に仕上がっております。
裏柄には花をあしらった唐草文とこちらは雨龍でしょうか。
可愛らしい表情を添えております。
大ぶりなサイズのこちらのベロ鉢、
お料理や果物ををたっぷり盛り付けるだけではなく、
これからの季節は酒器を冷やす器として気のきいた演出をしたり、
用途いろいろ、バラエティ豊かにお洒落にお使い頂けます。
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華やかな色絵のお品物満載の吉祥寺PukuPuku西公園前店。
色絵菊図舟型皿
(明治前期)
上:1客 2,500円・縦横約11×17㎝・高さ約3,5㎝
下:1客 2,800円・縦横約11,5×16,5㎝・高さ約3,5㎝
※完売しました
香のもの、または刺身用にいかがですか。
シンプルなメニューも豊かな風合いに頂けます。
お先に上写真上方のこちらのお品物をご紹介します。
どちらも絵柄のモチーフは菊ですが、
こちらは色合い控えめで上品な印象です。
立ち上がりには赤地に金で羊歯状の唐草文と、
濃い藍に赤い小花が愛らしく、効いています。
裏柄には巻物と、宝尽くしです。
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お次は上写真下方のこちらのお品物をご紹介します。
どちらも絵柄の主役モチーフは菊ですが、
こちらは色合い控えめながら、画面が区分けされ、さらに梅が加わり、
優しく華やかな印象です。
こちらも立ち上がりの赤が効いています。
裏柄には同じく巻物と、宝尽くしです。
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お楽しみ頂ける要素満載の上手の角盃洗を本日最後にご紹介します。
銅判転写角盃洗
跳びはねる馬、
宴会がはじまった布袋様ご一行、
浮遊する千鳥、
長い橋が描かれた山水図と、日本的な文様が続きます。
細かい文様を均一に美しく仕上げる印判の利点が生かされた逸品です。
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以上、本日のお品物のご紹介でした。
いつもブログをご覧くださいまして、ありがとうございます。
次の更新は6月5日(火)となります。
今後も話題豊富に新入荷のお品物をいち早くご紹介してまいります。
お問い合わせはお気軽にどうぞ。
吉祥寺PukuPuku西公園前店
0422-27-5345
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