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先週末、西公園でゲンジボタルの鑑賞会が行われていました。
中の様子を写真でお伝えできないのが残念です。
ちょっと目を閉じて300匹の蛍が暗闇でそれぞれ光っているのをご想像ください。
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……やはりお伝えしにくいですね。
蛍の光にもさまざま動きがあり、自然のなす業に勝てるものはないのでは、と思ってしまいました。
この鑑賞会は武蔵野ユネスコさんの主催で毎年行われています。東京育ちのゲンジボタルが、吉祥寺PukuPukuスタッフを別の世界に連れていってくれました。九州などの本当に水のきれいな地域では、「星空が動いた」といわれるほどの蛍が見えるそうなのですが……。いつか見たいものです。
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蛍の光が自然のなす芸術なら、やきものも土と火、そして人がなす芸術です。
今回は新入荷のお品物のご紹介です。
可愛らしいものがたくさん集まっています。
吹き墨 モダン柄碗
500~600円
(昭和戦前)
径約11cm・高さ6cm
可愛いお茶碗がたくさん!どれも絵柄が違います。
吹き墨とは、水で溶いた呉須や鉄などの顔料を専用の霧吹きでふき付けていく技法のこと。型を使って絵柄を付けるので、ステンシルのようにやわらかな印象の絵付けができます。
では、それぞれ紹介していきます。
桔梗のような五弁花に、桐の絵柄(完売しました)。
ぽちぽち、とのせられた赤が効いています。
こちらは藍のなかにふわりと白いお花が浮かんでいます(完売しました)。
なかな幻想的ですね。
綿菓子のような菊(完売しました)、
さりげないピンクが引き立ちます。
……ここまでの3つが500円のお品です。
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こちらからは600円のお品をご紹介します。
まずはどんぐり柄。(完売しました)
スタッフの間でも人気がありました。
やわらかく、やさしく。
配色や吹き墨の加減が絶妙です。
和食器というよりは、北欧の食器に近い感じがしませんか?
やさしいながらも力強い、鯉のお茶碗(完売しました)。
ちゃんとしっぽも振ってくれています。
水しぶきがこちらまでとんできそうな……。
こちらは「一富士、二鷹、三なすび」の絵柄です。
初夢に見ると良い縁起物ですが、何ともユーモラス。
富士にかかった鷹が影絵みたいですね。
完売しました
同じ器で、こちらはなすびの部分です。
そういえば、そろそろナスが美味しい季節!
甘そうな色遣いのいちご(完売しました)。
イギリスのウィリアム・モリスのテキスタイルにも登場のいちご、
和食器ではなかなか珍しいのでは。
葉の表面のつやも表現されています。
ちなみに吹き墨ではありませんが、
こんな紅いいちごのお碗もあります。
(完売しました)
(500円 昭和戦前 径約11.5cm・5.5cm)
すずめ好きの方、お待たせしました!
どこか幻想的な竹林雀図のお碗です。(完売しました)
約3cmほどのおチビなすずめですが、目は強そう……。
吹き墨のこのシリーズ最後は網ひき図。
笠蓑すがたの漁師さんが
富士山のふもと(?)で網を引っ張っています。
※完売しました
うんせ、うんせと掛け声が聞こえてきませんか?
吹き墨は、職人さんが専用の霧吹きに口から息を吹き込んで施しました。エアコンプレッサーなどはなかった時代ですから、管にふうふうと吹いていったわけです。頬っぺたが痛くなった人もいたことでしょう。何となく、この漁師と職人さんの姿が重なってきます……。
店内でもほのぼのと彩りを添えてくれています。
お碗は手との相性もありますので、ぜひお手に取ってご覧頂きたいものです。
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色絵金魚図盃洗
12,000円
(明治前期)
径約14cm・高さ約13cm
※完売しました
こちらも可愛い!金魚の盃洗です。
吉祥寺PukuPukuのキャラクターでもあります。
外側は、蛇籠に水草と、水中を表現したものでしょうか。
赤と、本当に金色の金魚がいます。
ひれが揺れている様子が伝わってきますね。
アクセントをつけるように、赤地に唐花(からはな)が浮かびます。
見込みには蝶々も。
紫と朱の組み合わせがお洒落です。
脚元にはお花も咲いています。
4匹の金魚と2羽の蝶々が遊ぶ小さな盃洗。
何を入れて楽しもうか、想像がふくらむ一点です。
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左上:瑠璃釉千鳥型小皿
1,300円
長径約7cm・高さ約2cm
※完売しました
右上:金彩と印判千鳥図菱型小皿
400円
長径約9cm・高さ約2cm
(2点とも大正~昭和戦前)
※完売しました
何かと便利な小皿たち。人気の千鳥です。
まずは菱形のものから。
白地に赤・青・金が映えます。
菱形のお皿はすわりが悪くなりがちですが、
こちらはぺたん、と落ち着いています。
なんて小さい千鳥なんでしょう……。
1cm位の大きさです。
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こちらの千鳥は7cmの大きさ。
もう可愛いのひと言!
高台もちゃんと千鳥型。
型を使い、波も表現しています。
なんとなく、お母さん千鳥のなかにこどもの千鳥がいるような気がしませんか。
ちなみに野生の千鳥(正確にはコチドリ)は擬傷(ぎしょう)という行為をします。タカなどの外敵が近づくと、親鳥がケガをしたふりをして巣から離れ、自分に注意を向けさせてヒナを守るのです。
いじらしいですね。
以上、お品物のご紹介でした。
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今月から吉祥寺PukuPuku西公園前店・中道通り店は定休日がなくなりました。
水曜日もOPENしております!
気になるものがありましたら、お気軽にお問合せ下さいませ。
吉祥寺PukuPuku西公園前店
0422-27-5345
タロウくん(ママと車でご来店)
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