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本日3月6日は、暦の二十四節気のひとつで、啓蟄に当たります。
“啓”は『ひらく』、“蟄”は『土中で冬ごもりしている虫』の意で、 文字通り地中で冬ごもりしていた虫が春の到来を感じ、草木が芽吹く と同時に、地上へ這い出してくるという意味です。
まだまだ寒い日が続き、お天気も不安定ですが、この時期、暦の上では、北国では 福寿草が咲き、東京ではモンシロチョウが見られるといいます。
(上写真:沈金福寿草と梅図黒漆脚付き膳、2,200円、縦横約36㎝×36㎝・高さ約6㎝)
(染付蝶と山葡萄図鉢、8,500円、江戸幕末、径約17㎝・高さ約7㎝)
※完売しました
※完売しました
蝶といえば、荘子が夢で魂が体から抜け出て、胡蝶となって百年も花と遊んだという伝説から、縁起の良い文様とされてきました。
また蝶は生涯同じパートナーと過ごすという生態から、“夫婦円満”の象徴とされ、婚礼衣装に施されるモチーフとして好まれてきました。
中国では「蝶」の発音が「長」と同じことから、“長命”を表す文様でもあります。
吉祥寺PukuPuku西公園前店には今後も蝶文様のお品物は多数入荷いたします!
是非、探しにいらしてくださいね!!
また、昨日閉店後、店主が納品のため、吉祥寺にまいりました際、ヒキガエルを見かけ、車に轢かれないような安全な場所にそっと置いてあげたそうです。
また、昨日閉店後、店主が納品のため、吉祥寺にまいりました際、ヒキガエルを見かけ、車に轢かれないような安全な場所にそっと置いてあげたそうです。
…閑話休題、啓蟄の本日は選りすぐりの春らしい新入荷のお品物をご紹介してまいります!
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・銅印判桜更紗文小皿 1客500円
(明治後期~大正)
径約13cm・高さ約2,5cm
径約13cm・高さ約2,5cm
※在庫わずか
本日最初にご紹介の品物は心春めき立つ印判小皿でございます!
七宝を連想させる円内に桜があしらわれ、華やかです。
上写真のように数並べると、さらに華やかさが増します。
使える印判小皿、是非この機会に、5客または6客、お手元にいかがですか。
食卓がぱっと春めきます。
判のズレが顕著なものはひとつの“味”として、お楽しみ頂けたらと思います。
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・桜型小皿 1客500円
(大正~昭和戦前)
径約11,5cm・高さ約2cm
径約11,5cm・高さ約2cm
※完売しました
続きましても、春らしい清楚な小皿をご紹介いたします。
花びら部分が浮き上がるような成型で、しべの濃さがそれぞれ異なります。
縁は波型になっており、裏面の表情も優しげです。
お手にされる度に、ふんわりと優しく、心癒されそうです。
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・銅印判菊2輪図小皿 1客700円
(明治後期~大正)
径約12,5cm・高さ約3cm
径約12,5cm・高さ約3cm
※完売しました
画面構成が大変モダンで目を引く印判小皿が入荷しました!
菊の花を等分し、大きく左右に配し、その間には素地の白をうまく活かして、光琳風の小菊を動的に散らしています。
菊尽くしの大胆な表現に驚かされます。
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・銅印判三方に獅子図小皿 1客500円
(明治後期~大正)
径約10,5cm・高さ約2cm
径約10,5cm・高さ約2cm
※完売しました
獅子がユーモラスに笑う、大きさも小ぶりで可愛い印判小皿が入荷しました。
漫画みたいです。
在庫枚数残りわずかで、濃いもの、薄いものがございます。
毎回、終わりに登場させて頂いております、うちの猫に似ています(笑)。
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(明治後期~大正)
径約12cm・高さ約3cm
径約12cm・高さ約3cm
※完売しました
図変わり(珍しい絵柄)の印判小皿が入荷しました。
ストーリー性のある面白い構成になっております。
牛は家畜としてばかりでなく、役牛として、農耕(耕牛)や運搬(牛車)等のための貴重な動力としても利用されてきました。
農作業に勤しむ人々の姿が見られます。
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・銅印判蝶と桜図小皿 1客700円
(明治後期~大正)
径約13cm・高さ約3cm
径約13cm・高さ約3cm
※完売しました
冒頭で触れた蝶文様ですが、早速入荷が!
しかも蝶と桜の絵柄で、春らしさ満点です!!
文様化された蝶の意匠もさることながら、桜の配し方も巧みで、この時期に相応しい春らしく華やかな、幸福感漂う1枚です。
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・銅印判鶴と桜図小皿 1客500円
(明治後期~大正)
径約10,5cm・高さ約2cm
径約10,5cm・高さ約2cm
※完売しました
続いて、こちらも桜があしらわれた、画面構成の面白い印判小皿のご紹介です。
桜によって縁どられた中には波の上で戯れる3羽の鶴と、カキツバタでしょうか、小さな1枚の中で、盛り沢山な内容ですね。
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・銅印判輪線に丸文に船図蓋茶碗 1客800円
(明治後期~大正)
径約11cm・高さ約7,5cm
径約11cm・高さ約7,5cm
※完売しました
とってもモダンで、可愛らしい蓋茶碗が入荷いたしました!!
大胆で目を引くデザインです。
蓋部分三方に配された丸文には愛らしい船乗りさんが、身の部分三方には宝船が覗きます。
身の部分の見込みには壽。
蓋部分の見込みには環状の松竹梅です。
キャンディボックスや小物入れにして頂いても、可愛いと思います。
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ただ今、吉祥寺PukuPuku中道通り店では豊富に酒器を取り揃えております。
中でも、「陸奥の友」の刻印のある酒器(徳利・皿・盃)が数多く入荷中でございまして、店内でも特別な存在感を持っております。
「陸奥の友」とは 大正初期から続く岩手の及川酒造さんの日本酒の銘柄であり、その後、及川酒造さんを含む蔵元2社が合併するまでの間に、「陸奥の友」は及川酒造さんにより、歴代、さまざまなノベルティが世に送り出されていたようです。
現時点で「陸奥の友」刻印の酒器については上写真のような各種お取扱いとなり、詳細は以下の通りでございます。
左から時計まわりにご紹介します。
尚、以下各種、大正初期~昭和戦前のデッドストックのものでございます。
尚、以下各種、大正初期~昭和戦前のデッドストックのものでございます。
・赤絵梅図陸奥の友徳利(500円、径約4㎝・高さ約12,5㎝)
・陸奥の友徳利(400円、径約6㎝・高さ約18,5㎝)
・陸奥の友大徳利(800円、径約10,5㎝・高さ約18㎝)
・陸奥の友ガラス盃2種(300円、径約4,5~4,7㎝・高さ約3~5㎝)
・陸奥の友盃2種
(上:200円・径約4㎝・高さ約3,2㎝)
(下:100円・径約5㎝・高さ約2,4㎝)
・陸奥の友小皿(400円、径約13㎝・高さ約2,5㎝)
レトロな雰囲気で、お楽しみ頂けると思います。
また、吉祥寺PukuPuku西公園前店にも、2月7日のブログでご紹介の盃、のぞき等、酒器を取り揃えてございます。
こちらもよろしくお願いいたします!
中道通り店にはこのようなお品物も!!
(※昭和30年代のデッドストックのもの)
(※昭和30年代のデッドストックのもの)
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以上、お品物のご紹介でした。
いつもブログをご覧くださいましてありがとうございます。
次の更新は9日(金)となります。
今後も話題豊富に新入荷のお品物をいち早くご紹介してまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。
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