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今日は3月9日、
流れる季節の真ん中でふと日の長さを感じる今日この頃です。
今朝のラジオで、今年の東京の桜の開花予想は3月27日頃と聞きました。
(桜図盃洗、3,300円、大正、径約13㎝・高さ約10,5㎝、
見込みに桜の花びら、※完売しました)
今日の吉祥寺はあいにくのお天気でしたが、ひと雨ごとに春を呼ぶと思えば、雨降りの日も心楽しく、また、風はまだ寒いですが、
上写真のように吉祥寺の街角、
あちこちに春の色と香りがあふれていて、春は間近なのだと感じます。
3月の風に想いをのせつつ、
本日も選りすぐりの新入荷のお品物をご紹介してまいります!
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・染付タコ唐草なます皿 5Pセット 55,000円(江戸後期)
(そのうち1客に高台ホツ有り)
径約15cm・高さ約5cm
※完売しました
本日最初にご紹介の品物は、
江戸後期のタコ唐草文様のなます皿でございます。
合わせてご覧くださいませ。
表面の細密で丁寧なタコ唐草の描き込みと、
深さのある藍の色には品格を感じます。
見込みの環状松竹梅もしっかり描かれ、
上手のものであることがうかがえます。
裏面には二重線にダミを入れた大胆な唐草が周囲をめぐります。
器の内側と外側で異なる表情の唐草文様をお楽しみください。
縁はやや立ち上がった輪花型で、使いやすそうです。
お料理映えするタコ唐草文様の器は人気が高く、
当店でもおすすめしております。
残念ながら、5客セットのうち、1客に高台ホツがございます。
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・染付葉の唐草図なます皿
5Pセット 42,000円(江戸後期)※5客セットは完売しました
(そのうち1客に高台ホツ有り)
径約15cm・高さ約5cm
◎バラ売り有り、1客7,500円(※バラ売りの在庫2客とも高台ホツ有り)
※バラ売り完売しました
唐草の魅力は尽きることを知りません。
手の込んだ唐草文様のお品物が入荷いたしました。
葉だけの唐草は当時流行した絵柄で、こちら、
見込みの環状松竹梅もしっかりと描かれた上手ものです。
裏柄の側面いっぱいに描かれた唐草は丁寧な描き込みです。
縁はやや立ち上がった輪花型で、何を盛り付けるのにも大活躍です。
残念ながら、5客セットのうち1客に、高台ホツがございます。
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引き続き、同時代のなます皿をご紹介します。
色合いが控え目で上品な印象です。
線ものびやかに、身近な草花と松竹梅が丁寧に描かれております。
裏柄の側面いっぱいに唐草が丁寧に描かれ、
また、高台周囲に見られる○×文は上手のものに多く見られるものです。
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・(左)染付三方につばき図くらわんか皿(径約14,5cm・高さ約4,5cm)
・(右)染付竹と二方に窓絵宝文くらわんか皿(径約14cm・高さ約5cm)
ともに江戸中期、1客5,500円(※完売しました)
『くらわんか』とは、江戸中期に、伊万里でさかんに焼かれていた、
厚手の素朴な磁器のことであり、
大阪淀川の飯屋が、川を渡る客に対して、
「くらわんか」と声をあげながら、
この器に入れた酒や餅を売っていたことに由来します。
[染付三方につばき図くらわんか皿]
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・染付杉と太鼓橋図向付
5客組 14,000円
(江戸後期)
径約9cm・高さ約6cm
※完売しました
すっきりと瀟洒な向付が入荷しました。
5客並べた様は、まるでひとつの風景のようです。
見込みには帆かけ船でしょうか。
口縁部も凝っています。
ぐるり一周すると、白地をうまく活かし、変化のある面白い構成で、
側面下部は波を表しているのでしょうか。
海辺、あるいは湖辺のどこかで、このような風景を見たことがあります。
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・染付花と幾何学文大向付
6,500円
(江戸後期)
径約10,5cm・高さ約8cm
※完売しました
大ぶりで凝った造りの向付が入荷しました。
口が開いた輪花型の形状で、縁部の藍の色の濃淡がきれいです。
側面は白地を活かした2種の絵柄の連続文様で、丁寧な仕上がりです。
やや深めなので、工夫次第ではいろいろな使い道がありそうです。
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・色絵三段重
22,000円
(江戸後期)
径約11cm・高さ約19,5cm
本日最後にご紹介の品物はやや小ぶりで愛らしい印象の色絵三段重です。
容量は下段が一番大きく、高さは約7cm、中段、上段が、
それぞれ約5cmとなっております。
中段、上段の裏面は施釉してあります。
テーブルに直置きされても大丈夫です。
また、段重のお楽しみとして、一段だけを蓋ものとしてお使い頂けます。
3種の花文様のさらっと描いたような何気ない筆使いがいいですね。
和菓子やお菓子を入れて、ティータイムにいかがですか。
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