いつも当店のブログをご覧頂きましてありがとうございます。
昨日今日と、東京、吉祥寺、中道商店街はあいにくの雨が続き、傘を差して足早に歩いていく人々の姿を店内から多く見かけました。
雨といえば、北原白秋先生作詞の童謡「あめふり」を思い出します。
あめあめ ふれふれ かあさんが じゃのめで おむかい うれしいな ♪
そんな雨の日に欠かせない傘ですが、吉祥寺PukuPuku西公園前店には、只今、蛇の目傘のモダンなデザインの印判小皿が入荷しております。
(写真上:青蛇の目、800円/径約11cm・高さ約2.5cm)
(写真下:緑蛇の目、700円/径約11cm・高さ約2.5cm)
また、上写真のように、印判小皿を皿立て(小・1600円)と合わせてのギフトもおすすめしております。
可愛くて、素敵だと思います!
(雨の日の吉祥寺PukuPuku西公園前店)
雨の日には当店で雨宿りなさってくださいね。
雨にも負けず、本日も新入荷のお品物をご紹介いたします!
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・醤油差し 1,500円~1,800円※完売しました
(大正~昭和戦前)
本日、最初に御紹介の品物は、今にはない絵柄の、探してもなかなかない、醤油差しです!
明治、大正、昭和を経て1960年代までガラス製が一般的だった卓上醤油差し。
醤油そのものが高級品だった時代、醤油差しはちゃぶ台の王様でした。
可愛くて、食卓に出すのが嬉しくなる一品を順番にご紹介します。
・柿の実図醤油差し 1,500円
(大正~昭和戦前)
蓋径約3,5cm・高さ約7cm
※完売しました
手のひらにおさまるくらい、小ぶりで愛らしく、ロクロ目が手に馴染みます。
柿は日本原産の果物といわれ、16世紀頃にポルトガル人によってヨーロッパに渡り、その後アメリカ大陸に広まっていきました。
今では、「KAKI」は世界中の人に愛され、学名も「ディオスピロス・カキ(Diospyros Kaki)」、「KAKI」の名で世界中に通用します。
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・バショウ図醤油差し 1,500円※完売しました
(大正~昭和戦前)
蓋径約3,5cm・高さ約8cm
吹き墨でバショウの葉を柔らかく表し、その上を鋭利な線で、勢いよく引っ掻いた葉脈がアクセントを添えています。
鮮やかな青が印象的です。
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・銅印判羽子板と手毬図醤油差し 1,500円※完売しました
(大正~昭和戦前)
蓋径約4cm・高さ約8,5cm
松竹梅を意識した面白い文様構成です。
松に笹の葉、羽子板には梅が配され、手毬にはピンク色の顔料で、竹の節の文様が入っています。
いにしえより「毬つき」には魔を祓う意味があり、初節句や婚礼の際には、母から娘へお手製の手毬が贈られました。
羽子板は邪気や悪いものをはね(羽根)のけ、福をもたらすという縁起物であったことも考えると、金運、幸運をもたらしてくれそうな醤油差しです!
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・金彩に桜図醤油差し 1,500円※完売しました
(大正~昭和戦前)
蓋径約5cm・高さ約8cm
流水に桜、蓋には蝶が飛んでいます。
可愛らしい色づかいに金彩が入り、華やかな雰囲気です。
蓋の内側には小さな桜の花びらが。
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・よろけ文醤油差し 1,800円※完売しました
(大正~昭和戦前)
蓋径約4cm・高さ約8cm
青色の4本線はよろけと真っ直ぐを、黄色の1本線をはさんで、交互に配し、洒落ています。
よろけ文といえば、1月6日金曜日のブログで、染付よろけ図小向付をご紹介しました。
全く雰囲気の異なるよろけ文様を、同じ食卓でお楽しみ頂けたらと思います。
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・亀甲文醤油差し
1,800円
(大正~昭和戦前)
蓋径約4cm・高さ約9cm
※完売しました
今回ご紹介の醤油差しの中では一番サイズが大きいものになります。
蓋から身にかけて、線2本で大きさを変えながら
亀甲文がシンプルにつながれています。
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・銅印判醤油差し
1,500円
(大正~昭和戦前)
蓋径約3,5cm・高さ約7,5cm
※完売しました
手のひらにおさまるくらい、小ぶりで愛らしいサイズ感です。
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・ガラス醤油差し
3,300円
(昭和戦前)
蓋径約2cm・高さ約11,5cm
※完売しました
透明ガラスのレトロな醤油差しが入荷しました。
ふたはねじ式になっています。
荷印「亀甲武」、銘柄「キッコータケ」という、
仙台味噌を造っているところがあるらしいのですが、
そちらと何か関係があるのでしょうか。
こちらの商品は吉祥寺PukuPuku中道通り店でのお取扱いになります。
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・緑釉楊枝差し3種
各600円
(大正~昭和戦前)
径約2cm・高さ約4cm
※完売しました
緑釉が目に鮮やかな、愛らしい楊枝差しが入荷しました。
横一文字に切った竹を、6角形に。
緑釉の溜まりがきれいですね。
高台には型で製作された跡が見られます。
かぐや姫が登場しそうです。
竹取りの翁を連想させる竹籠です。
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・色絵クレマチス図中鉢
1,500円
(昭和戦前)
径約17,5cm・高さ約6cm
※完売しました
今ではあまり見かけない、ラスター彩(さい)の戦前の中鉢が入荷しました。
表面は、クレマチス(和名:鉄線)2輪の図柄が3ケ所、
はっきりと描かれ、中央には金彩で環状の波文様を配しております。
鉄線といえば、渡来が新しいためか、
18世紀に多く古伊万里の文様として描かれた、蔓性落葉低木です。
内縁部に施されたラスター彩がきらきら光り、
その発色はクレマチスの花びらの色を感じさせます。
ラスター(luster)とは、
英語で「輝き・煌き(きらめき)」、落ち着いた輝き、という意味です。
ラスター彩とは上絵付けで、色を付ける方法のひとつで、
錫を含む鉛釉で焼成した白い釉の上に、
銅や銀などの酸化物で文様を描き、低温度還元焔で焼成されたものです。
還元状態の中で、金属の酸化物が、薄い金属の膜を作ります。
その結果、光の当たり方によって、
金属光沢の虹彩(ラスター)を生じさせる技法です。
食卓がぱっと明るくなるような中鉢です。
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・盃6種、白磁小向付
各200円~400円
(ものにより、明治~戦前のもの、いろいろ)
※完売しました
盃と小向付、多数入荷しました!
それでは順番にご紹介します!
・水玉に千鳥図盃
300円
(明治後期~大正)
径約5,5cm・高さ約3cm
※完売しました
水玉に千鳥、可愛さ満点です。
・いっちん梅図盃
300円
(明治後期~大正)
※完売しました
・竹図盃 200円
(明治後期~大正)
径約5,5cm・高さ約3cm
※完売しました
本日は竹に関連するものが続きます。
先にご紹介した『緑釉楊枝差し』とご一緒にいかがですか。
・白磁盃
400円
(明治後期~大正)
径約7,5cm・高さ約3,5cm
※完売しました
お酒がすすんでしまいそうな形状です。
・銅印判山水図盃
200円
(明治後期~大正)
径約5,5cm・高さ約2,5cm
※完売しました
青鉛筆で描いたかのような山水図が可愛いです。
・白磁小向付
400円
(明治前期)
径約4,5cm・高さ約3,5cm
※完売しました
薬味や珍味入れとしてもお使い頂けます。
・金彩松と鶴図盃
300円
(大正)
径約7,5cm・高さ約3cm
※完売しました
満月を眺めながら、お酒がすすんでしまいそうです。
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以上、お品物のご紹介でした。
いつもブログをご覧頂きましてありがとうございます。
次の更新は10日(金)となります。
今後も話題豊富に新入荷のお品物をいち早くご紹介してまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。
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