お知らせ


2011年12月13日火曜日

<新入荷>染付うさぎ図尺皿・線描きの器たち・瑠璃釉金彩大なます皿五客組


皆既月食は皆さまご覧になれましたか?雲ひとつない空が続いていたので、楽しまれた方も多かったのでは?満月にぼんやり地球の影がおちていて、なんともインパクトのある夜空でしたね。


この頃の吉祥寺は天気も良く、お買いもの日和が続いています。夜はクリスマスのイルミネーションで、華やかですよ~。
西公園の木々も咲いた椿と色づいた葉っぱで自然の彩の華やかさを見せてくれていました。もう、椿の季節なんですね。

<催事のおしらせ>世田谷ボロ市に出ます!

……430年以上続く、伝統の市「世田谷ボロ市」に本店「古美術福重」が出店します。
今月15、16日と来年1月の15、16日の4日間。午前9時~午後8時まで。
最寄は東急世田谷線上町駅又は世田谷駅。


オーナー自ら店頭に出て、普段の吉祥寺・国分寺では見られないような、露店独自の品揃えでお待ちしております。
750店以上の露店が並ぶ年末年始のボロ市は独特の雰囲気で、丸一日いても飽きません。
お時間のある方は、ぜひお立ち寄りください。


さて、今回も西公園前店に集まりました、新しいお品物をご紹介いたします。


________________



・染付 うさぎ図輪花尺皿 68,000円
(江戸後期) 径約31cm・高さ約5.5cm
※完売しました


まずは、思わず「出た!」と思ってしまった、うさぎの絵柄の尺皿です。
輪花の縁取りも可愛らしく、うさぎが5羽もとんでいるんですよ~。



細かくお見せしていきますが、とりあえず裏側から。
目跡は5つ、上手の高台のつくりです。


鳥もちょこんとつけられています。波うさぎに呼応して、波千鳥でしょうか?


さあ、うさぎをじっくり見ていきましょう。
まずは見込みのうさぎから。


このうさぎだけ、薄いだみが全身にかけられています。茶色のうさぎなのでしょうか?
目が笑っています……。




 

 

反時計まわりに、それぞれのうさぎにクローズアップしてみました。
どのうさぎも思い思いのポーズをとっています。
ふさふさした尻尾や跳躍でのびた脚……楽しげな雰囲気が伝わってきます。


波のしぶきを意匠化したものでしょうか。小花も散っています。
江戸後期のものらしい、2色づかいのようなだみが素敵です。 


こちらは輪花の縁。雷文の縁取りもしっかり入っています。
墨はじきも駆使された、非常に手の込んだ器です。


自信をもっておすすめする、うさぎの尺皿。
5羽もいますから、持っていれば飛躍すること間違いなしです。

________________


 ・染付 線描き花に幾何学文鉢 22,000円
(江戸幕末) 径約18.5cm・高さ約8.5cm
※完売しました

今回、線描きの器が多数入荷いたしましたので、軽く特集いたします。
こちら、非常に上品な鉢です。


糸が組み合わさってレースを綾なすように、線だけで素敵な絵柄を展開しています。


唐草と花、というのでしょうか?エキゾチックなお花が開いてゆきます。


こちらは青海波文。幾度も打ち寄せる波を意匠化したもので、絶え間がないことから、縁起のよい文様とされます。


こちらの文様は卍繋ぎ。卍崩し、雷文繋ぎとも呼ばれます。着物では、女性の慶事の半襟はほとんどこの文様が使われる、吉祥文のひとつです。


外側にも花唐草が。
真っ白な肌に呉須の線が映えます。


高台も広めでとっても安定感のある鉢です。


お茶席の菓子鉢、特に夏の席には涼しげで、とってもおすすめです。
ガラスコップのおとしを入れて、花を活けても。

________________


・染付 線描き花文5寸皿 2,800円
(江戸幕末) 
径約14cm・高さ約3cm
※完売しました
可憐、の言葉が似合いそうな、やや小ぶりの5寸皿です。

  
呉須の色がやや濃いめ。レースのような、お花と唐草が組み合わさった模様です。


木蓮、れんげの類でしょう。細やかな花びらのお花が描かれています。
コンパスで引いたような正円や均一にひかれた線に職人の技術の高さを感じます。


裏側も白い肌に、すっきりした呉須で清潔感があります。


花唐草がまわりあっさり描かれています。


繊細さが印象的なお皿。
洋食器とあわせて、お茶のお供にしても素敵な器です。


___________________


 ・染付 線描き花文向付 1,800円
(江戸幕末) 径約7cm・高さ約5.5cm
※完売しました

やや小ぶりの向付をご紹介します。
今回、客数多めで入荷いたしましたので、この時代の良いものにしては、低めのお値段にできました。 


牡丹……なのでしょうか?大輪のお花が、羽が広がるように咲いています。
染付の色はとっても優しい、上品な色です。


花と花との間、くるくると細かな線が空間を覆います。


見込みはおなじみの松竹梅、縁も雷文があしらわれています。
高台まわりの×のつながりも、すっきりとしていますね。


小ぶりなのでぐい飲みにも。
主張しすぎない器なので、どんなものと組み合わせても相性が良さそうです。

____________________


 ・染付 線描き花文蓋付き碗 2,200円
(江戸幕末) 径約11cm・高さ約7.5cm
※完売しました


線描きシリーズの最後は、蓋付きのお碗を。


幕末のお碗は小ぶりのものが多いのですが、こちらはたっぷりとしています。
「昔の器はご飯があまりよそえなくて……」という方にもおすすめです。



おそらく、牡丹のお花が線描きによって描かれています。
蓋も本体も同様の絵付けです。


面をしっかりと覆う細かな線たち。
描いた職人のバランス感覚にため息が出ます。


内側も、蓋・本体と同様の絵柄。


雷文の縁どりに、見込みは葉を3つ組み合わせたのでしょうか?
ふりものもなく、綺麗な白磁ですね。


開けるときが楽しい蓋もの。
白いご飯、まぜご飯、なんでも美味しく見せてくれそうです。
シュガーポットとして使ってもお洒落ですよ~。


________________



・金彩 瑠璃釉松竹梅に鶴図 大なます皿 五客組 13,000円
(江戸後期) 径約16.5cm・高さ約6cm
※完売しました


迫力の大なますを揃いでご紹介いたします。
瑠璃釉という非常に高価な釉を使ったものです。
通常の染付に使う呉須を釉で溶いてかけているのですが、呉須は当時とっても高価だったそうで……。


青地に金彩が映えてとってもゴージャスです。
絵柄自体は決して派手なものではないのですが。


外側にもしっかり瑠璃釉がかかっています。
縁にも金彩が。これ以上何か絵付けをすると下品になってしまうことでしょう。センスが光る絵付けです。


丸紋の松竹梅の周りを鶴が飛び交います。
瑠璃釉も均一にかかり、なめらかな表面。



こころなしか鶴が笑っているような……。


金彩にすれはなく、非常に良い状態で残っていてくれました。
200年以上前のもの、とは思えないモダンな器です。


残念ですが、1客だけ、縁の金彩部分、3ミリほど瑠璃釉が剥がれたようになっています。
こちらのキズを加味しての13,000円のお値段、五客組の大なます皿としてはお買い得と思うのですが……。


シンプルかつあでやかな大なます皿。この瑠璃釉の色は是非実物をご覧いただきたいです。

____________________

以上、お品物のご紹介でした。 


こちらはOPENから2週間以上経ちました、中道通り店です。表には木箱、駄菓子屋さんのケースなどバラエティ豊かなお品物が並んでいます。
また、お正月にあわせて脚付きのお膳を多数入荷しております。駅からも近くありますので、どうぞお気軽にお立ち寄りくださいませ!

次回ブログの更新は16日金曜を予定しております。どうぞお楽しみに。

0 件のコメント:

コメントを投稿

ブログ アーカイブ