皆さまこんにちは。朝、出がけに手袋をつかんでしまう、冷え込みの厳しい毎日ですがいかがお過ごしでしょうか?
上の写真は……吉祥寺PukuPuku、ついにカレー屋さんに転向!?ではありません。詳しくは後ほど。
今回は西公園前店のお品物をご紹介いたします。
年末年始に彩りを添えてくれそうな器が今回も入荷しております。
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・染付 たこ唐草銚子 29,000円
(明治前期) 長径約15cm・高さ17.5cm※完売しました
年末年始の宴を盛り上げてくれそうなたこ唐草のお銚子がやってまいりました!
たこ唐草がお好きな方も、お銚子をお探しの方にもおすすめです。
持ち手部分もしっかりしています。
ずん胴というか、直線的なフォルムのお銚子ですね。
持ち手のつなぎがしっかりしています。
本来持ち手は痛みのきやすいところですが、これなら安心ですね。
蓋部分のたこ唐草の描き方もしっかり。
こちら、胴のたこ唐草部分です。
「ひげだこ」とも呼ばれる明治期らしいたこ唐草です。
こちら、蓋近くの部分です。
牡丹のお花でしょうか?たこ唐草の渦とほぼ均等な大きさで、バランスよく配置されています。職人の熟練ぶりが伝わってきます。
こちらのお銚子は二客、対で入荷いたしました。
一点は完品だったのですが、もう一つはふた裏と注ぎ口に軽くホツがあります。使用される分には気にならない程度ですが、こちらは23,000円でお売りいたします。※完売しました
お燗を楽しんだり、お正月のお屠蘇も……。
冬の席の格が上がりそうなお銚子です。
ちなみにこのお銚子、共箱もついています。
「瀬戸銚子入 弐個ノ内」 「明治三拾六年 六月吉日 小柳氏」とあります。
オーナー曰く、「お銚子の全体的な感じは明治前期のつくり」ということでした。
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・染付 見込みに鶴・福寿文八角鉢 15,000円
(江戸後期) 径約19.5cm・高さ9cm
※完売しました
お次は宴の席の中心になってくれそうな、染付の鉢のご紹介です。
おめでたい雰囲気がよく伝わってくる器です。
高台に「政」と赤く文字が入っています。屋号でしょうか?
見込みには鶴。ちょっとクローズアップしてみましょう。
飛んでいるというか、でんぐり返しをうっているというか……。アクロバティックな鶴です。
側面には、片身変わりで福寿文と亀甲文が入っています。
鶴に揃えての亀甲文ですが、亀をそのまま描かず、文様に置き換えたところがセンスの高さを感じさせます。
外側も同じく片身変わり。
墨はじきも用いられ、呉須の色も江戸後期らしい、格の高さを感じさせる鉢ですね。
薄手のすっきりとした上がりです。
煮物をどっさり入れたり、お菓子鉢にしても。玄関先に飾って、お正月を楽しむのにも良さそうです。
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・上 銅印判 かぶ図印判小皿 900円
(明治後期~大正) 径約11cm・高さ2cm※完売しました
・下 銅印判 蝶図印判小皿 800円
(明治後期~大正) 径約11cm・高さ2cm
※完売しました またまた、図変わりの印判小皿が入ってまいりました!
今回は今の時期が旬のお野菜、かぶの図柄と、可愛らしい蝶々の絵柄のものです。
両方とも、裏は印判らしく真っ白です。
見込みに3つかぶが集まっているのが良いですね。
ハート型のようにも見えます。
花びらのようなフォルムの葉っぱも素敵です。
大小合わせて9つのかぶが揃った小皿。
のせるのはもちろん、かぶのお漬物でしょうか?
蝶がおおらかに羽根をひろげる間、桜の花びらが舞い降りています。
見込みの白抜きになった向かい蝶も面白いですね。
かぶも蝶々のお皿も、少なめの入荷です。気になる方はぜひ、お電話でご連絡下さい。
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・紙刷印判 青海波と花文向付 1,500円
(明治前期) 径約7cm・高さ約6cm※完売しました
最後に、素朴な風合いの向付を。
紙刷印判の図柄が独特なところから、東北の窯元のものかもしれません。
すぱっとろくろから離れたような高台。
据わりの良い向付です。
青海波文のなかにうかぶ白い空間。
藍と白のコントラストが楽しめる絵柄です。
青海波がなんだか鱗のよう。
上部分に木瓜の模様もあしらわれていますね。
縁はシンプルな青のラインが2本。
お茶を淹れても映えそうです。
持ちやすいサイズで、どなたにも手軽に使っていただけそうです。
みじん唐草の徳利と合わせてみました。(同じく明治前期・7,500円・径約11cm・高さ約22.5cm※完売しました)
ぐい飲みにしても……マッコリをいれたら美味しそうです。
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さて、冒頭の写真ですが、ちょっと番外編、近所のお店をご紹介しようと思います。
中道通りから藤村学園のほうに入った路地にある、カレーのお店「まめ蔵」さんです。
吉祥寺で33年続けている、老舗とも言ってよいお店です。しかし、内装など、古さを感じさせない、独特の世界観のあるお店でした。
6人近く入れる席もあり、店内は20代、30代の人で賑わっていました。世代を問わず入れそうな雰囲気です。
朝11時から夜10時、ラストオーダーは夜9時ですが、休日など混みあうときはルーがなくなってしまうので、夜遅くのときはご注意を。かくいう吉祥寺PukuPukuスタッフも、入れなかったことがあります。
こちらがメニューです。
やさいカレー、ちきんカレー、豆まめカレーなど7種類のカレーがメインで、あとはドリンク、サラダなどを頼む、シンプルな構成でした。カレーに生卵やゆで卵をのっけることもできます。
オーダーすると、すぐに福神漬けとラッキョウが運ばれてきます。
両方とも、こりこりとした食感、カレーの味を活かすお味でした。
看板メニュー?の豆まめカレーを注文しました。豆のほかに松の実、ナス、ミニトマトなどがトッピングされています。
器もこちらのオリジナルのようです。
いわゆる日本の、よく煮込んだ本格カレー、です。軽く生クリームがかけられていました。
ご飯も丸く高く、美味しそうな盛り付けです。
お店の帰りに寄ったのですが、疲れた体に熱々のカレーが沁みました……。
滋養たっぷりの豆まめカレー、850円です。
ほか、サラダ、ドリンクなどセットにもできるようですが、女性だったらサイドメニューなしでもお腹いっぱいになりそうです。
中道通りのお買いものの際に、気軽に入れるお店です。
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以上、今回はちょっと異色の記事も加えました。今後も近くのお店をたびたびご紹介出来れば、と思います。
次回ブログの更新は9日金曜日を予定しております。今度も、なかなか充実の品物のご紹介ができるかと思います。どうぞご期待下さい。
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