本日七夕ですが、お天気は生憎曇り模様の東京です。
日中気持ちの良い風が吹いて公園の木々を揺らしていましたが、この調子で夜空の雲も流してはくれないかしら、と願う日です。
さて、本日も沢山の商品が入荷しております。
まずはこちら、七夕の「星」のような、かわいい形の器です!!
・桜型 色絵七寸皿
(明治前期 径約20cm ・ 2,800円)
※完売しました
桜の花の形をした、珍しい変形皿です。
落ち着いた色使いの色絵皿で品もよく、多用して頂けます。
裏にあるのは蝙蝠(こうもり)ですね。まるまると描かれて可愛らしい。
表には鳳凰が三羽、空を悠と飛ぶ姿があります。
金彩は鳳凰と縁に使われていますが、目立たない程度になっています。
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・麒麟図 染付八画鉢
(江戸後期 径約22cm 高約9,5cm ・ 12,000円)
※完売しました
江戸後期の文化文政期に作られた鉢です。
ずっしりとした見た目の割には重くなく、反り縁の部分などはかなり薄手になっております。
歪みも少なく、綺麗な八画をしています。
見込みの麒麟も、上を見ながら雄々しく描かれております。
ちなみに、麒麟は身体の色によって呼び方が違うそうで、紅いものを炎駒(えんく)、青いものを聳孤(しょうこ)、白又は白金のものを索冥(さくめい)、黒いものを角端(かくたん)、普通の黄色いものを麒麟と言うとのこと。
(染付の麒麟は、残念ながら色がわからないですね・・・この子はどれなのでしょう?)
縁の雷紋から流れる雨垂れのような紋様も個性的です。
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印判小皿も数点入りました。
今回は13cm径の青色のものを三点ご紹介。
・印判小皿
(明治後期~大正 径約13cm ・ 各500円)
※完売しました
ケーキ皿や、お取り皿等に重宝する印判小皿です。
藍の色は夏場の食卓を涼しく彩ること間違いなし、おすすめです。
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・木蓮図 印判小皿
※完売しました
木蓮(モクレン)の絵柄で、ちょっと珍しい印判です。
花びらの表現や木の枝ぶりまでかなり写実的です。
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・芙蓉に放射紋 印判小皿
※完売しました
矢羽根の放射紋が上品な、綺麗な色合いの印判小皿です。
おそらく芙蓉の花だと思われるひらひらした花びらが涼しげ。
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・竹図 印判小皿
※完売しました
デザインされた竹の絵柄です。見込みに向かい合う竹も可愛らしい。
遠目から見ると西洋風なレースのようにも見えます。茶卓などにもお勧め。
このほか数種類入荷いたしましたので、印判小皿お好きな方、是非お立ち寄り下さいね。
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最後は、江戸中期の古伊万里の器です。
・山ぶどう図 染付六寸皿
(江戸中期 径約19cm 高約2,5cm ・ 5,500円)
※完売しました
古伊万里の器で、大きな葉と山ぶどうが描かれております。
実が多くなることから「多幸、多産」のモチーフとして描かれることの多い葡萄柄ですが、蔦が木に絡みつく様子もまた「延命長寿、子孫繁栄」といった唐草紋と同じような意味合いを持ち、おめでたい絵柄です。
高台の目跡が三ヵ所、かなりくっきりとございます。
すっきりした唐草紋も上品ですね。
真ん中の大きな葉は、存在感があります。
柔らかみのある中期ならではの藍の色と、ぽってりとした形状の丸皿で、思わず使いたくなりますね。
時代感もあり、絵柄も可愛い魅力的な器です。
こちら、5客組もございます。
(多少柄違い点有)
・山ぶどう図 染付六寸皿 五客組 27,000円
※五客組完売しました
一枚売りの器と葉の描き方か違い、こちらは線描きで細かな葉脈が描かれています。
蔓の描き方も、こちらの5枚組の器の方が若干細かく描かれています。
ばら売りも、セット売りもそれぞれお勧めです。
今回のご紹介でした。
次回は7月11日(月) 梅雨明けし、夏本番ですね。
今回の図柄にあるような果物のビタミンcは風邪予防になり、消化酵素が消化を良くしてくれます!
一日一果実を、心がけて。
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