今回は、図変わり印判など、珍しい商品を入荷いたしましたので、そちらも含めて、多くの品を紹介していきたいと思います。
まずは、印判小皿です。三種類ご紹介いたします。
・桜と菱図 印判小皿 (明治後期~大正 径約13cm・500円)
三重の菱の絵柄がモダンな印判小皿です。
デフォルメされた桜の描き方にも注目です。
・葉と小花図 印判小皿 (明治後期~大正 径約13cm・500円)
※完売しました
はっきりした青の色が綺麗なお皿です。
見込みに小さな四弁花があり、可愛いです。
・松ぼっくり図 印判小皿 (明治後期~大正 径約11、5cm・500円)
※完売しました
松の枝木と、見込みには松ぼっくりが描かれた、可愛らしい小皿です。
上の二点よりひとまわり小さな小皿です。
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今回一押しの、図変わり印判皿です。
十二支の絵柄がかかれております。
・十二支図 印判小皿 (明治後期~大正 径約13cm・2,500円)
※完売しました
銅印判の小皿です。
見込みには和時計があり、十二支で時間が表されております。
和時計は、江戸子(ね)の刻の12時からはじまり、左回りに牛、虎・・・と続きます。
周囲の十二支図は、時刻に対応しているのかと思いきや、逆の右回りで描かれております。
大きな窓絵に子、牛、虎、卯、辰、巳までの6匹が描かれ、内側の小さな窓絵に残りの6匹が右回りでかかれております。
写真左上のように、裏面は輪線になっております。
どの干支の動物も表情豊かで、見ごたえもあり、
また判の色合いは淡く、大変上品な器となっております。
今年の干支の兎も、可愛らしいです。
客数まだございますが、お早めにご連絡下さいますよう、宜しくお願いいたします。
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・牡丹図 色絵小皿 (明治前期 径約12,5cm・1,300円)
手前には牡丹の花、上の雲間には桔梗とおみなえしの花が描かれており、二匹の蝶がその合い間を緩やかに飛んでいます。
使用されていないようで、金彩のスレもほとんどなく、状態のよい器です。お茶菓子などのお皿にお勧めです。
牡丹のつぼみが、なんとも可愛らしく、枝にとまる小鳥のようにも見えます。
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・蝶々図 印判蓋物 (明治前期 径約12cm 高約9cm・800円)
※完売しました
外蓋の形の蓋物ですので、当時の蒸し物用のお碗です。
ぶりは大きいので、ご飯茶碗としてもお使いいただけます。
雲間を飛び交う蝶々が描かれております。
藍の部分は「青海波」の紋様ですので、海の上の雲間なのかもしれませんね・・・
白と藍のコントラストが綺麗な器です。
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・牡丹図 染付陽刻小皿 (明治前期 径約9,5cm・1,500円)
※完売しました
牡丹の形をした、染付の小皿です。
手のひらに丁度乗せられる、お手塩皿ですので、おしょうゆ皿として、薬味皿として使っていただけます。
花びらと葉の輪郭が、陽刻で立体的になっており、葉の藍の色もとても綺麗です。
葉の陽刻もちゃんとほどこされており、葉の先が少し折れ曲がっていたり、と絵画的に描かれております。
裏返しても楽しめるお皿は、作り手の愛情と遊び心を感じますね。
本日のご紹介でした。
その他新入荷の商品も多数ございます。
天気も良い日が続きますので、お散歩ついでにぜひお立ち寄り下さいね。
気に入った器に出会えますように。
★次回更新は、一日遅れの4月29日(金)となります。
不定期な更新が続いてしまい、申し訳ございません。
28日(木)の夜に入荷がありますので、金曜日は新入荷のものが多く並びます!
お楽しみにお待ちいただけますよう宜しくお願いいたします。
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