お店のある中道通りの裏手に女子高校があるのですが、そこの玄関の桜が満開でした。
春らしい気候に、皆様の気持ちも穏やかに居られる日が多いことを、願っております。
さて、そんな話に合わせまして、今回は桜の絵柄の入った商品をご紹介したいと思います!
桜の紋様は、着物の絵柄には平安時代より使われており、庶民の紋様として定着し始めたのは江戸時代にはいってからだそうです。
桜単独で描かれるものも多く、山桜、八重桜、枝垂れ桜、といった様々な種類の桜が、染付のなかにも見られます。
ちなみに現在よく見られる「ソメイヨシノ」。これは江戸中期ー末期に園芸品種として確立し、江戸末期~明治江戸の初期に染井村(現在の東京豊島区)の集落で作られた「吉野桜」(やまざくらの意だそうです)であったことから、1900年代に「ソメイヨシノ」と命名されたそうです。
・桜図 印判小皿 (明治後期~大正 径約11cm・500円)
※完売しました
五弁の桜の花びらが重なって10弁描かれてあるところから、八重桜の可能性のある桜の印判小皿です。春らしい淡い緑色なので、菓子皿や受皿などに使ってみては如何でしょうか?
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・桜紋様 紙刷印判なます皿 (明治前期 径約14cm・900円)
※完売しました
桜散らしの絵柄が可愛らしい、小ぶりななます皿です。判も綺麗にあがっております。
スープ系のお料理に、また果物やデザート皿にもお勧めです。
同じ手のご飯茶碗もございます。
※完売しました
縁は瓔珞紋、見込みは松竹梅の絵柄です。持ち心地のよい暖かな絵柄のお茶碗で人気の商品となっており、現在在庫一点のみとなっております。
※絵柄違いの菊紋様の商品は入荷したてで、個数ごさいます。(下写真左)
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・桜図 色絵湯呑 (江戸幕末 径約8,5cm・2,800円)
※完売しました
幕末の色絵のお湯呑です。満開の桜の木が描かれてあります。
とても優しい色合いの器です。口も広いので向付としても使って頂けます。
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・夜桜図 色絵小皿 (大正~昭和戦前 径約11cm・300円)
※完売しました
桜の後ろには満月が浮かんでおり、夜桜を描いてあるようです。
時代が新しいので、お値段もお手頃ですが、上品な色絵の小皿となっております。
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・桜と富士図 印判入隅角皿 (明治後期~大正 横約16cm・500円)
※在庫1点あり
多色刷りの銅印判のお皿です。桜の形の窓絵の中には富士山と風景画があり、周りはピンクの桜が霞の上に散りばめられてあります。
横長の角皿で、使い勝手の良い大きさです。焼き鳥などの串物や、焼き魚、お刺身などの魚料理にも合わせやすいです。
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・桜図 白磁陽刻小皿 (明治前期 径約8cm・500円)
※完売しました
こちらは人気商品の白磁の小皿です。
陽刻という技法で型押しされた、桜と周りの文様はお皿によって一枚づつ型の出方が違います。
見込みの四隅にある跡は、重ねて焼いたときにできる重ね焼きの目跡です。
薬味やお醤油皿などに。また、アクセサリー入れや香立てにも使って頂けます。
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和食器には様々な植物が隠れて描かれています。
桜もときにはメインであり、脇役であったり
染付の藍と、色絵でも印象は変わってきますね。
気に入る絵柄が見つかりますように、宝探しの気分で見て頂けると嬉しいです。
今回のご紹介でした。
★次回更新は4月11日(月)です。今週末いよいよ満開の桜が見れそうです。井の頭公園にも是非お越しくださいね♪ 新商品も紹介いたします!お楽しみに!
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