お知らせ


2013年5月3日金曜日

2013・5・3<新入荷>江戸中期~後期、幕末、大正の器たち(※富士図・金魚図有り)


皆様、こんにちは。
いつも吉祥寺PukuPuku西公園前店のブログをご覧くださいまして、
誠にありがとうございます。


世界遺産登録されることになった富士山。
刻一刻と千変万化するその表情を、
富士五湖から追いかけた元旦を思い出します。


「日本の国家的象徴で、その影響は日本をはるかに超えて及んでいる」
と絶賛された富士山。
「万葉集」の時代からこの国を鎮める神がおられると詠まれ、
浮世絵を通して外国人にも親しまれてきました。


日本画をはじめ、絵画作品や工芸、写真、デザインなど、
あらゆる美術のモチーフとして扱われている富士ですが、
本日まずは吉祥寺PukuPuku西公園前店に、
入荷したばかりの富士図をご紹介いたします。


染付氷裂に富士図9,5寸皿
4,800円
(江戸幕末・志田窯
径約28,5cm・高さ約4,5cm
※完売しました
伊万里というジャンルの中で、
そのバラエティーに富んだ絵柄の楽しさで人気の、
江戸時代は後期の作品群、志田窯による染付9,5寸皿。


氷裂に富士。
神々しさが伝わります。


世界遺産登録から除外とされてしまいましたが、
国指定名勝の「三保松原」とともに。


志田窯のユニークな作風に人気が出て、
なかなか入手できなくなっている昨今、
この機会をお見逃しなきよう、おすすめいたします。


幕末期の肥前にあって、
有田本窯をもしのぐ最大の生産量を誇った志田窯。
この度の入荷は只今話題沸騰の富士図。


インテリアにされても素敵です。
(皿立て 大の小2,000円)


早い者勝ちです。お早めにどうぞ。


日々続々、お品物入荷中の吉祥寺PukuPuku西公園前店では、
お電話によるお問い合わせ、地方発送、買取も随時承っております。
良心価格で品揃え豊富な和骨董はぜひ当店で。
☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345
OPEN  EVERYDAY

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染付金魚図盃洗
 5,500円※かまキズ有り
(大正
径約13,5cm・高さ約9,5cm
※完売しました
金魚図、入荷しました!


見込みには仲良し金魚が2匹。


吉祥寺PukuPuku西公園前店外の金魚たちも仲良しこよしです。


金魚図盃洗の脚元は青海波。


しっかりと厚みをもたせた口縁部には、
金魚のあぶくのプクプクを想起させるような丸い粒が、


横顔にはクロスさせた芭蕉の葉と、
瓢箪が白抜きにされており、
力強い藍の色が白を清々しく引き立てております。


尚、こちら、本体部と脚部のあいだに、
このようなかまキズ(窯内焼成時などに入ってしまう傷
が見られるため、お値打ち価格とさせて頂きました。


金魚図、染付盃洗、
こちらも早い者勝ちです。お早めにどうぞ。

日々続々、お品物入荷中の吉祥寺PukuPuku西公園前店では、
お電話によるお問い合わせ、地方発送、買取も随時承っております。
良心価格で品揃え豊富な和骨董はぜひ当店で。
☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345
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続いて、古伊万里の上手ものをご紹介してまいります。


江戸中期、古伊万里の色絵小皿、入荷しました。

 

色絵松と牡丹図小皿
5客組 12,500円
ばら売り1客 2,500円
(江戸中期・古伊万里
径約10,5cm・高さ約2,5cm
※完売しました


美しいバランスで描かれた松と、
ちょこなんと描かれた松ぼっくり。
まことに愛らしい印象です。
松文様は季節を選ばず一年中用いられる文様です。
古来から親しまれてきた松には様々な形の文様が生まれており、
松に由来する家紋はなんと80数種もあるとか。


さらに目を移すと、牡丹花が、


つぼみとともに、恥ずかしげに頬を紅く染めています。


藍の濃淡も美しく、現代にも通じるデザイン性が見事な、
江戸中期の色絵小皿が無傷5客組とばら売りの1客、
計6客、入荷いたしました。


※尚、こちら、上述の完品のご用意のほかに、
角1ケ所に欠けのある1客を、900円でご用意しており、
金継ぎの材料としてもおすすめいたしております。
※完売しました
その他、吉祥寺PukuPuku西公園前店では、
金継ぎをされる方にご好評の材料を常時豊富に取り揃えております。


ご常連様から頂いた、シュークリームと合わせてみました!
お菓子皿にされても素敵です。


江戸中期、古伊万里の華やかな色絵小皿をぜひどうぞ。

日々続々、お品物入荷中の吉祥寺PukuPuku西公園前店では、
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良心価格で品揃え豊富な和骨董はぜひ当店で。
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続いても江戸中期、古伊万里のこちらは染付蓋茶碗のご紹介です。



染付唐獅子牡丹図蓋茶碗
5客組 19,000円
5客組のうち、2客の蓋にノミホツ有り
(江戸中期・古伊万里
径約10,5cm・高さ約7cm
※完売しました
一見すると、
険しい表情の唐獅子が、
牡丹に襲いかかっているようにも見えますが、
実はこちら「安住の地」を意味する図柄でもあるようです。


獅子は、百獣に君臨する王と言われますが、
その無敵の獅子でさえ、ただ一つ恐れるもの。

それは、獅子の体毛の中に発生し、
やがて皮を破り肉に食らいつく害虫。

この害虫は、牡丹の花から滴り落ちる夜露にあたると死んでしまう為、
獅子は夜に、牡丹の花の下で休みます。

獅子にとっての安住の地、
それは牡丹の花の下…。

 
 

見込みには松竹梅、
口縁部の四方襷を見て取っても熟達の職人ゆえの手業。

 

手描きのものゆえ、
ユニークな獅子の表情もこのように一客毎に異なります。

 

尚、こちらの染付唐獅子牡丹図蓋茶碗の状態ですが、
5客組のうち、2客の蓋部にほんの小さなカケがあるため、
お値打ち価格とさせて頂きました。


江戸中期、古伊万里の染付蓋茶碗。


上述の色絵松と牡丹図小皿と合わせて頂いても洒落ています。
牡丹花の共通モチーフが両者をつなぎますね。


はるかなる時を経て、吉祥寺PukuPuku西公園前店に伝わった、
獅子牡丹図、染付蓋茶碗をぜひどうぞ。

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色絵二方に応龍と花尽くし文十二角鉢
18,000円
(江戸後期・古伊万里
径約18,5cm・高さ約8,5cm
※完売しました

その空間がパッと明るく煌くような江戸後期、
古伊万里の色絵鉢が入荷いたしました。
径約18,5cm、高さ約8,5cmというサイズも魅力のひとつ。



見込みには揺らめく白い花。
その表情は清楚。


白地をうまく生かした構図は、
その周囲を愛らしい花の唐草文様で軽やかにつないでおります。


縁文様に目を向けると、輝く「応龍の姿が。
鳥のような翼をもつ龍、応龍は天を舞い、
雨を降らせる力をもっているといわれます。

蝮(マムシ)が500年生きると、蛟(ミズチ)となり、
蛟が1000年生きると龍になり、龍が500年生きると角龍となり、
角龍が1000年生きると「応龍」となり、
応龍が年老いると、黄龍となり、最も格が高くなります。


応龍と応龍をつなぐ色絵は紗綾形、格子文、花文、鹿の子文と華やか。
華やかさの中にも、江戸後期、古伊万里のもの独特の品の良さをふくみます。


こちらの美しさはさらに裏柄へと続きます。


交互に繰り返される草花の葉は、


2色使いで、表情豊か。


やや鍔縁状の口縁部にも花の唐草文様が。


見込み周囲を軽やかに彩る花の唐草文様とともに、
優美。日本的エレガンス。


インテリアとしても相応しい逸品でございます。

 

魅力満載の江戸後期、古伊万里の一期一会の色絵鉢。


またとない出会いでございます。

日々続々、お品物入荷中の吉祥寺PukuPuku西公園前店では、
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以上、お品物のご紹介でした。
いつも吉祥寺PukuPuku西公園前店のブログをご覧くださいまして、
ありがとうございます。
次の更新は5月7日(火)となります。
今後も話題豊富に新入荷のお品物をいち早くご紹介してまいります。


素敵なGWを!

吉祥寺PukuPuku西公園前店では、
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