皆様、こんにちは。
いつも吉祥寺PukuPuku西公園前店のブログをご覧くださいまして、
誠にありがとうございます。
薄暑の候、店主宅の佐藤錦と高砂の、
生い茂る若葉と愛らしいその実、およそ100粒の豊作が、
みずみずしい息吹を伝えてまいります。
サクランボは自家不和合性といって、一般に自家受粉しないので、
通常は異品種を２本以上植えて交配しなければならないとのこと。
毎年、鳥との闘いの末にむかえる、
本格的な収穫までの愛おしく、待ち遠しい日々は着々と…。
吉祥寺PukuPuku各店には早速新入荷のお品物が大量入荷、
店内満載となっております。
日々続々、お品物入荷中の吉祥寺PukuPuku西公園前店では、
お電話によるお問い合わせ、地方発送、買取も随時承っております。
良心価格で品揃え豊富な和骨董はぜひ当店で。
☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345
お問い合わせはお気軽にどうぞ
OPEN EVERYDAY
11:30～19:30
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本日は新入荷のなかから、
幕末伊万里のお品物を5種、
ご紹介してまいります。
人気のスズメ図、入荷しました。
色絵四方にふくら雀図鉢
14,000円
※口縁一部に虫くい有り
（江戸幕末）
径約18cm・高さ約9,5cm
※完売しました
染付による見込みの牡丹文は、
金彩、赤をともなって、縁文様においても輝きを増します。
そして、主役はこちらのふくら雀！
手前に垂れさがる装飾文様はピアスのように軽やか。
冬の寒さに羽毛をふくらませている雀の姿を意匠化し、
ふくらむ＝福良むと当て字して縁起のよいものだとされる、
図案化の進んだものは季節を問いません。
ふくら雀を魅せる、唐草文も精緻。
中央の花文も愛らしいアクセントとなっております。
高台部には上手ものに見られる〇☓の繰り返しが。
尚、こちらの状態は口縁部に虫くい有り、
（口縁の釉薬が剥がれて胎土が見えること。
一般的に無傷として扱われます）
故にお値打ち価格とさせて頂きました。
しかしながら、キュートなふくら雀との一期一会。
径約18cm、高さ約9,5cmという絶妙なサイズも魅力のひとつ。
富と繁栄を願うという、ふくら雀文。
早い者勝ちでございます。
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続いて、コロ茶碗、入荷しました。
染付寿字文コロ茶碗
5客組 14,000円
（江戸幕末）
径約7cm・高さ約5cm
※完売しました
こちら、文字通り｢寿｣を文様とします。
漢字発祥の中国において文字は意味を持って構成されており、
吉祥の文字はほかに、吉、福、喜などですが、
寿は｢老いるまでの長い年月｣を意味し、最上の喜ばしい文字。
このような吉祥文字の思想は日本にも伝わり、
文字を大きく配した衣裳も江戸時代には見られます。
手描きによるもの故、一客毎に表情を異にし、まことに味わい深く、
なかは白。
お茶の色がみずみずしく映えます。
「コロ茶碗」の造形は、その名が示すように、コロっとしていて、
お酒やお茶を飲むのにとても具合の良いかたち。
このかたちは「くらわんか」からきているとも。
大きさといい、てらいのない絵付けといい、手にも心にも馴染みます。
白地を生かしたすっきりとした構図は染付の線ものびやかです。
まさに日用雑器の美が表出しております。
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色絵牡丹図鉢
14,000円
（江戸幕末）
径約19cm・高さ約8cm
※完売しました
牡丹花きらめく幕末伊万里の色絵鉢、入荷しました。
見込みには牡丹蝶。
富貴を象徴する花の王、牡丹と、
蝶は長につながり、
花よ蝶よと、華やかな繁栄を願ったものでしょうか。
縁文様、四方隅切り角窓絵にも、様子を変えて、牡丹が登場。
主役の牡丹をつなぐ、ユニークな描き込みもこちらのお楽しみのひとつ。
…芯の強さは、内面にあって、なにかのときに垣間見えるものが
いちばん魅力的な気がします。
どんな人とでも打ち解けて柔軟なやさしさを持ち合わせながら、
いざというときは大騒ぎせずに一人で乗り切ってしまう…。
幕末伊万里のこちらの色絵鉢はまさにそんな大和撫子のよう。
にぎやかな表の表情とは打って変わって、
裏を返すと、純真無垢な心を秘めています。
幕末伊万里の上手ものをぜひどうぞ。
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染付三方雪輪形窓絵に熨斗と宝尽くし文鉢
14,000円
※口縁部1ケ所にノミホツ有り
（江戸幕末）
径約18cm・高さ約9,5cm
※完売しました
日盛りの強さに驚くことも多いこの頃に、
涼しげな染付鉢、入荷しました。
見込みには、みじん唐草による地の模様に浮き上がる雪輪形の窓絵三方に、
熨斗、宝珠、丁子という吉祥文。
藍の濃淡美しく、目に爽やか。
夏の訪れを感じるまさに今、お手にされたく思います。
やわらかく、美しく、すがすがしく、
鉢の形状と見事に調和した絵柄は、
口縁部の花文も、
丸窓絵に葦を配した裏柄の波濤文も、
つややかな白地にすっきりと流れるような軽やかさを運んでまいります。
高台は二重高台、上手ものであることを物語っております。
しかしながら、こちら、口縁内部1ケ所に極小さなカケがあります故、
お値打ち価格とさせて頂きました。
これからの季節に相応しい一期一会。
径約18cm・高さ約9,5cmという絶妙なサイズも魅力のひとつ。
吉祥寺PukuPuku西公園前店にて常時豊富に揃う、
染付なます皿（1客1,500円～）や、
染付向付（1客1,500円～）と合わせて、
食卓をコーディネートされてみてはいかがでしょうか。
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染付ねじ文鉢
14,000円
（江戸幕末）
径約19,5cm・高さ約8cm
※完売しました
ねじ文、入荷しました。
ねじりの妙。
こちら、ゆったりとしたねじり加減でありながら、その内は文様尽くし。
ねじ文はねじり加減に個性や技量が表れる文様だと思いますが、
幕末の職人の揺るぎない圧巻の筆使いは新鮮な驚きを導きます。
ねじ文＝水のイメージがありますが、
お馴染み、みじん唐草文による地の模様と交互にあらわされるのは、
闊達な筆致による山水図。
溌剌とした気風に満ちています。
径約19,5cm・高さ約8cmという、
店内では相対的に小ぶりな印象ながら、
しっかりとした作りで、口縁部には瑞雲文のアクセントが光ります。
裏柄は線描きで、
モダンにデフォルメされた花と唐草文様になっており、
表の表情とは打って変わって、繊細な印象。
大輪の花が華々しく開いたかのような趣は藍一色によるもの。
涼しげでまことにモダンな感覚。
美しい広がりを感じさせる幕末伊万里のまたとない優品が伝わりました。
日々続々、お品物入荷中の吉祥寺PukuPuku西公園前店では、
お電話によるお問い合わせ、地方発送、買取も随時承っております。
良心価格で品揃え豊富な和骨董はぜひ当店で。
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以上、お品物のご紹介でした。
いつも吉祥寺PukuPuku西公園前店のブログをご覧くださいまして、
ありがとうございます。
次の更新は5月28日(火)となります。
今後も話題豊富に新入荷のお品物をいち早くご紹介してまいります。
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