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2013年5月21日火曜日

2013・05・21<中道通り店のお品物と掲載誌のご紹介>印判小皿・なます皿など


いつも吉祥寺PukuPukuのブログをご覧くださいまして、
どうもありがとうございます。

また、5月15日~19日のSALEにご来店されたお客さま、
あつくお礼を申し上げます。
遠方からご注文くださった方や、
ずっと気になっていたものを購入された方もあり、
お得な機会を活用して頂き
スタッフ一同嬉しく思っております。
今後もまた、SALEを実施いたしますので、
楽しみにしてくださいね。


立夏も過ぎ、今日21日で二十四節季の小満となりました。
万物がほぼ満ち足り、草木は枝葉を大きく広げ繁る、
小満にはそんな意味があります。


公園の草花も葉や花をいきいきと広げ、
梅雨の前の過ごしやすい空気に
薫りを添えています。


カタバミが白い花をつけていました!
黄色やピンクのお花はよくあるのですが、
白いお花は珍しいです。

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さて、今回のブログでは先週火曜日のブログに
引き続き、中道通り店のお品物をご紹介いたします。


表に木のものが満載の中道通り店です。


ユニークな雑貨を取り揃え、みなさまをお待ちしております。


そして、中道通り店の品物を使ったお料理の本のご紹介も。
ヤスナリオさん著『深夜特急めし109』(主婦と生活社刊)。
ヤスナリオさんご本人が当店のお客様ということで、
109のレシピのいたるところに
吉祥寺PukuPukuのお皿を使って下さってます!


例えばエスニックレタス鍋には……
(写真右上にご注目!)


銅印判日の丸扇に剣文小皿
(明治後期~大正)
1客 500円
径約13cm・高さ約2.5cm

こちらの小皿をあわせて下さいました。


意外と深さもありますので、お鍋の具を取り分けるのにも。
このグリーンは銅印判以外ではほとんど目にしない
独特の色で、確かにエスニックなお料理にも合います!


日の丸扇に日本刀……。
このお皿が出回った100年前はちょうど
日露戦争があった頃です。
当時の人々の愛国心がしのばれます。

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さっとつくれるポテチポテサラ。
ポテトの下にちらりと見えるのは……


銅印判松に人物文小皿
(明治後期~大正)
1客  500円
径約11.5cm・高さ約2.5cm
※完売しました

人物文好きの方におすすめのこの小皿。
濃紺と薄い青のコントラストがさわやかです。


放射状に配置された絵柄は、
向付にあわせてソーサーにしても素敵です。


お手上げ、のようにやわらかな袖をあげるご老人。
デフォルメされた松の丸さとあいまって、
ほのぼのとした雰囲気を醸し出します。


お問い合わせはお気軽にどうぞ。
吉祥寺PukuPuku中道通り店
(TEL 0422-27-1636)
 OPEN EVERYDAY
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ゆずこしょうチキンに合わせたなます皿は
残念ながら完売してしまったのですが、




紙刷印判青海波に鶴文なます皿
(明治前期)
1客 900円
径約15cm・高さ約4cm
※完売しました
類似のなます皿を入荷しております。


見込みはお馴染み松竹梅文です。


近づくと、青海波の間に羽根を広げる鶴が。


濃厚なベロ藍がお料理を引き立ててくれます。
取り分けにもほど良い大きさですね。

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器を使って下さったヤスナリオさん、
「吉祥寺PukuPukuの個人的なファン」とのこと。
本職は表具師さん、本のなかのお料理も自ら撮影、
また生粋のへヴィ・メタル好きとマルチな方で、
店頭でお会いした時もフレンドリーな笑顔が素敵でした。

この本は冷蔵庫にストックした食材をうどんやパスタに
あわせてささっとつくれてしまう、
残業帰りや自宅で友達と飲んだりするときに
大活躍なレシピが盛り沢山です。
(特にそうめん、とうふの活用ぶりは特筆ものです!)

カジュアルに楽しめる
中道通り店のお皿とも好相性の特急めしたち。
新発想のお料理をぜひ体験してください。

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銅印判山水図角皿
(明治後期)
1客 1,800円
上:長径約30cm・高さ約4.5cm※在庫あり
下:長径約24㎝・高さ約3㎝※完売しました

実用性抜群の角皿を、大小2つご紹介します。


まずは大きいものを。
「目には青葉 山ほととぎす 初鰹」
初夏を全身で楽しみたいこの季節、
カツオやアジ、イサキなどの旬の魚を
よくしめてのせると素敵です。


ポピュラーな絵柄、山水図ということでお手頃値段ですが、
なかなか絵柄に見どころのある器です。

舟に乗る二人。


庵にたたずむ人もいます。


切り立った崖の向うにもあずまやが見えます。
両脇の二等辺三角形は、かすんで遠くに見える山々です。
中国絵画由来の遠景表現ですね。


隅切りになった縁を四方襷、麻の葉文が囲みます。


裏側にはちょこん、と七宝文が。



こちらはやや小ぶりの角皿です。


銅印判の線に手描きで濃淡をつけたものでしょうか。
情緒ある橋の風景。


紗綾形文にナデシコの花が3つ並びます。


青海波文には鶴丸が。
JALのマークはこのデザインをもとにしたもの。


購入されたお客様から「すごく良かった!」との
お声を頂いた一枚です。
黄色いカルボナーラや、クリームソースの
パスタにも合いそうです。


丸い器が多いので、四角いお皿がテーブルに並ぶと
変化がつき、多彩な食卓に。



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銅印判花に燕文向付
(明治後期~大正)
1客 600円
径約8cm・高さ約6cm
※完売しました
こちらも銅印判の器です。
白磁の色が藍と一緒にすっきりとした印象。


花の間をすいーっとツバメが飛びます。
今の時期、街中でよく見かけますよね。
家や駅の軒先に巣をかけて子育てをする彼ら、
親鳥は一日に13時間飛び回り、
520匹以上の虫をヒナに届けるのだとか。働きものです。


こちらはキイチゴでしょうか。
四弁のお花が独特です。


ボタンもふわりと花を開きます。
そろそろ牡丹や芍薬が目に鮮やかになる頃ですね。


上でご紹介した角皿と組み合わせても。


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紙刷印判に色絵見込みに鳳凰と桐図尺皿
(明治後期)
1客 4,500円
径約30cm・高さ約4.5cm
※完売しました
ゴージャス!と思わずつぶやいてしまう
色絵の尺皿を入荷いたしました。


こってりとした赤地に紙刷印判の藍が鮮やか。


♥の窓絵に松の樹が。
紫と緑の釉薬がつややかです。


見込みの鳳凰と桐が、金を効かせて
その存在を示します。


鳳凰の羽の向うに雲がもくもくと、
神々しさを添えます。


お皿の後ろにも鳳凰がいるんですよ~。


このお皿、まわりに牡丹が描き込まれたものと、
鉄線のものと2種類ございます。


鉄線のものは、窓絵の縁どりも変わってきます。



あでやかなこの尺皿、
サンドイッチやちらし寿司など、
みんなで集まる時にも大活躍しそうです。


紙刷印判の特性が活かされ、
ペアにすると鳳凰が向かい合うようになっています。
鳳がオス、凰がメスを指します。
ペアにして、結婚のお祝いなどにいかがでしょう。


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沈金枇杷図吸い物椀
(大正)
1客 700円
径約11.5cm・高さ約8.5cm
※完売しました
最後にご紹介するのは、
今が旬、ビワが絵柄のお碗です。


茶色の漆にビワの図柄、
なかなか珍しいものではないでしょうか。
こちらは蓋部分です。


しっかりした彫りに沈金が施され、
ビワの和毛(にこげ)の表現も見事です。


蓋の後ろにもビワが。
ビワは大変優れた薬効成分を持ち、
別名「大薬王樹」といいます。
奈良時代の光明皇后の設立した
救済施設「施薬院」でも、すでにビワの葉が
薬として使われていたそうです。


こちらは身の部分。
絵柄はなく、外の茶漆と内側の赤が
可愛らしいですね。


デザート用にしても素敵な蓋付きの漆碗。
ビワのゼリーやアイス、
あんみつをのせて
目も舌も楽しませたい、
そんな器です。


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以上、お品物のご紹介でした。
地方発送も承っております。
気になるお品がありましたら、
ぜひお電話ください。

次回のブログは24日金曜日を予定しております。
どうぞお楽しみに~!

ベトナムの花唐草?ミニティーセット
(スタッフ私物)

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