＜本日で2周年＆新入荷＞染付盃洗/6寸皿/向付（以上、江戸後期）・染付小皿/蓋茶碗/7寸皿（以上、江戸幕末）※セット商品有り

皆様、こんばんは。

いつも当店のブログをご覧くださいまして、誠にありがとうございます。

…日中は相変わらず残暑が続きますが、
朝夕はずいぶん過ごしやすくなりました。

一度夏の終わりを意識すると、西公園のあちらこちらに秋が見つかります。
そして夕方には鳴く虫たちの声が虫時雨となって降り注いでおります。

そんな今日この頃の本日、 
吉祥寺PukuPuku西公園前店は開店2周年を迎えることが出来ました！
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これも皆様の御愛顧の賜物と心より感謝申し上げます。

このうえは5年10年と末永く皆さまに愛されますよう、

サービス向上に邁進してまいる所存でございますので、

これからも変わらぬお引き立てを賜りますよう、

心よりお願いし、2周年の御礼とご挨拶を申し上げる次第です。

皆様のお越しをスタッフ一同、心よりお待ちいたしております。

※国分寺の本店、古美術福重は誠に勝手ながら、
9月の全火曜日を臨時休業いたします。  

[古美術福重(月曜定休）：042-327-3444]

何卒よろしくお願いいたします。

<(_ _)>

それでは、本日もお品物のご紹介です！

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本日まずは江戸後期の品物を続けて3種、ご紹介してまいります。

染付魚三匹図盃洗

18,000円

（江戸後期）

径約19cm・高さ約9cm

こちらの盃洗の見込み、
魚3匹の絶妙な配置によって生じた躍動感にまずはご注目です。

そして時計回りに泳ぐ、愛らしい魚たち、水玉模様です。

中国では魚は「詩経」をはじめ、古来詩歌にうたわれて、
吉祥の寓意として用いられてきました。

中国語で魚は「余」と音通するところから、余裕のあることを意味します。
さらに、たくさんの卵を産むことから、子孫繁栄の意味合いもあり、
魚の文様は大変縁起の良いものとされます。

縁文様は七宝繋ぎと洒落ており、
まことに美しく仕上がった藍の色をご堪能頂けます。

裏柄の鉄銹の界線はおそらく削り出しによるものであり、

文様を二段に柔らかく区切っており、上段には雁でしょうか。

下段の風景と高台の藍の輪線が、

水辺のゆらぎを感じさせる趣となっております。

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染付双鶴文6寸皿

1客　3,800円

（江戸後期/天明寛政期）

径約16,5cm・高さ約3cm
※完売しました

立ち姿も舞う姿も優雅で気品があり、
古来より吉祥、瑞祥を表す鳥として多く文様に用いられてきた鶴。

こちらの2羽は阿吽の仲の夫婦でしょうか。

ぼかしをきかせた藍の色の濃淡も上品に丁寧に仕上がっております。

いろいろな技法を駆使した職人の技が見事な古伊万里の上手ものです。

見込みの水辺の風景の周囲を波濤文とは……センス抜群の感覚です。

裏柄には山でしょうか。

古伊万里の瀟洒な染付6寸皿をぜひどうぞ。

在庫薄となっておりますため、お早めに。

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染付六方に丸窓絵で水仙と青海波文向付

1客　3,800円

（江戸後期）

径約8,5㎝・高さ約6㎝
※完売しました

落ち着いた藍の色が白地を引き立てており、

丸窓絵の中の絵柄には水仙と青海波が交互に現れ、

その周囲、白抜きされた部分、雲と波しぶきのような文様と調和しております。

見込みには知恵・知識を象徴する巻物が、

口縁部の作りは緩やかな波状の輪花となっており、

口縁内部には花でしょうか、

白抜きにされており、可愛らしいアクセントとなっております。

古伊万里の美しい向付をぜひどうぞ。
在庫薄となっておりますため、お早めに。

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お次に江戸幕末の品物を3種、ご紹介します。

染付雨龍図小皿

5Pセット　8,500円

（江戸幕末）

径約8,5㎝・高さ約2㎝
※5Pセットのうち、1客に小キズ有り
※完売しました

龍の一種で、トカゲに似た雨龍。

こちら、見込みの卍繋ぎ文の丸玉の周囲を雨龍がまことに愛らしく、

時計回りに巡っております。

雨龍は龍の仲間で、魑龍ともいわれ、

角や足がなく毛のようなもので胴体を表しています。

天に昇って雨を降らせる龍で、めでたい前兆をもたらし、幸運を呼ぶとか。

元々は中国から伝来した文様でありますが、わが国では、

家紋として用いられたことにより意匠が安定したようです。

文様から家紋へ、家紋から文様へと発展した雨龍。

家紋として用いられた理由は「成長」を意義とされたため。

その姿の妙や、身近な水神であったことも、

持て囃された要因であったかもしれません。

5客組のうちの1客の1ケ所に小さなカケとニュウがあります。

しかしながら、手のひらサイズのサイズ感も愛らしい、

心癒される魅力満載の幕末伊万里の染付小皿ではないでしょうか。

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染付芭蕉と人物図蓋茶碗

1客　1,300円

（江戸幕末）

径約10,5㎝・高さ約8㎝
※完売しました

続いてご紹介しますのは、

幕末伊万里のまことに愛らしい染付蓋茶碗でございます。

 

藍の色美しく、芭蕉の葉の下に蝶が舞い、
柔和な表情の人物が次々に登場し、物語性を感じます。

口縁内部には雷文、見込みには環状松竹梅の描き込みがございます。
想像力をかき立てられるこちら、在庫薄のため、お早めにどうぞ。

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染付線描きボタン唐草文7寸皿

5Pセット　33,000円

（江戸幕末）

径約21,5㎝・高さ4㎝
※完売しました

本日最後のご紹介は複雑で繊細な線に息をのむ、
幕末伊万里の佳品でございます。

器の形に合わせて丸くデザイン化された見込みのボタン唐草文様が、
大胆かつモダンな印象を与えます。

和洋に適する、揃いの7寸皿は重宝して頂けます。
おもてなし時にも大活躍間違いなしです。

潔く、迷いのない線が心地良く続きます。

藍の色も自然で優しく、

ふんわりと柔らかく仕上がっております。

裏銘があり、

縁は輪花となっており、裏柄には線描きによるボタン唐草文が巡ります。

当店でも線描きの品物は大変人気がございます。 
幕末伊万里の一期一会の逸品をぜひどうぞ。

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以上、本日のお品物のご紹介でした。

いつも当店のブログをご覧くださいまして、ありがとうございます。

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次の更新は9月11日(火)となります。

今後も話題豊富に新入荷のお品物をいち早くご紹介してまいります。

ご常連様から、開店2周年のお祝いにと頂戴したお菓子を、

丁寧な線描きのこちらと合わせてみました。

染付網目と草花文小なます皿

1客　2,500円

（江戸幕末）

径約12cm・高さ約3cm

素敵に調和しております。

そしてとても美味しく頂きました。

いつもお心遣い頂きましてありがとうございます。

感謝感激です！

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お問い合わせはお気軽にどうぞ。

吉祥寺PukuPuku西公園前店

(^O^)／0422-27-5345