お知らせ


2012年9月28日金曜日

<新入荷>染付鉢(江戸幕末)・染付小向付・盃台・色絵菱型皿2種(明治前期)・染付花瓶(明治後期~大正)


皆様、こんばんは。
いつも当店のブログをご覧くださいまして、誠にありがとうございます。


ようやく秋風が肌に心地よい季節となってまいりました♪
西公園の秋色も日々を追うごとに次第に濃くなっており、
次世代に命を繋ぐべく、鳴く虫たちが自らの音色を盛大に競っています。


6月から定休日をなくした吉祥寺PukuPuku西公園前店・中道通り店、
そして国分寺の本店、古美術福重の3店舗では、
日々新入荷のお品物続々入荷中です!
皆様ぜひお出ましくださいませ。
●  ●  ●  
尚、国分寺の本店、古美術福重はこれまでと同じく月曜定休を頂きますが、 
誠に勝手ながら、来月の全火曜日を臨時休業いたします。  
(古美術福重:042-327-3444
何卒よろしくお願いいたします。
●  ●    
それでは、本日もお品物のご紹介です!

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本日、まずは幕末伊万里の佳品を紹介してまいります。


染付春蘭と蝶図鉢
7,500円
(江戸幕末
径約15,5㎝・高さ約6

径約15,5㎝と小ぶりで愛らしい染付鉢が入荷しました。


蘭は四君子のひとつで、
花や茎には強壮や解毒作用があるので、武将たちに好まれた植物です。


春蘭に蝶が遊ぶ見込みの優美な描き込みから、
視線を少し外側に広げると、


浅い鍔縁状の口縁部は格子文に細やかな輪花と凝っており、
まことにモダンな印象です。



裏柄には竹葉と洒落ており、


裏返すと、こちらのような銘があります。



是非、お料理を盛り付けてお楽しみください。
サイズ感も良く、お料理映えすること間違いなしの器だと思います。

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続いて明治前期の愛すべき小品をご紹介します。


染付唐子図小向付
5客組 6,500円
(明治前期
径約6㎝・高さ約4,5
※完売しました


唐子とは文字通り、唐(中国)の子供を描いた文様ですが、
江戸時代、長崎・平戸藩の御用窯である三川内焼でしか、
作ることを許されなかった伝統の図柄です。


手描きであるが故に、
三人の唐子の愛らしい表情は1客毎に異なり、
楽しみのひとつでございます。


口縁内外部には瓔珞文様、
見込みには平和の象徴、麒麟が。


裏銘には「高創山源六製」とあります。


美味しいお茶で、ホッと一息
牧歌的な風景に気持ちが和みます。
おもてなしにもぜひどうぞ。

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続いても明治前期の愛すべき小品をご紹介します。


染付松竹梅文透かし盃台
3,300円
(明治前期
長径約8㎝・高さ約6
※完売しました

現代ではあまり見かけない器ですが、
盃台とはその名の通り、盃をのせる台で、その昔は、
宴席で酌み交わす大ぶりな盃を乗せて使っていたようで、
その其々に、お酒を一層美味しく見せる工夫が凝らされています。


リズム感のある配置で、
染付により松葉に竹葉、梅花と松竹梅を表し、


七宝繋ぎの美しい透かし細工は、
熟達の職人の手による上手ものであることを伝えます。


盃台は大きさや形状も種類豊富で、
こちらのように細かな装飾のあるものから、
シンプルな染付のものなど、まことに個性豊かです。


飾って頂くだけでも素敵な器ですが、
花器にされたり、キャンドルスタンド、
コーン型のお香立て等にも使って頂けます。
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その他にも、珍味やお菓子をのせてみたり。
落としの器を入れて、お花を活けてみたり、
もちろん本来の用途である盃や小さな器をのせて・・・。
アイディア次第でいろいろお楽しみ頂けます。

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色絵鳳凰図菱型皿
1客 2,800円
(明治前期
長径約17,5㎝・高さ約3,5
※完売しました

続いて、明治前期の色絵菱型皿を2種続けてご紹介します。



扇型に区切られた華やかな画面にて、梧桐とともに、
瑞鳥、鳳凰が尾を垂れており、



縁文様の窓絵には鶴丸でしょうか。


色使いが独特で、まことにモダンな印象です。


裏柄には巻物と宝尽くしの趣です。


鳳凰といえば…、


こちらと一緒にいかがですか。

色絵三方に鳳凰図蓋茶碗
1客 2,200円
(明治前期
径約12㎝・高さ約8,5


形、絵柄、色合いともに丁寧につくられた上手ものです。


ただ今なら、こちら、数を揃えて頂けます。
お問い合わせはお気軽にどうぞ。
(吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345

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色絵扇面図菱型皿
1客 2,800円
(明治前期
長径約17,5㎝・高さ約4
※完売しました


続いてこちら、白地をうまく生かした画面内、
扇面に竹と菊の絵柄が可愛いらしいですね。
もともと扇には涼を取るという実用的な用途以外に、
「邪気を祓う」という意味合いもあったようです。


文様化された花のつぼみが愛らしいアクセントになっており、
染付の藍の分量も絶妙で、全体とうまく調和しております。



裏柄には巻物と宝尽くしの趣で、


こちらも形、絵柄、色合いともに丁寧につくられた上手ものです。

扇面図といえば…、


こちらと一緒にいかがですか。

色絵梅の木図輪花鍔縁7
1客 3,800円
明治前期
径約21㎝・高さ約3,5


ただ今なら、こちら、数を揃えて頂けます。
お問い合わせはお気軽にどうぞ。
(吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345

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染付百合とカワセミ図花瓶
5,500円
明治後期~大正
口径約10㎝・高さ約16
※完売しました
本日最後にご紹介するのはこちら、
特徴的なシルエットと大胆な絵柄が目を引く染付花瓶でございます。


力強くのびのびと描出された百合。



花瓶のシルエットに合わせて、藍の濃淡美しく、
瑞々しく、その葉が続きます。





大きく花開いた百合を堪能した後には、カワセミが目に飛び込んできます。
井の頭公園でたまに見かけますが、宝石のように美しく、
事実、漢字の「翡翠」は、カワセミ、ヒスイどちらとも読めるように、
宝石のヒスイはカワセミの羽の色に由来して名付けられたとか。


日本は百合の王国と言われるほど百合の種類は多く分布しており、
その数およそ150種以上とも。
さまざまな百合の花を活けてお楽しみくださいませ。

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以上、本日のお品物のご紹介でした。
いつも当店のブログをご覧くださいまして、ありがとうございます。
次の更新は10月2日(火)となります。
今後も話題豊富に新入荷のお品物をいち早くご紹介してまいります。

お問い合わせはお気軽にどうぞ。
(*^_^*)
吉祥寺PukuPuku西公園前店
0422-27-5345


吉祥寺PukuPuku西公園前店前にて。
お散歩途中のリーナちゃん。

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