お知らせ


2022年10月4日火曜日

2022・10・04〈新入荷〉江戸中期くらわんかの器2種、幕末染付の鉢物4種

こんにちは。良心価格で品揃え豊富なお店、
吉祥寺PukuPuku西公園前店でございます。


[骨董グランデ出店のお知らせ]
2022年10月7日(金)~9日(日)
10:00~17:00
東京ビックサイト西3ホール
このたび第二回の開催となる
骨董グランデというイベントに参加いたします。
全国から150以上のの業者さんが集まる骨董のお祭りです。
和骨董、洋骨董、玩具など一日では見切れないほどの規模で、
たくさんの出会いがありますよ。
入口はいって正面右側の【C5】ブースでお待ちしております。

骨董グランデでは、初お目見えの品も多数ございますので
ぜひお立ち寄りくださいませ。

※尚、吉祥寺PukuPukuは西公園前店、中道通り店ともに、
骨董グランデ開催中も通常営業しております。


吉祥寺PukuPukuでは新入荷のお品物が続々入荷中!!
そのどれもが普段使いに、おもてなしに、即活躍するものばかりです。
器は料理の着物と申します。
情緒のうつわとして、暮らしのうるおいにお役立てくださいませ

毎週火曜日・金曜日に新入荷掲載の当店のオンラインショップです。
鉢-染付」「古美術などのカテゴリーから
ご希望のお品物をご覧いただけます。
オンラインショップ限定の商品もございますので、
ブログとあわせて是非ご覧くださいませ。


本日は、数少ないくらわんかの器と
冬に活躍する鉢物をご紹介します。


染付雲と宝珠図5.5寸皿
1客 税込27,500円
(江戸中期・くらわんか)
径約17,5cm・高さ約3,5cm
※入荷数1客のみ


薄く柔らかな呉須調で絵付けが施され、
くらわんからしい素朴さが愉しめる5.5寸皿です。

「くらわんか」とは、江戸中期に、伊万里でさかんに焼かれていた、
厚手の素朴な磁器のことであり、
大阪淀川の飯屋が、川を渡る客に対して、「くらわんか」と声をあげながら、
この器に入れた酒や餅を売っていたことに由来しています。


縁の近くは墨弾きで白い雲が舞い、
濃い色合いの宝珠と雲がアクセントになっています。


余白は灰がかった素地が見えて、それもまた味わい深い。


鉄釉が全体をキリリと引き締めてくれます。
分厚い造りなので、ずっしりと心地よい重さが感じられます。


高台内の銘は福でしょうか。
さらりと描かれた唐草文が巡ります。


表面にフリモノ有り。


案外入荷の少ない中皿サイズ。
お団子をのせるだけで、おやつの時間の質が上がります。



墨弾き花と唐草文小皿
1客 税込4,400円
(江戸中期・くらわんか)
径約10cm・高さ約2,5cm
※金直しあり
※在庫数1客のみ
※完売しました


くらわんかは中皿も珍しいですが、小皿は中皿よりも数が出てきません。


墨弾きで白抜きになった花と唐草文。
さっと描かれたような作為の無い絵付けが良いですね。


見込みの五弁花はコンニャク印判です。


裏側は唐草文。
高台内になにやら描かれていますが、判然としません。


縁に金直しがございます。


独特の雰囲気があり、ファンも多いくらわんか。
なます皿の入荷もございましたので、お探しの方はお問合せ下さい。


染付三方秋海棠図7寸鉢
1客 税込10,450円
(江戸幕末)
径約21,5cm・高さ約10cm
※対で入荷
※完売しました。



捻子文のように区切られ、秋海棠図と牡丹図が交互に配されます。
秋海棠の葉脈の描き方が墨弾きと濃い染付の2種有り、
葉の裏表を描き分けているのでしょうか。


同じ形の牡丹図がデザイン的な配置。
窓絵に凛々しい鳥が飛んでいます。


裏側は秋海棠と鳥がのびのびと描かれます。


淵は斜線に削られ、ロープを思わせる洋風な造り。
異国感が出る線描きを引き立てます。


端反りで口が開いているので、
お料理を盛った時に絵付けがしっかりと見えてくれますよ


見込みに少しフリモノがございます。
使用には問題ない程度です。



こちらも少しフリモノがございます。


左①右②
華やかで目を惹く染付に、お料理映えする器形です。
煮物、おでん、サラダ、フルーツなどに。


染付窓絵に山水図7寸角鉢
1客 税込9,350円
(江戸幕末)
約21,5cm×約21,5cm・高さ約8cm
※対で入荷
※在庫数1客


見込みには松皮菱、側面には扇と猪目の窓絵が取られ、中には山水図が。
周りの線描きとはまた違った筆致が愉しめます。


窓絵の周りを埋め尽くす線描き。圧巻の描き込みです。
山水図によって器全体の雰囲気が和風なので
和食に似合う線描きになっています。


外側は雄大な山水図。


分厚く丈夫に造られた縁には金彩が乗り、
器の表情を明るくしてくれます。


蛇の目高台に櫛目文がめぐります。




左①右②
②の方がやや発色淡いです。

幕末らしい細かな線描きを味わえる鉢です。
角になっているのもちょっと珍しくて、魅力的ですね。


染付牡丹と微塵唐草文6寸鉢
1客 税込7,700円
(江戸幕末)
径約18,5cm・高さ約8cm
※ノミホツ有り
※入荷数1客のみ
※完売しました


底をいっぱいに使って牡丹が広がります。
上から見た牡丹図は見慣れないので新鮮な感じがしますね。


周りは微塵唐草文が細かく詰まっています。
ランダムに入る唐草の葉が良いアクセント。


こちらも分厚く丈夫な造り。
渦巻文が縁を覆い、上から見ると一面青に。


外側は、牡丹の葉と記号のような文様が。


縁に一箇所ノミホツがございます。


6寸サイズと2~3人分のおかずを盛るのに丁度いいサイズ。
1人分の丼としても重宝します。


染付牡丹と船上人物図5寸鉢
1客 税込7,150円
(江戸幕末)
径約15cm・高さ約6cm
※対で入荷
※完売しました。



片身替わりの構図で、牡丹図と船上人物図が描かれます。
繊細な筆致の牡丹図は、しっとりと風雅な魅力を纏います。


側面を見ると、松の木と鶴もいることが分かります。
釉薬が流れてしまって、ぼやけているのが惜しい。


立ち上がり部分はぼやけ気味ですが、
船の上で人が丸く座っている様子や遠くの船、星座などから
夜の閑寂な雰囲気が伝わってきます。


縁は五弁花の形に整えられ、盛り上がった部分に龍が描き込まれています。


五弁かの部分は段がつけられており、下は円形です。
海辺の様子が賑やかに描かれていますね。




対での入荷です。五弁花の形が可愛らしい。
うどんやラーメンなどに便利なサイズ感です。

以上、新入荷の一部をご紹介いたしました。
最後まで吉祥寺PukuPuku西公園前店のブログをご覧くださいまして、
ありがとうございます。
次の更新は10月7日(木)となります。お楽しみに♪
今後も話題豊富に新入荷のお品物をいち早くご紹介してまいります。
吉祥寺へお越しの際には、是非当店へお立ち寄りくださいませ。
お問い合わせ、地方発送、買取も随時承っております。
良心価格で品揃え豊富な和骨董はぜひ当店で。
☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345
E-mail:kichijyoujipukupuku@gmail.com
☎吉祥寺PukuPuku中道通り店 0422-27-1636
E-mail:pukupuku.nakamichi@gmail.com
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骨董グランデまであと3日!
会場マップが出ています。

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