皆さまいかがお過ごしでしょうか?
今日の中道通りはお昼過ぎにざっと大雨も降り、むわんとした空気がただよっています……。
そんななか、ブログをご覧になって遠方から来店して下さる方や、電話でお問い合わせをされる方もあり、嬉しい限りです。
気候にめげず、皆さまに楽しんで頂ける記事がお届けできれば、と思っております。
まず、お盆休みのお知らせを。
恐縮ながら来週は定休日の17日(水)に加え、月曜火曜と計3日間休業いたします。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
<お盆休みのお知らせ>
15日(月)、16日(火)、17日(水)
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
上記以外は通常通りの営業時間で開店いたします。
ご不便をおかけしますが、何卒よろしくお願いいたします。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
さて、新入荷のお品物のご紹介です。今回も多彩な器が集まってくれました。
・草図 染付小皿 500円
(大正 径約12cm・高3cm)
※完売しました
やわらかな青の葉っぱがモチーフの小皿です。
グラフィカルな意匠が、手描きらしく一枚一枚個性があって面白いです。
裏の高台には「竹泉」の文字が。
焼き物で竹泉といえば京焼の名工、三浦竹泉(みうらちくせん)です。明治の頃から現在まで五代続く名跡で、初代竹泉はヨーロッパの色彩感覚を取り入れた人でした。
このお皿がその竹泉の製作かは断定できませんが、確かに洒脱なデザインです。
北欧のデザインを思わせる、葉と枝の構成。とってもリズミカルです。
薄手で、すっきりとしています。外側が白無地なのも清楚で素敵ですね。
ぽち、ぽち、とピンクのつぼみが。
思わずロールケーキをのせてしまいました。洋食器との相性もよく、何かと活躍してくれる器です。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
・瓢箪図 染付深皿 700円
(大正 径約13cm・高約3.5cm)
※完売しました
先の小皿とやや雰囲気が似ていますが、こちらはもう少し深めのつくりです。
輪花の縁取りが、器をより可愛らしく見せます。
深さがあるので、お料理を入れても良し、果物やアイスクリームを入れても良し、の大活躍な器です。
流れるような線と、瓢箪のフォルム。涼風を思わせるさわやかな画面です。
緑の瓢箪がなんだかピエロの涙みたい……?くるくるとした蔓もユーモラスです。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
お次はうって変わって豪華な色絵の器をご紹介します。どちらも五客組でご用意しています。
・陽刻 色絵千鳥型変形皿 五客組 15,000円
(明治前期 径約15cm 高約3cm)※完売しました大変珍しい、千鳥型の器です。
お刺身などちょっとしたものをのせるのにも良いですし、銘々皿としても使って頂けます。
霞の向こうの松、赤い雲の向こうを舞う鶴、と何ともおめでたい雰囲気です。
裏の唐草は明治前期のものらしく、はっきりとした青です。
紅い雲間から見える太陽は黄金色。
残念ですが、金彩部分などに若干のすれがあります。
手がこんでいます。千鳥の形をしてるだけでなく、陽刻で鶴もあしらわれています。
写真ではわかりにくいのですが、縁にも5列の波のような段もあり。見れば見るほど発見のある、おすすめのお品です。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
・色絵草花図八寸皿 五客組 26,000円
(明治前期 径約23cm 高約3cm)※完売しました
最後に、大変華やかな八寸皿をご紹介します。
よくお客様から「色絵の大きいお皿はないですか?」と訊かれるのですが、色絵の大きめのお皿はなかなか出てこなくて、私たちも困っています。
ですが、状態のよいお品で、今回五客とまとまった数でもご用意が出来ました!
赤絵の部分と青の染付部分、余白のバランスが絶妙ですね。
裏のシンプルな青で描かれているのは宝珠。金銀財宝を産んでくれる魔法の珠です。
見込みの絵付けは秋の七草、桔梗でしょうか?
窓になっている円も太いライン、細いラインと均等に保たれているのが見事です。
花かごでしょうか?青赤緑の三色の上の金が豪華です。
ミート皿、メインディッシュ用にも何かと重宝な八寸皿です。
五客とまとまった数で出てくることも珍しいので、この機会に一揃いいかがでしょうか?
以上、商品のご紹介でした。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
次回ブログはお盆明け、一週間後の18日(木)を予定しております。
いつも見て下さる皆さまにはお待たせしてすみません……。新入荷のお品物の紹介などを予定しております。
それでは毎日暑いですが、どうぞ体に気をつけて、素敵な夏の日々をお過ごしください。
0 件のコメント:
コメントを投稿