皆様、3連休はいかがお過ごしでしたでしょうか。
昨日の日曜日はあいにくの雨模様でしたが、3日間通して多くのお客様にお立ち寄り頂けました。
ご来店、ご購入下さいましたお客様、ありがとうございました!
本日は、とても暖かい春の陽気の吉祥寺です。
西公園を歩くと、足元にシロツメクサを発見しました。
紫陽花の木も、もう蕾をつけているのにびっくり。
今月は、新緑を満喫できそうです。
_____________________________
本日初めのご紹介は、明治前期の、鴛鴦(おしどり)の絵が描かれた器です。
・おしどり図 染付金彩五寸皿 (明治前期 径約15,3cm・1,800円)
※完売しました
寄り添うように川を泳ぐおしどりが描かれた染付の器です。
笹の葉が薄く重ねた藍色で透明感を持って描かれており、笹の葉と鳥の羽根の部分には上から金彩で線描きが施されております。
明治前期の、平戸焼と思われます。描き込みも細かく、大変上品な器です。
「鴛鴦夫婦」の諺で知られるこの鳥ですが、漢字表記だと「鴛鴦」と書き、鴛(えん)がオス、鴦(おう)がメスを指しており、オスとメスの仲が良く、「愛」(おし)合う鳥であることからおしどりと名付けられたそうです。
また繁殖期に変化するオスの羽色も大変美しく、愛好家の多い鳥です。
そんなおしどりの絵柄に、思わず愛情を注ぎたくなるような素敵な器となっております。
__________________________
・みじん唐草紋様 染付なます皿 (明治前期 径約15cm・2,500円)
こちらは印判ではなく手描きのみじんのなます皿です。
見込が小さく、出来も良いので、お値段は少し高めですが、和洋中どれでも合わせて頂けるみじん紋様と、お料理映えする濃いべろ藍の色がとても奇麗に仕上がっておりますので、おすすめの品です。
手描きならではの、温かみのあるみじん唐草も、味わいありますね。
何客か揃えておかれると大変便利な器です。
在庫はまだ御座いますが、揃いで購入されたいお客様はお早めにご来店またはご連絡下さいますよう宜しくお願いいたします。
_________________________
・扇図 染付六寸皿 (江戸幕末 径約18,5cm・3,300円)
※完売しました
扇(おうぎ)が描かれた染付皿です。
中央に一枚ある大きな扇のには、中に山水図があり、その周りを小さな扇が、墨弾きの技法で白抜きで踊るように描かれております。
無傷は一客のみ。ほかに甘手の商品が一客ございます。
涼しげな藍の色と、モチーフである扇のもつ形の美しさや雰囲気が魅力的な器です。
_______________________________
・唐子図 紙刷印判七寸皿 (明治前期 径約22,5cm・2,800円)
※完売しました
遊ぶ唐子が愛らしい、紙刷の人気の八寸皿です。
周囲の花散らしと、亀甲紋様も大変奇麗に上がっております。
八方向に連なる、帯状の麻の葉の紋様も、アクセントになっていて良いですね。
唐子、人物図がお好きな方に是非お手に取って頂きたい一品です。
__________________________
明日からの三連休に向けて、まだまだ商品が入荷いたしますので、気になる方は是非ご来店くださいね!
皆様、充実したお休みをお過ごしください♪
★次回更新は5月5日(木) 新入荷、お勧めの商品紹介いたします。
0 件のコメント:
コメントを投稿