五月晴れも終盤、台風が近付いているとの予報もあり、夏の気配を感じる空模様ですが、皆様いかがお過ごしですか?
本日は中道通りも晴れ⇒くもり⇒雨とあわただしい天気でした。
先日九州は梅雨入りしたとのこと、東京もアジサイのつぼみがふくらみ、雨の日々の楽しみ方を最近あれこれ考えています。
さて、本日のブログも新入荷のものをいくつかご紹介いたします。
今回は染付の美しい器が入ってまいりました!
・人物図丸紋 染付向付
(江戸幕末 径約8.5cm 高約7cm・2,200円)
※完売しました
すっきりとした余白と、絵付けが可愛らしい向付です。
縁は鉄釉掛けで仕上げています。見込みの描き込みも丁寧です。
見込みをクローズアップしてみました。
あずまやに3人の人物の姿が。
その周りを「甲・乙・丙……」の十干と、「子・丑・寅……」の十二支の文字が組み合わさって取り囲んでいます。
外側には馬(?)に乗った人物 が丸紋で描かれています。丸紋の縁取りも一つ一つ変えていて、とっても芸が細かいです。
お湯呑がわりももちろん、ロックで焼酎を吞んでもおいしそうです……。
_____________________________________________________________
・牡丹図 染付なます皿(陽刻入り)
(江戸後期 径約15cm 高約5cm・3,300円)
※完売しました
まず、見込みには牡丹が。
そして後ろの○と―を繋いだ絵は、星(=星座)を表現しています。
内側の立ち上がりには牡丹の陽刻が!呉須で浮かび上がった花の姿は、
このなます皿の見どころといえます。
外の絵付けはあっさり。縁にも墨はじきで菱型を繋げてあしらっています。
手は込んでいるのですが、それを感じさせず、薄手で全体的にはすっきりとした印象です。
以上、商品のご紹介でした。
次回は5月30日、今月最後の更新です。どうぞお楽しみに!
0 件のコメント:
コメントを投稿