お知らせ


2011年5月26日木曜日

<新入荷商品>丸紋染付向付と陽刻染付なます皿


  
五月晴れも終盤、台風が近付いているとの予報もあり、夏の気配を感じる空模様ですが、皆様いかがお過ごしですか?
本日は中道通りも晴れ⇒くもり⇒雨とあわただしい天気でした。
先日九州は梅雨入りしたとのこと、東京もアジサイのつぼみがふくらみ、雨の日々の楽しみ方を最近あれこれ考えています。


さて、本日のブログも新入荷のものをいくつかご紹介いたします。
今回は染付の美しい器が入ってまいりました!


・人物図丸紋 染付向付 
(江戸幕末 径約8.5cm 高約7cm・2,200円)
※完売しました

すっきりとした余白と、絵付けが可愛らしい向付です。



縁は鉄釉掛けで仕上げています。見込みの描き込みも丁寧です。


見込みをクローズアップしてみました。


あずまやに3人の人物の姿が。
その周りを「甲・乙・丙……」の十干と、「子・丑・寅……」の十二支の文字が組み合わさって取り囲んでいます。


外側には馬(?)に乗った人物 が丸紋で描かれています。丸紋の縁取りも一つ一つ変えていて、とっても芸が細かいです。


お湯呑がわりももちろん、ロックで焼酎を吞んでもおいしそうです……。
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・牡丹図 染付なます皿(陽刻入り) 
(江戸後期 径約15cm 高約5cm・3,300円)
※完売しました

  内側の立ち上がりに、「花の王」牡丹の陽刻が入ったなます皿です。色々と手がこんでいます。


まず、見込みには牡丹が。
そして後ろの○と―を繋いだ絵は、星(=星座)を表現しています。


内側の立ち上がりには牡丹の陽刻が!呉須で浮かび上がった花の姿は、
このなます皿の見どころといえます。

外の絵付けはあっさり。縁にも墨はじきで菱型を繋げてあしらっています。
手は込んでいるのですが、それを感じさせず、薄手で全体的にはすっきりとした印象です。


以上、商品のご紹介でした。

次回は5月30日、今月最後の更新です。どうぞお楽しみに!

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