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2011年3月28日月曜日

<特集> 染付の大皿たち(九寸~尺皿)その一

今日の中道通りは、昼間は春先の装いの方も多く、温かい気候でした。


朝晩はまだ寒い日も続きますが、風邪など引かれませんようお気を付け下さいね。






さて、3月の更新も、残すところあと2回となりました。
まだまだご紹介したい素敵な商品がが沢山ありますが、今回と次回(3月31日)は、江戸時代中期~幕末に作られた尺皿をご紹介して行きたいと思います!

















尺皿といいますと、径が約30cmのものを言います。
見ごたえのある筆跡の染付のものから、繊細な線描きの物などございますので、お料理用だけではなく、飾り皿としてお使いいただけると思います。

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・菊図 染付尺皿 (江戸幕末 径約29cm・8,500円)
※完売しました

五つの大きな菊の花が描かれた、当時としてはモダンな絵柄の尺皿です。
裏は無地で、縁はやわらかい形状の輪花になっております。
また白の色が多い染付ですので、洋食器とも合わせて使って頂きやすいです。

















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・芭蕉図 染付尺一寸皿 (江戸幕末 径約33cm・6500円)
※完売しました

芭蕉の絵柄の染付の大皿です。 太い茎から伸びた葉が生き生きと描かれた、大胆な構図となっております。  
芭蕉の葉のモチーフは明治の印判皿になると、葉を重ねた幾何学的な描き方が多くみられるようになってきますが、このお皿のように、植物の姿をありのまま、大きな筆で描いた大皿ならではの迫力ある描き方が、芭蕉という植物の魅力を引き出していると思います。



















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・松図 青磁輪花九寸皿 (江戸中期 径約26,5cm・15,000円)
※完売しました

こちらは江戸中期の器です。見込は染付で松の木と雲が描かれており、周囲の輪花の縁には青磁がかかっている美しい器です。 裏も青磁が続いており、高台中央には「大明成化年製」の文字があります。
















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・うずら図 染付尺皿 (江戸幕末 径約29cm・12,000円)
※完売しました

地面に佇む鶉(うずら)の表情が大変可愛らしい尺皿です。表面に多少のふりものがございますが状態はよく、鳥好きの方にはお勧めの一品となっております。

















本日のご紹介でした!
次回更新も是非お楽しみ下さい。

★次回更新は3月31日(木) 今月最終更新です。
引き続き染付の尺皿を数点、その他ご紹介していきます。

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