お知らせ


2012年10月9日火曜日

<新入荷>なます皿・蓋茶碗(以上、江戸中期)・染付小皿/鉢(以上、江戸後期)・染付鉢(江戸幕末)※セット商品有り


皆様、こんにちは。
いつも当店のブログをご覧くださいまして、誠にありがとうございます。
…西公園の表情は日々刻々と移り変わっており、


いよいよ秋の深まりを見せてまいりました。


優雅に舞っているように見える蝶も、きっと私たち以上に、


過ぎゆく季節を感じ、其々忙しく冬に向けて備えているのでしょう。


心地よい秋風の季節となりました。一年で最も暮らしやすいこの季節に、
6月から定休日をなくした吉祥寺PukuPuku西公園前店・中道通り店、
そして国分寺の本店、古美術福重に皆様ぜひお越しくださいませ。

3店舗にて日々新入荷のお品物続々入荷中です!

※国分寺の本店、古美術福重はこれまでと同じく月曜定休を頂きますが、 
誠に勝手ながら、今月の全火曜日を臨時休業いたします。  
(古美術福重:042-327-3444

何卒よろしくお願いいたします。

それでは、本日もお品物のご紹介です!

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本日、まずは、この時期に相応しい、
江戸中期、古伊万里のなます皿紹介してまいります。

 

瑠璃釉に金彩栗図変形なます皿
1客 2,500円
(江戸中期
長径約15㎝・高さ約5
※完売しました

見込みに愛らしく描かれたるは栗。
栗の葉と実は古来より瑞祥的果実でした。



栗の様子はほのぼのと、まことに愛らしく、
想像力をかきたてる魅力があります。


型打ち成形による優美な形状で、瑠璃地に金彩を施し、
装飾効果を上げ、凝った仕上がりとなっております。


とってもお料理映えしました!と、早速追加のご注文を頂いたお客様も。

在庫状況等、お気軽にお問い合わせくださいませ。
吉祥寺PukuPuku西公園前店
0422-27-5345


かすかにその絵柄を伝えるものに不思議な美しさを感じるのは、


ここに至るまでの果てしない時の重みを感じるからでしょうか。


華やかさと愛らしさが見事に調和した古伊万里のなます皿をぜひどうぞ。


栗ごはん、栗おこわにゆで栗、蒸し栗、焼き栗、
渋皮煮、甘露煮、きんとん、モンブラン
栗の美味しいこの時期に、栗料理を盛り付けて、
お楽しみになってはいかがですか。

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色絵牡丹と蝶図蓋茶碗
1客 3,500円
(江戸中期
径約11㎝・高さ約8
※完売しました

続いても、江戸中期、古伊万里のこちらは色絵蓋茶碗をご紹介します。


蓋を開けると、見込みには松竹梅、口縁内部には四方襷文が、
染付で描かれております。


 


茶碗の周囲を一周すると、何とも優雅な世界観で、牡丹に蝶。


中国では花の王者と呼ばれる牡丹は富貴を象徴するものであり、
牡丹に蝶を組み合わせた絵柄は、蝶を長につなげることで、長命を意味し、
花よ蝶よと華やかに栄えることを願ったものなのでしょうか


古伊万里の瀟洒な蓋茶碗は在庫薄のため、お早めにどうぞ。

吉祥寺PukuPuku西公園前店
0422-27-5345

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染付窓絵に花と唐草文鉢
12,000円
(江戸後期
径約15,5㎝・高さ約8,5
※完売しました

続いてご紹介するのは江戸時代は後期、
径約15,5㎝と小ぶりで愛らしい古伊万里の染付鉢でございます。


見込みの、春蘭に蝶が遊ぶ優美な描き込みが愛らしく、


蘭は四君子のひとつで、
花や茎には強壮や解毒作用があるので、武将たちに好まれた植物です。


視線を少し外側に広げると、緩やかな輪花の口縁部、


そこには白地をうまく生かし、モダンにデザイン化された花文様が。


交互に現れる窓絵内には文様化された花と唐草が躍動感を秘め、


まことに美しい藍の濃淡が側面全体の絵柄を引き立てております。


径約15,5㎝と、小ぶりでやや深めの作りは使い勝手も良さそうです。


職人の技が見事な古伊万里の上手ものをぜひどうぞ。

吉祥寺PukuPuku西公園前店
0422-27-5345

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染付タコ唐草文輪花小皿
5客組 19,000円
(江戸後期
径約11,5㎝・高さ約2,5
※完売しました

続いても、江戸期、古伊万里の、
こちらは人気のタコ唐草文の染付小皿、5客組をご紹介します。


見込みには松竹梅、


縁は細かな輪花型、


裏銘には成化年製、


高台部分には○×の繰り返しが。
この文様は古伊万里焼の上手のものに多いです。


江戸中期頃から描かれはじめ、明治以降も愛された絵柄、タコ唐草文様。
コレクターも多くいる伊万里焼の人気の絵柄です


状態抜群の5客組は並べるといっそう力強さを感じます。


是非、お料理を盛り付けて、お楽しみください。
お料理映えすること間違いなしの器だと思います。

吉祥寺PukuPuku西公園前店
0422-27-5345

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本日最後に幕末伊万里の佳品をご紹介します。


染付龍と鳳凰図角鉢
13,000円
(江戸幕末
長径約18㎝・高さ約9,5
※完売しました

特徴的な形もまた魅力的な末伊万里の染付角鉢です。


見込みには器形に合わせて、花をあしらった唐草文様がモダンな印象で、


口縁内部には雷文、


そして側面にご注目!


唐草文の一部と化した龍が何ともユーモラスです。


そして龍に関連するこちらの割り絵にもご注目!


鳳凰のたおやかな筆致が面白いですね。


龍と鳳凰の間には卍繋ぎ文が効いています。


全体的に白地をうまく生かした絵柄、
高台周辺の表情も描き手の発想力とセンスが表出しております。

(裏銘)


すぐれた人や尊い人を意味する「龍鳳」、
英雄たちが立ち上がることを意味する「龍飛鳳翔」という言葉や、
中国の器などに龍と鳳凰を組み合わせた意匠が多く見られます。

ともに表される機会の多かった龍と鳳凰の姿に、
和合の意味も込められているのかもしれません。

龍と鳳凰の姿が愛嬌たっぷりの幕末伊万里の佳品をぜひどうぞ。

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以上、本日のお品物のご紹介でした。
いつも当店のブログをご覧くださいまして、ありがとうございます。
(^O^)/
次の更新は10月12日(金)となります。
今後も話題豊富に新入荷のお品物をいち早くご紹介してまいります。

☽★

…(^○^)向付は一器多用です。
例えば…


染付タコ唐草文向付
1客 4,500円
江戸幕末
径約8,5㎝・高さ約6



染付タコ唐草文向付にヨーグルトを。
ご常連様から頂戴した古布と合わせてみました。

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お問い合わせはお気軽にどうぞ
吉祥寺PukuPuku西公園前店
0422-27-5345
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