お知らせ


2014年10月21日火曜日

2014・10・21<新入荷>江戸中期の器を4種(蛸唐草・花唐草・紙刷古印判)


こんにちは。良心価格で品揃え豊富な和骨董のお店、
吉祥寺PukuPuku西公園前店でございます。
いつも当店のブログをご覧くださいまして誠にありがとうございます。


吉祥寺PukuPukuでは新入荷のお品物が日々続々入荷中!!
そのどれもが普段使いに、おもてなしに、
即活躍するものばかりです。

器は料理の着物と申します。
情緒のうつわとして、暮らしのうるおいにお役立てくださいませ。


本日は現代においても色褪せない美しさを持つ、
紙刷古印判の変型皿からご紹介して参ります。

お電話によるお問い合わせ、
地方発送、買取も随時承っております。



紙刷古印判霞図変型皿
1客 47,000円+tax
(江戸中期
約18㎝×11,5・高さ約4㎝
※無傷 入荷数2客
※完売しました
こちら、店主もはじめて見た柄という稀少性を有します。


江戸中期になると、一般庶民にも伊万里が浸透していくなか、
伊万里の上等な染付に対して、
庶民の暮らしに向く大量生産の技術である、型紙摺りの器の需要が急増。

その型紙をつくる作業は細かく、大変手間のかかる仕事であった為、
大量生産・低価格の器を実現することができなかったようです。

現在でも稀少ながら、見かける紙刷古印判。
明治以降の銅版転写のものに比べると、高価で貴重なものになっております。


本来、形のない霞(かすみ)を、文様化した霞文が器いっぱいに広がります。
日本らしい文様として、古くから着物の図案などにも用いられていたそうです。

印判とは思えないほどの見事な写り。細部にまで職人技が光ります。



結び文形(むすびぶみがた)の変小皿。

細く巻き畳んで折り結んだ手紙が「結び文
結び文には「なにか秘めたる良いことを伝えてくれる書状」という
感覚があったようで、結び文形にもそうした吉祥性が
込められていたのかもしれません。


① ※完売しました

表情は其々。各々個性が感じられます。
結び文形の形状も相まって、何ともモダンで優雅な雰囲気。



裏には、染付による唐草文。
高台内には、渦福。





無傷2客の他に、極小さなキズ(カケ)があるお品も入荷しております。



極小さなカケ(ノミホツ)有り 1客 28,000円+tax
※入荷数2
※完売しました

極小さなカケですので、お気になさらない方には
大変お買い得となっております。

小さなカケ(小ホツ)有り 1客 18,000円+tax
※入荷数2
※完売しました
こちらは、金継ぎの好材料としてもおススメです。

☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345
OPEN  EVERYDAY 11:30~19:30
E-mail:kichijyoujipukupuku@gmail.com
アンティークのものはいいものを安く手に入れる
方法のひとつではないでしょうか。
今つくろうとするととてもこの値段では出来ないものがたくさんあります。
工程のどのひとつを見ても心がこもっております。




染付蛸唐草文長皿
1客 75,000円+tax
(江戸中期・藍柿右衛門
約21,5㎝×10,5・高さ約3,5㎝
※無傷 入荷数1客
※完売しました

藍柿右衛門は、染付としても伊万里磁器として最初の、
かつ最高の達成を示したとされています。

磁器製作に必要な技術的条件が全ての工程に於いて完成し、
また絵付けも洗練を加え、和様のデザインと大胆な構図は、
伊万里の中で最も完成された作風でした。



延宝から元禄期のお品。
作品の完成度においても、頂点を極めたとされる凝縮された美があります。


蛸唐草文は、輪郭線を丁寧に描いてから、その中をダミ埋め。
やや青味がかった素地との相性も良く、優しく上品な仕上がりに。


見込みは、何も描かず白抜きに。
食器として、合理的な絵付けをするようになった柿右衛門ならでは。



 裏文様の唐草も手を抜かず、極めて丁寧に描かれています。
高台内には、渦福。



藍柿右衛門の逸品を是非、お手元にどうぞ!



こちら、小さなカケが有る為お値段に反映させております。
小ホツ有り 1客 28,000円+tax
※入荷数1客
※完売しました
☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345
OPEN  EVERYDAY 11:30~19:30
E-mail:kichijyoujipukupuku@gmail.com




人気の花唐草文。今回は、蓋茶碗での入荷です。



染付花唐草文蓋茶碗
1客 13,000円+tax
(江戸中期
径約12,5㎝・高さ約8,5㎝
※無傷 入荷数4客
完売しました

繊細な描き込みと華やかな雰囲気で、
老若男女問わず人気の花唐草文。


花唐草としての歴史は長く、すでに奈良時代から
吉祥文として用いられていたそうです。



リズミカルで繊細な描き込み。技術の高さに圧倒されます。
高台付近には、蓮弁文が丁寧に描かれています。



蓋にもしっかりとした描き込みが見られ、
完成された美を誇っています。



見込みは、環状松竹梅。口縁部には、四方襷文。
素地に鮮やかな呉須の色味が映えます。



やや大ぶりの蓋茶碗。
今の時期、炊き込みご飯や具だくさんの汁物などを
盛り付けてみてはいかがですか。



無傷の入荷は4客となっておりますが、
身と蓋に極小さなキズが入ったお品もご用意しております。

身に極小さなカケ(ノミホツ)、蓋に極小さなヒビ(ニュウ)有り
 1客 7,500円+tax
※入荷数1客
※完売しました。

☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345
OPEN  EVERYDAY 11:30~19:30
E-mail:kichijyoujipukupuku@gmail.com




染付花唐草文6,5寸皿
1客 14,000円+tax
(江戸中期・波佐見焼
径約18,5㎝・高さ約3,5㎝
※無傷 入荷数1客
 ※完売しました

江戸時代から大衆向けの食器を多量に焼いてきた波佐見焼。
著名な産地である有田の陰に隠れていますが、
当時から染付磁器の生産量は日本一であったといわれています。


見込みには、五弁花。



淡く、素朴な染付で描かれる花唐草文。
見ているこちらも穏やかな気持ちになります。


呉須でさらりと描かれたその様は、
波佐見焼の代表格である、くらわんか碗を彷彿とさせます。


その趣は裏へと続き、二方に花と唐草が描かれます。


厚みのある触感も、手に心地良い。
温かみ溢れる佇まいは、盛り付けるお料理を優しく包みます。



口縁部の一部に若干のシミ(ケムリ)の入ったお品も。
その為、お値段を反映しております。

少ケムリ有り 1客 10,000円+tax
※入荷数1客
※完売しました
☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345
OPEN  EVERYDAY 11:30~19:30
E-mail:kichijyoujipukupuku@gmail.com


以上、新入荷の一部をご紹介いたしました。
最後まで吉祥寺PukuPuku西公園前店のブログをご覧くださいまして、
ありがとうございます。次の更新は10月24日(金)となります。お楽しみに♪
今後も話題豊富に新入荷のお品物をいち早くご紹介してまいります。
吉祥寺へお越しの際には、是非当店へお立ち寄りくださいませ。
お電話によるお問い合わせ、地方発送も随時承っております。
良心価格で品揃え豊富な和骨董はぜひ当店で。
☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345
E-mail:kichijyoujipukupuku@gmail.com 
OPEN  EVERYDAY
昼夜の寒暖の差がはげしくなって参りました。
皆さま、お身体ご自愛くださいませ。

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