いつも吉祥寺PukuPuku西公園前店のブログをご覧くださいまして、
誠にありがとうございます。
日中は急に蒸し暑い日が続くようですが、
日毎に深まる緑が目に清々しく、
雨に濡れた紫陽花の風情ある姿もまた楽しめる頃となりました。
栗花落と書いて、ついり。
栗の花が散る頃の梅雨入りの別名。
穀物の成長に欠かせない恵みの雨は瑞雨。
じめじめとして、ものを腐らせる雨は黴雨(ばいう)。
青葉に降りかかり、景色を青く染める翠雨(すいう)。
青時雨(あおしぐれ)とは青葉から滴り落ちる雫。
今日の雨はどんな雨でしょうか。。。
さて本日ご紹介するのは、先週金曜の回に引き続き、
江戸中期、古伊万里の佳品。
まずはこちらから。
染付花と虫文春寒鉢
5客組 39,000円
(江戸中期)
径約14cm・高さ約5cm
※更新準備中に完売しました
天地を気にせず、お使い頂ける文様構成で、
見込みには羊歯文(しだもん)。
長寿や一家繁栄を表すおめでたいものとされます。
古伊万里の装飾には様々な動植物がモチーフになっており、
それらの多くはデフォルメ、あるいはデザイン化され、
判らないこともよくありますが…
こちらの春寒鉢も然り。
何の花なのか、虫の名も判然としません。
しかしながら、描かれた花と虫らしき生きものが織り成す
藍一色の世界は独特な美しい雰囲気を醸し出しています。
口縁部に引かれた口紅(銹釉)が絵柄全体を引き締めており、
立ち上がりはなます皿より深く、丸みのある器形で可愛らしいです。
サラダ鉢やスープ鉢、小うどん、ミニ丼等々にどうぞ。
江戸中期、古伊万里の染付春寒鉢、
またとない一期一会でございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
色絵三方に龍図端反り鉢
5客組 29,000円
(江戸中期)
径約13,5cm・高さ約4,5cm
※完売しました
先と同じく、こちらも見込みには羊歯文。
縁文様に伸びやかに穏やかに描かれた龍。
金彩煌く紅い帯状の装飾はレッドカーペットのように、
主役を引き立てております。
雲を従えた龍の姿形、表情には愛嬌があります。
こちら、径約13,5cmと小ぶりな色絵鉢。
鉢としての用途を主張するように口縁部の作りは端反っており、
独特の可愛らしさを持ちます。
人気の龍図。
江戸中期の色絵による鉢が大変状態良く、
5客組でご用意出来ました。
こちらも、またとない一期一会でございます。
良心価格で品揃え豊富な和骨董はぜひ当店で。
☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345
OPEN EVERYDAY 11:30~19:30
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続いてご紹介するのは江戸中期、
コンニャク印判の小皿でございます。
コンニャク印判が何時、何処ではじまったものか、
実際どのような技法なのか、明らかではありませんが、
江戸中期に大いに流行し、
そして後期にはつくられなくなってしまったといいます。
単独の文様を幾つか押印したり、組み合わせて仕上げるコンニャク印判は、
その愛らしく、やさしい表情が特徴的。
蕎麦猪口や茶碗、小皿に見られますが、稀少で高価なものとなっております。
コンニャク印判三方に菊花図小皿
ばら売り1客 9,500円(入荷数は5客)
(江戸中期)
径約13,5cm・高さ約4,5cm
※完売しました
裏柄には手描きにより、三方に松葉を配しております。
現代のわれわれの感覚からすると、
量産=安物というイメージが固定化されており、
「判子のようなもので絵付けされて大量生産されたもの」、
すなわち廉価品とお感じになるのは、
全く的外れな錯誤に陥ってしまう危険性があるように思います。
コンニャク印判は「判子のようなもの」という「道具」は使用するものの、
ひとつひとつの判子押しをする過程をふくめ、
それらは職人の丁寧な手作業であり、
実際の伝世品の少なさから察しても、
とても「量産」と呼べるようなものではなかったのではないでしょうか。
入荷数はこちらの5客。
お早めにどうぞ。
良心価格で品揃え豊富な和骨董はぜひ当店で。
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遥かなる時を経て伝わって来る過程のなかで、
口縁部1ケ所に極小さなカケが生じてございます。
金継ぎの好材料としておすすめいたします。
焼成技術も進歩し、より歪みも傷もない完璧な素地を実現。
その余白を生かした構図も多くつくられたようです。
関連して、「型紙摺り」という技法もこの時期に始まりました。
ご興味のある方は先週金曜、7日の回(←クリック)をご覧くださいませ。
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本日最後にご紹介するのは、
海外のコレクターの間では人気があるだけでなく、
マストアイテムという魚形皿。
染付変形魚型皿
15,000円(入荷数は1客)
(江戸中期)
長径約25cm・高さ約4,5cm
※完売しました
魚は日本の食生活にも関わりが深く、
その水々しい姿に美しさを見いだされてきました。
こちら、型打ち成形後、素焼きした素地に、呉須を効果的に用い、
魚を表現しています。
底部は、高台の外側も呉須を入れ、
底部は、高台の外側も呉須を入れ、
貼り付け高台にも線を用いた文様をめぐらせております。
ユーモラスな表情に心和みますね。
型打ち成形により、鱗も細かに表されております。
日本人好みの味わいが際立つこちらの一客は、
長径約25cmと、器の大きさもそれなりにあり、
お刺身などを載せ、食卓にならべると楽しそうです。
迎える夏の季節にぴったりです。
良心価格で品揃え豊富な和骨董はぜひ当店で。
☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345
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以上、本日は江戸中期、古伊万里の器をご紹介してまいりましたが、
くらわんかなます皿の新入荷(入荷数5客)等、
ご紹介しきれないものもございました。
ご紹介しきれないものもございました。
その他、吉祥寺PukuPuku各店には早速新入荷のお品物が大量入荷、
店内満載となっております。
そして、今週末は父の日でございます。
そして、今週末は父の日でございます。
ぜひ吉祥寺PukuPukuにお出かけくださいませ。
ご来店お待ち申し上げております。
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ありがとうございます。
次の更新は6月18日(火)となります。
今後も話題豊富に新入荷のお品物をいち早くご紹介してまいります。
吉祥寺PukuPuku西公園前店では、
お電話によるお問い合わせ、地方発送、買取も随時承っております。
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