お知らせ


2012年11月2日金曜日

<新入荷>線描き角皿・染付鉢/7寸皿3種・色絵鉢/向付(以上、すべて江戸幕末)



皆様、こんにちは。
いつも当店のブログをご覧くださいまして、誠にありがとうございます。


秋色もいよいよ深まる西公園に山盛りのドングリ。
 暖かな秋晴が続く毎日ですね。


6月から定休日をなくした吉祥寺PukuPuku西公園前店・中道通り店、
そして国分寺の本店、古美術福重の3店舗では、



続々入荷中の新入荷のお品物でただ今店内満載でございます!
\(^o^)/


秋の味覚が楽しみでもあるこの季節に、
お料理の着物である器を探しに、
ぜひお越しくださいませ。
スタッフ一同、心よりご来店をお待ちいたしております。

それでは、本日もお品物のご紹介です

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本日新入荷、まずは、極上線書きの角皿の紹介から


染付草花図輪花角皿
28,000円
(江戸幕末)
約27㎠・高さ約6,5cm
※完売しました

線描きで描かれた花や蝶はちょっと異国風。


花だけを見るとモチーフは牡丹でしょうか。


ヨーロッパの絵タイルを見るような面白い絵付けに仕上がっています


当時の職人技でしかなし得ない、緻密、繊細な線にご注目ください。



裏柄もしっかり描き込まれており、


裏銘には「忠」でしょうか。


 時代を感じさせない、モダンな描き込みは隅々まで目が離せません。


細やかな波状の口縁部も幻想的に美しく仕上がっております。


線描き伊万里は、文化文政~天保~幕末くらいまで、
大量につくられて流行したようです。


明治に生産された線描き伊万里にはこれほどの緻密さは失われております。


控え目な魅力を秘めた、繊細この上ない線描きの中でも、


こちらは上手ものの逸品となります。

お問い合わせはお気軽に。
(吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345

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続きましてもご紹介するのは江戸時代は幕末の伊万里、
愛らしい湯呑みでございます。


色絵桃図湯呑み
1客 1,800円
(江戸幕末)
口径約8,5cm・高さ約5,5cm
※完売しました

風水で幸運へ導くといわれる『三柑の実』。
そのうち、桃は「厄除け」を表します。
古来から魔除けとして、パワーがあるとされてきました。



ももの原産国は中国ですが、楊貴妃が「不老長寿の薬」とこよなく愛し、
栽培して食べていたといわれる桃、「蟠桃(ばんとう)」に、
ちょっと似た様子の桃です


楊貴妃は、宮廷の果樹園で蟠桃を栽培させ、
他の者が盗み食いをしたら死罪にしたといいますが
一節には孫悟空が盗んで食べて不老長寿になったとか・・・


幕末伊万里らしい奥深い赤も印象的です。
美魔女、楊貴妃を想わせる桃文が愛らしい1客をぜひどうぞ。

お問い合わせはお気軽に。
(吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345

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続いてご紹介するのは愛らしいサイズ感の幕末伊万里の鉢でございます。


染付山水図小鉢
6,500円
(江戸幕末)
口径約13cm・高さ約5cm
※完売しました


口径約13cmとやや小ぶりな幕末伊万里の鉢は、
上品な奥深い藍の色がその魅力となっており、目に心地よく、


見込みには一篇の絵画のように美しい山水図納まっております。



口縁部はどっしりとした厚作りで、



松葉文様が見え隠れする美しい藍色が、
口縁外部側面中央まで溢れております。




さりげなく加えられた花が愛らしいですね。



味わい深い染付小鉢に、
秋の恵みが品良くまとまり、お料理映えしそうです。



お問い合わせはお気軽にどうぞ。
(吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345

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続いて幕末伊万里の染付7寸皿を3種、ご紹介してまいります。


染付牡丹図7寸皿
5,800円
(江戸幕末)
径約22cm・高さ約4cm
※完売しました

見込みには描ききれない枝葉を広げ、



大輪の牡丹が花の王らしく、華やかに描かれており、
古典的な印象を受けますが、



やや深さのあるリム皿という作りが新鮮で、




皿の周りの一定幅の縁部に施された、青海波を想わせるデザインが、
モダンな印象を与えます。



裏柄には波でしょうか。




魅力を秘めた幕末伊万里の端整な7寸皿はメインのお料理や、




ガラスのプレートの下皿としても使えそうです。

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染付扇図7寸皿
3,800円
※フリモノ有り
(江戸幕末・志田窯)
径約21cm・高さ約3cm
※完売しました

焼成中に灰などの不純物が器の上に降ってきて、
それが付着したまま焼き上がったフリモノの跡が、
皿の上部に見つかりますが、


扇をモチーフに、墨弾きの技法を用いたり、


扇を割り絵に山水図を盛り込むなど、
伊万里のデザインセンスの良さを堪能できます。


扇には邪気を祓うという意味合いもあったようです。



裏を返すと、白化粧の跡から、
職人の施釉時の息づかいまでもが伝わります。


藍の濃淡美しい幕末伊万里の端整な7寸皿は、


盛り付け方でいろいろな表情が出せそうです。

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染付竹図7寸皿
3,800円
(江戸幕末・志田窯)
径約21cm・高さ約4cm
※完売しました

手馴れた絵付けの竹の描き込みが伸びやかで美しいですね。


線で簡略に描いた竹の図柄にダミの濃淡が、
褪めた山呉須の色とともに、
渋く深い味わいを醸し出しております。


どことなく哀愁を感じさせる幕末伊万里の端整な7寸皿は、


和洋中、何を盛り付けても絵になりそうです。


使うのにも飾っておくにも持ってこいの、うれしい幕末伊万里の7寸皿。
平凡ですが非凡な伊万里のエッセンスが詰まっております。

お問い合わせはお気軽にどうぞ。
(吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345

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本日は、締め括りも幕末伊万里の逸品でございます


色絵竹林に虎図鉢
27,000円
(江戸幕末)
径約22cm・高さ約9,5cm
※完売しました
店主曰く、「色絵で虎の鉢は珍しい」逸品でございます。

ちょっと深めの幕末伊万里色絵のこちらの上手ものは、
口縁部の金彩も良く残り美しい仕上がりで、


見込みには竹林から音もなく姿を現したような趣で


虎が!
古くから四神のひとつとして表された


染付と色絵のバランスが不思議な味わいを醸し出しています。


唐草模様を賑やかに配し、


赤、青、緑、黄の巧みなコントラストにより、エキゾチックな雰囲気です


絢爛豪華。
お祝いの贈り物にもおすすめいたします。


赤が効果的に使われているので、ハレの日の器にもふさわしい、
幕末伊万里のまばゆい色絵鉢です。


動物柄は見ていて心安らぐものがあります。
人気の秘密ですね。


またとない一期一会の逸品をぜひどうぞ。

お問い合わせはお気軽にどうぞ。
(吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345

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以上、本日のお品物のご紹介でした。
いつも当店のブログをご覧くださいまして、ありがとうございます。
次の更新は11月6日(火)となります。
今後も話題豊富に新入荷のお品物をいち早くご紹介してまいります。

阿吽の虎。
虎は御本尊の一尊でもある、
毘沙門天のお使いであるといわれる神獣で、
毘沙門天ご出現が、虎の月・虎の日・虎の刻であったことから、
鞍馬山では特に大切にされています。

お問い合わせはお気軽にどうぞ。
(*^_^*)
吉祥寺PukuPuku西公園前店
0422-27-5345

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