お知らせ


2024年12月12日木曜日

2024・12・12〈新入荷〉幕末伊万里と明治前期の器5種(※5客組有り)

    いつも吉祥寺PukuPukuをご利用いただきまして、

誠にありがとうございます。


【新店舗OPENのお知らせ】
旧西公園前店の商品の移行作業を終え、
2023年9月より新店舗をOPEN。
味わい深い江戸、明治期の器たちから、
どこか懐かしい大正~戦前の可愛い器まで
一度にご覧いただけるようになりました。

〒180-0004
武蔵野市吉祥寺本町2丁目18-8YKビル1階
TEL:0422-27-1636
※中道通りにある郵便局(吉祥寺本町二郵便局)を右折。
Instagramのアカウントも統合しました。
これからは吉祥寺PukuPuku@kichijyouji.pukupuku
にて投稿して参ります。


先日発売の『うかたま』冬号。
毎日使う、「昔の器」にて
当店の器たちが特集されています。
是非、お手に取ってみてくださいね!

新入荷のお品物が続々入荷中!!
普段使いに、おもてなしに、即活躍するものばかりです。



毎週火曜,金曜日に新入荷掲載のオンラインショップ。
「中皿(6寸‐8寸)」「五客組」などのカテゴリーから
ご希望のお品物をご覧いただけます。
オンラインショップ限定のお品物もございますので、
ブログと合わせて是非ご覧くださいませ。 
※ブログ掲載品は店舗在庫です。


本日は表情華やかな色絵と味わいある幕末の白磁に染付と
バリエーション豊かにご紹介します。


色絵桐と鳳凰図八角皿
1客 税込6,050円
(明治前期)
角から角約24㎝・辺から辺約23㎝・高さ約3,5㎝
※在庫数2客


八角の形状と面を彩る色彩に思わず目を奪われる八角皿。


白く残された見込みには鳳凰が羽根を広げます。
尾羽根の豊かな装飾性も見事です。


鳳凰がくわえているのは桐の蔓。
鳳凰は中国の伝説上の鳥で住処が桐の木と言われてます。
かつては皇室の紋章で使われていた特別な文様です。


見込みを囲む面には3種の文様が入ります。
木瓜型の窓絵の中には松と梅が飾られます。
末には松ぼっくりもの姿も。


他の2種は亀甲と七宝の幾何学文が彩りを加えます。
七宝の間に入った緑の*文様が愛らしいですね。



八角の縁文様には2種の文様が交互に配され、
牡丹のような花と菊がそれぞれにあしらわれます。


縁には金彩が用いられ、八角を華やかに彩ります。


縁文様が上を向き、見込みに深さを持たせた造形。
何を盛り付けてもお料理映えする形状です。


側面には巻物とさらりとした線で何か描かれています。


在庫数は2客です。


もう1客の方には巻物と宝珠が描かれており、
裏のデザインが2客で異なります。

置くだけでテーブルを華やかに彩ってくれる器です。
クリスマスやお正月にいかがでしょうか⁂


色絵蜃気楼図6寸皿
5客組 税込33,000円
(明治前期)
径約18,5㎝・高さ約3㎝
※歪み、ガタツキ有り


蜃気楼図が器面いっぱいに絵付けされた6寸皿。
温かみのある優しい色彩が魅力的です。


中国の言い伝えによると、
蜃気楼の「蜃」は大蛤を指し、大蛤が「気」を吹いて
「楼」閣を出現させると言われていたそう。
この文様は19世紀の町人文化で縁起の良い文様として人気を博し、
工芸品などによく用いられるようになったそうです。


周りの貝に比べると巨大な蛤ということがよく分かりますね。


巻貝や二枚貝も散らされ、海の豊かさを感じられます。


ハマグリが気を吹いている様子。
海底の砂が淡いベージュのグラデーションで表現されます。


上部には蛤が見せている楼閣のある風景が広がります。


重層の建物が3種に橋や旗、松竹梅の木も。
絢爛豪華な風景がふわとりと浮かび上がります。


一部黒点やフリモノ有り。


縁文様も蜃気楼のイメージとリンクしてか
雲か霧のような文様が囲みます。


口縁には金彩が引かれ、すっきりとした円形を彩ります。


裏面は白無地。





器面に歪みが有り
中心が盛り上がっているものが複数見られます。





一部に僅かな釉ハゲ有り。


全体的に器面の歪みや僅かなガタツキが有りますが、
ご使用には問題ございません。


同柄の7寸サイズも入荷しています。
詳細はお問合せくださいませ。
お揃いでコーディネートしても素敵です。


今回同時期に染付けの蛤と蜃気楼図も入荷しました。
幕末の染付6寸皿です。
詳細はお問合せくださいませ。
どこかポップで愛らしい雰囲気も◎


白磁菊花型なます皿
1客 税込5,500円
(江戸幕末)
径約15,5㎝・高さ約5㎝
※無傷在庫数2客


僅かに灰色がかった素地が落ち着いた印象の白磁なます皿。
通常のなます皿より大ぶりで風格ある佇まいです。


菊型の凹凸に釉薬が溜まり、
淡いグラデーションの美しい景色が堪能できます。


所々に黒点やフリモノが見られます。


口縁部には鉄釉引かれ、気品溢れる雰囲気に仕上げます。


深さを持たせた縁は薄造りで高台付近に厚みが有り、
安定感のある造形です。


無傷入荷は2客のみです。


比較するともう一客の方は色が白く、円形に歪みが有ります。
釉薬のかかっていない部分も有り。

大ぶりのなます皿は鉢代わりにもお使いいただけます。
柄ものとのコーディネートもしやすく、なにかと重宝する器です。


九谷焼色絵瓢箪と人物図煎茶碗
5客組 税込8,250円
(江戸幕末)
径約7,5㎝・高さ約4,5㎝
※ばら売り有り


幕末当時に作られた時代箱に入って入荷しました。
時代や客数、注文した値段もしっかりと明記してあります。


時代箱も別売りで販売しております。
コレクション棚としていかがでしょうか。


九谷焼きらしい赤絵の煎茶碗。
手の平にちょこんと乗るサイズ感です。


側面には2方に瓢箪図。
紅白が反転したモダンな切り替えが効いています。


赤絵に金彩の縁取りが施されています。


この割絵には人物が巻物を読む姿が描かれます。


最後の割絵には漢詩がしっかりとした筆致で描かれます。


見込みにも瓢箪があしらわれます。


縁には金彩が引かれます。



横から見た時のシルエットがスッキリと美しい器形です。
高台内には九谷の文字が入ります。


向ける面によって雰囲気が異なり
様々な表情を見せてくれます。
中国茶や煎茶はもちろん日本酒にもぴったりの器です。


染付牡丹図小なます皿
1客 税込2,200円
(江戸幕末)
径約13,5㎝・高さ約3,5㎝
※在庫数6客



先ほどの時代箱と同じ方が書いた箱書きです。
きちんと丁寧な筆致に人柄が表れているように思います。
時代箱も別売りにて販売しております。


幕末らしい線描きの小なます皿。
通常のなます皿より一回り小さく、お探しの方も多い器形です。


呉須の発色良く、素地とのコントラストが美しい器です。


牡丹の花は濃み塗りによって水瑞しく描かれ、
周りの葉を線描きで表現しています。


見込みは環状松竹梅。


側面はおおらかな蛸唐草が巡ります。



和洋折衷の佇まいはどんなお料理も受け止めてくれます。
ハレの日も日常でも幅広く活躍してくれる器です。

以上、一部の新入荷をご紹介いたしました。
最後まで吉祥寺PukuPukuのブログを
ご覧くださいまして、ありがとうございます。
次の更新は12月19日(木)となります。お楽しみに♪
吉祥寺へお越しの際には、是非お立ち寄りくださいませ。
お問い合わせ、地方発送、買取も随時承っております。
良心価格で品揃え豊富な和骨董はぜひ当店で。
☎吉祥寺PukuPuku 0422-27-1636
E-mail:kichijyoujipukupuku@gmail.com
OPEN 11:00-19:00

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