お知らせ


2024年12月5日木曜日

2024・12・05〈新入荷〉幕末伊万里と明治前期の器5種(※大聖寺焼・5客組有り)

   いつも吉祥寺PukuPukuをご利用いただきまして、

誠にありがとうございます。


【新店舗OPENのお知らせ】
旧西公園前店の商品の移行作業を終え、
2023年9月より新店舗をOPEN。
味わい深い江戸、明治期の器たちから、
どこか懐かしい大正~戦前の可愛い器まで
一度にご覧いただけるようになりました。

〒180-0004
武蔵野市吉祥寺本町2丁目18-8YKビル1階
TEL:0422-27-1636
※中道通りにある郵便局(吉祥寺本町二郵便局)を右折。
Instagramのアカウントも統合しました。
これからは吉祥寺PukuPuku@kichijyouji.pukupuku
にて投稿して参ります。


本日発売の『うかたま』冬号。
毎日使う、「昔の器」にて
当店の器たちが特集されています。
是非、お手に取ってみてくださいね!

新入荷のお品物が続々入荷中!!
普段使いに、おもてなしに、即活躍するものばかりです。



毎週火曜,金曜日に新入荷掲載のオンラインショップ。
「鉢」「五客組」などのカテゴリーから
ご希望のお品物をご覧いただけます。
オンラインショップ限定のお品物もございますので、
ブログと合わせて是非ご覧くださいませ。 
※ブログ掲載品は店舗在庫です。


本日は細かな絵付けだけでなく、
食卓映えする凝った器形の器たちをご紹介します。


染付氷裂に菊図八角皿
1客 税込17,600円
(江戸幕末)
約23,5㎝×約23,5㎝・高さ約4㎝
※小ホツ有り


白く澄んだ地肌、瑞々しい呉須調で
現代の生活の中において尚モダンな佇まいの八角皿。


線描きならではの細かな線。
おおらかな描写で、氷裂文様が器面を埋めます。


上からダミを効かせた菊を大胆に配置。
線とダミ、絵付けの強弱で奥行き感じます。


立ち上がり部には唐草、
縁文様の卍繋ぎ文と密な描き込みが続きます。


裏側は伸びやかな唐草文様がめぐります。


額縁のように幅を持たせた口縁、
均一な厚みで、変形皿としては薄造りで手取りも良いです。


口縁僅かにカケがございますが、
ご使用に支障ない程度と思います。


藍色一色ながら、華やかな雰囲気で魅せる八角皿。
盛り付ける食材を優しく包みます。


染付宝尽くしと山水図7寸鉢
1客 税込9,350円
(江戸幕末)
径約20㎝・高さ約8㎝
※完売しました

瑞々しい呉須調、釉薬艶やかに纏った7寸鉢。
見る面で異なる表情をみせてくれる面白い意匠です。


器面は風景画を主に、茶道具や巻物を描いた
盛り沢山な文様構成。
よく見ると、甕には波や氷裂が描き込まれていて
細かなところまで見逃せません。


幕末期らしい、大胆な器面の区分け。
大きな雪輪型の丸窓には穏やかな山水図。
麻葉文でアクセントを加えるこだわり様に感服します。



型打ち成形のよる丁寧な造形で、
見込みから放射状にひろがる菊花型。
花弁の凹凸が心地よく指に伝わります。


側面には鎬を入れて、花の膨らみを表現。
全体的に肉厚で、重厚的な造りです。


側面にも山水が描かれ、
表面からの長閑な雰囲気が続いています。


花が咲いたような愛らしさで、
食卓を華やかな装いに仕立てます。
20㎝の扱いやすいサイズ感も魅力です。


色絵牡丹と山水図六角向付
5客組 税込24,750円
(明治前期・大聖寺焼)
約10㎝×約11㎝・高さ約7㎝


石川県の大聖寺町で焼かれていた磁器で、
明治に入り、古伊万里を研究して
写しが造られるように...
非常に高い技術で造られた大聖寺焼は、
同時代の伊万里焼よりも高く評価されるほどで、
現代でもお探しの方が多く、当店でも人気です。



三面ずつ、異なるデザインが描かれていて
染付を主とした牡丹や萩などの草花図。



一変して、赤絵の山水図。
赤色のダミも丁寧で、見惚れる美しさです。


高台周囲には二色の可憐な花が顔を覗かせ、
高台内に成化年製銘。



見込みは環状に表した果実図。
葉の形から、山葡萄でしょうかね。


口縁も凝っていて、側面の絵付けに続き
染付と赤絵が半々の構成。
唐草と波濤文が料理を華やかに演出します。


見せる面で印象を変えることが出来るのが面白く、
コーディネイトの幅が広がりそうです。


全体が均一の厚みで技量の高さが感じられます。
薄すぎず、角型でも安心感のある手取りです。



大ぶりなサイズが嬉しいですね。
凝った造形に緻密な絵付け、
贅を尽くした向付を是非お手元でお愉しみください。


色絵山水に花と唐草図縁立ち5寸皿
5客組 税込22,000円
(明治前期)
径約15,5㎝・高さ約4,5㎝


素地の白と藍、赤色の
美しいコントラストに目を奪われます。
見込みは金彩加えた山水図。


印象的な縁文様は丁寧にダミが施されて、
可憐な花と唐草が浮かび上がります。
窓の緑色がアクセントとなって効いています。


縁立ちの口縁には雷文。


裏側、等間隔に並ぶのは春蘭でしょうか。


口縁に立ち上がりを持たせた珍しい器形で、
平皿としても、なます皿のようにも愉しめる
万能さがありそうです。


5客揃うと、優美さが増しますね。
クリスマスカラーにも見えて、
洋食器とのコーディネイトも楽しそうです。


色絵兎と牡丹図長皿
1客 税込11,000円
(明治前期)
約11㎝×約20㎝・高さ約3,5㎝
※在庫数5客


金彩たっぷりと、コントラストを効かせた鮮やかな色調で
モダンな雰囲気を放つ長皿です。
見込みは松竹梅図。


縁文様の牡丹型の窓は赤ダミが効いて、
菊が浮かび上がります。
窓を囲む葉も葉脈しっかりと、生き生きしています。


両サイドには抽象的な草花図。
輪郭線を用いた絵付けは現代的で洒落ています。


短辺に置いた金色に輝く兎はさらりとした絵付けで、
丸々と、じっと佇む姿に心擽られます。


呉須と赤、金彩の配分もちょうど良く、
余白の残し方も絶妙でくどさがありません。


裏側はおおらかな唐草がめぐり、
富貴長春銘が有ります。


当時造るのが大変であった長皿などの変形皿。
くびれや僅かなかたつき等の手仕事が窺える造形で、
厚みを持たせたどっしりとした佇まいです。


色の濃淡で受ける印象が変わりますね。
人気の図柄と器形の組み合わせ...
お求めはお早めにどうぞ。

以上、一部の新入荷をご紹介いたしました。
最後まで吉祥寺PukuPukuのブログを
ご覧くださいまして、ありがとうございます。
次の更新は12月12日(木)となります。お楽しみに♪
吉祥寺へお越しの際には、是非お立ち寄りくださいませ。
お問い合わせ、地方発送、買取も随時承っております。
良心価格で品揃え豊富な和骨董はぜひ当店で。
☎吉祥寺PukuPuku 0422-27-1636
E-mail:kichijyoujipukupuku@gmail.com
OPEN 11:00-19:00

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