お知らせ


2024年12月26日木曜日

2024・12・26〈新入荷〉江戸中期の器4種、明治前期の器1種(※5客組有り)

いつも吉祥寺PukuPukuをご利用いただきまして、

誠にありがとうございます。


【新店舗OPENのお知らせ】
旧西公園前店の商品の移行作業を終え、
2023年9月より新店舗をOPEN。
味わい深い江戸、明治期の器たちから、
どこか懐かしい大正~戦前の可愛い器まで
一度にご覧いただけるようになりました。

〒180-0004
武蔵野市吉祥寺本町2丁目18-8YKビル1階
TEL:0422-27-1636
※中道通りにある郵便局(吉祥寺本町二郵便局)を右折。
Instagramのアカウントも統合しました。
これからは吉祥寺PukuPuku@kichijyouji.pukupuku
にて投稿して参ります。


先日発売の『うかたま』冬号。
毎日使う、「昔の器」にて
当店の器たちが特集されています。
是非、お手に取ってみてくださいね!

新入荷のお品物が続々入荷中!!
普段使いに、おもてなしに、即活躍するものばかりです。




毎週火曜,金曜日に新入荷掲載のオンラインショップ。
「なます皿」「古美術」などのカテゴリーから
ご希望のお品物をご覧いただけます。
オンラインショップ限定のお品物もございますので、
ブログと合わせて是非ご覧くださいませ。 
※ブログ掲載品は店舗在庫です。



本日はお正月に向けて味わい深い佇まいに心惹かれる
江戸中期の器を中心にご紹介します。


色絵菊と春蘭図6寸皿
1客 税込16,500円
(江戸中期)
径約18,5㎝・高さ約3,5㎝
※在庫数1客


ほんのり黄みがかった素地にマットな色彩が調和した
華やかながらも落ちついた佇まいの6寸皿。


円が2つ重なったような幾何学の窓絵が2種交互に配されます。


一つには春蘭図。下方には羊歯植物も顔を出します。
そして両側には梅の枝があしらわれます。


もう一方の窓絵には大輪の菊の花が見事に咲き誇ります。


背景は呉須を濃み塗りにし、金彩の菱文が埋められます。


見込みには鳳凰が丸くデザインされ、間には霊芝雲が飾ります。


縁文様は柄とリンクした輪花縁となっており、
金彩は所々薄くなっています。


側面には赤玉に花と草花が交互に並びます。


高台内には中国から影響を受けたと思われる文字が入ります。


僅かなフリモノや黒点が見られます。


6寸サイスは取り皿やおせちを何品か盛り付けるのにも便利です。
おつまみを盛り付けてお酒にもどうぞ!


色絵萩と羊歯図のぞき
5客組 税込35,750円
(江戸中期)
径約5,5㎝・高さ約5,5㎝


澄んだ白磁に金彩が映える少し大きめののぞきが入荷しました。


正面には萩と羊歯の花束が飾ります。
小さな葉が素朴で可愛らしく野の花を愛でる日本人の心が感じられます。


裏にも羊歯が赤絵と金彩であしらわれます。


口縁部には金彩がしっかりと残っており、
内側には小さな黒点が見られます。


筒全体の造形は竹のような形状の凹凸感があり
持った時に滑りにくい効果も有ります。


高台もスッキリと洒落たデザインとなっています。


5客とも無傷で状態良く出てきてくれました。
年末年始の人が集まる時期に活躍しますよ。
お酒だけでなく、タレやソース、いくらなどを入れても素敵です。


ばら売りも入荷しています。
1客 税込7,150円
無傷は1客のみですので、気になる方はお早目にお問合せくださいませ。


色絵草花と鳥図十弁なます皿
5客組 税込38,500円
(江戸中期)
径約16㎝・高さ約5㎝


青味含んだ素地に発色良い呉須が美しく
柔らかな十弁の形状も魅力的なます皿です。


2種の割絵が交互に入ります。
下方に太湖石、上部には木から葉が下がっているような庭の風景でしょうか


もう一方の割絵には竹と竹の子でしょうか?
鳥は鴨のようにも見えますが、竹の場合は雀の可能性が高いです。
ほのぼのとした風景が広がります。


見込みには花と唐草をアレンジした豪華な文様が飾ります。
艶やかな肌にはフリモノや黒点などもほぼ見られない上手物です。


十弁の縁には鉄釉引かれ、優しい波型の形状を引き立てます。


側面には2重線に濃み塗りされた大ぶりの蛸唐草が華やかです。


高台内に「太明年製」と有り。






複数揃うと形状が際立ち花が咲いたような見栄えのするなます皿です。
5客とも無傷で大変状態良く出てきてくれました。
一年頑張ったご自身へのご褒美にいかがでしょうか。


赤絵松竹梅図小皿
1客 税込7,150円
(江戸中期)
径約9㎝・高さ約3㎝
※無傷在庫数2客・ニュウ有り在庫数4客


くらわんか皿のような素朴な肌に釉剥ぎのグリーンが映える豆皿です。
手の平にすっぽり収まるサイズ感が愛らしいですね。


染付による輪線の上に赤と黒の顔料で松竹梅図が描かれます。
赤絵で描かれるのは折れ松葉です。


竹と梅に、これは丁子か宝珠でしょうか。
ゆるい筆致に癒されますね。


釉剥ぎとは重ね焼きをした円形の箇所のこと。
色や釉薬を施して装飾にしているものが時々見られます。


釉薬が垂れているところもまた味わいです。


時々釉薬がかかっていない釉切れの箇所も見られます。


側面はとろりとした釉薬の質感をお愉しみいただけます。


灰色がかった素朴な素地は波佐見地方で造られたのでしょうか。


無傷は2客のみです。
描き味や釉剥ぎ部分はそれぞれ個性が有ります。


ニュウ有り
1客 税込¥4,950円
※在庫数4客
一客(右下)のみ輪線がなく、すっきりとした印象です。


それぞれにニュウが入っておりますが、
くらわんかのような素地なので、厚みもほどよく有り
キズもさほど気にならず、素朴な雰囲気をお愉しみいただけますよ。


色絵丸文に人物図と花青海波図6寸鉢
1客 税込5,500円
(明治前期)
径約18,5㎝・高さ約6㎝


花青海波が見事に描きこまれた、食卓を華やかに彩ってくれる6寸鉢。


花青海波は災厄を水に流してくれるという縁起の良さと、
平穏な日々が続きますようにという願いも込められているので
まさにお正月にぴったりの鉢ですね。


2種の丸文の中には人物と唐子が入った赤玉と
船上人物図の白玉が交互に配されます。
紅白の丸文も縁起が良いです。


花青海波はシックな色で彩色され、どこかレトロ可愛い雰囲気も好印象。


縁の内側は白く残され、個性的な草花と、七宝文が飾ります。


見込みには染付の花と唐草文様が西洋的な雰囲気を漂わせます。


程良い深さと比較較的薄い造りですので、
手取りも軽く扱いやすいサイズ感です。


側面の唐草文様は内側とがらりと雰囲気を変え、
爽やかな牡丹唐草の世界が広がります。


高台は2重高台で、春寒鉢の形状にも近い鉢です。


華やかな装飾性も込められた意味もまさに年末年始にふさわしい鉢です。
入荷したての今なら数量が揃っていますので、ぜひお問合せくださいませ。

早いもので、本日が最後のブログとなりました。
今年もご覧いただき誠にありがとうございました。
そして来年も素敵な器の橋渡しができますよう、スタッフ一同頑張ってまいります。
みなさまにとって心穏やかなお正月となりますように。

以上、一部の新入荷をご紹介いたしました。
最後まで吉祥寺PukuPukuのブログを
ご覧くださいまして、ありがとうございます。
次の更新は1月9日(木)となります。お楽しみに♪
吉祥寺へお越しの際には、是非お立ち寄りくださいませ。
お問い合わせ、地方発送、買取も随時承っております。
良心価格で品揃え豊富な和骨董はぜひ当店で。
☎吉祥寺PukuPuku 0422-27-1636
E-mail:kichijyoujipukupuku@gmail.com
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