お知らせ


2022年2月22日火曜日

2022・2・22〈新入荷〉江戸幕末~明治前期の大皿と鉢6種

  こんにちは。良心価格で品揃え豊富なお店、
吉祥寺PukuPuku西公園前店でございます。

まずは2月16日~20日のSALEにご来店されたお客様に
厚く御礼申し上げます。
ご常連のお客様にも久しぶりにお会いできて嬉しい5日間となりました。
遠方よりお問い合わせ下さったお客様も誠に有難うございました。
今後もまた、SALEを実施いたしますので、楽しみにしてくださいね。


SALE後も、吉祥寺PukuPukuでは新入荷のお品物が続々入荷中!!
そのどれもが普段使いに、おもてなしに、即活躍するものばかりです。


器は料理の着物と申します。
情緒のうつわとして、暮らしのうるおいにお役立てくださいませ

週に2回新入荷掲載の当店のオンラインショップです。
大皿,角皿-染付」鉢-染付などのカテゴリーから
ご希望のお品物をご覧いただけます。
オンラインショップ限定の商品もございますので、
ブログとあわせて是非ご覧くださいませ。


本日は、新入荷から選りすぐりのお品をご紹介致します。


染付松竹梅図尺皿
1客 税込24,200円
(江戸幕末・鍋島)
径約30cm・高さ約9,5cm
※完売しました。


上がり良い美しい素地に、深みある呉須調が映える
鍋島の尺皿が入荷しました。


目に飛び込んでくるのは、堂々たる姿で魅了する松。
木肌や松葉が丁寧に描かれます。
寄り添う竹はしなやかに、凛とした印象です。


可憐に咲く梅は輪郭線の間を丁寧に濃み埋めしています。
丸々とした蕾は今にも花開きそうです。


裏側三方に配した花と唐草文様。
花に七宝を加えた抽象的なデザインはモダンな装いで、
シンメトリーの美しい絵付けが施されています。


高さ持たせた台皿の造りで、
高台は鍋島の特徴である櫛高台です。



深さしっかりと、歪みない精巧な造りで、
職人の技術力の高さが窺えます。



大きな器面の余白を存分に生かした粋な構図。
材料、絵付け、造形其々に質の高さを感じる上手物で、
流石鍋島…と唸る逸品です。



線描き四方花図角皿
1客 税込13,200円
(江戸幕末)
約36cm×約36㎝・高さ約6cm
※カケ直し有り
※完売しました


余白無く描き込まれた絵付けに目が奪われてしまう角皿です。
線描きの器ですが、淡すぎない呉須調で深みが感じられます。


中心の花から放射状に広がる葉や蔓。
塗り潰しが一切ない絵付けは気が遠くなる作業だったと思いますが、
僅かな余白、強弱つけたたくさんの線のみで見事に描き上げています。



四隅にはデザイン化された花が描かれ、
綺麗に並んだ花弁のモチーフが縁を飾ります。


口縁部は余白を持たせ、変化をつけるギザ縁の造り。


裏側は伸びやかな唐草文様がめぐり、
高台内に銘、目跡がございます。


肉厚でどっしりとした重さがあります。
角に丸みを持たせた器形が絵付けと相まって、
柔らかな雰囲気を纏います。


口縁部1箇所にカケの直しがございます。
ご使用に問題ございませんが、お値段に反映しております。


盛り付けやすい、食卓映えする角皿。


見込みに余白を持たせない総柄の絵付けが、
店内でも一際目を惹きます。



染付柘榴に蝙蝠と水鳥図四弁9寸皿
1客 税込8,250円
(江戸幕末)
径約28cm・高さ約4cm
※ムシクイ有り


乳白の柔らかな地肌に、黒味含んだ呉須調ひろがり
味わい深い雰囲気を放ちます。


見込みには子孫繁栄の意味を持ち、
吉祥果として好まれた柘榴と、、


同じく吉祥動物の蝙蝠が描かれます。
福を呼ぶ縁起の良い文様として、幸福・長寿の象徴とされています。


縁文様四方に愛らしい水鳥の姿。
一緒に描かれたのは芦でしょうか。
間に格子文を配して変化をつけています。


裏側は緩い筆致で唐草文様がめぐり、
高台内に目跡がございます。


幕末期頃によく見かける意匠の絵付けですが、
四弁縁の器形で新鮮に映ります。
角が無く、丸み帯びた造りが絵付けの雰囲気によく合いますね。


口縁部僅かにムシクイ(釉薬剥げ)がございますが、
問題なくご使用いただけます。



染付氷裂に牡丹図尺皿
1客 税込8,250円
(江戸幕末)
径約29,5cm・高さ約4,5cm
※完売しました


大きな器面を存分に使った豪快な意匠。
気品溢れる優美な姿で牡丹が描かれます。


花弁の柔らかさと葉の生き生きとした様子を
色の濃淡で描き分けています。


地文様には氷裂が描き込まれ、
口縁部には幾何学文がめぐります。
線と濃み埋めによる筆致のコントラストは見惚れる美しさです。


裏側三方に七宝を繋ぎ文様。
筆の走りを感じる強弱ついた線で心地よい絵付けです。
高台内に目跡がございます。


縁は緩やかに立ち上がり、端反りとなります。


器面にフリモノがございますが、
ご使用に問題ない程度です。


濃淡表現が見事で、和洋お料理を選ばない寛容な佇まいが魅力です。



陽刻染付松竹梅と雀図八角鉢
1客 税込7,150円
(江戸幕末)
約15,5cm×約15,5㎝・高さ約7,5cm
※完売しました


温かみ感じる地肌の白と黒味含んだ呉須調の八角鉢です。
見込みは竹林雀図。


八角鉢では珍しく、陽刻の手法が用いられているので、
心地よい凸凹が指に伝わります。
陽刻部分(凸)を白抜きに、周り(凹)を濃み埋めしています。


縁文様には松と梅花が散らされ、
見込みの竹と合わせて松竹梅文様となる粋な構図です。


たくさん散らされた丸は梅の蕾でしょうか。。
おおらかな絵付けが可愛らしい雰囲気です。


裏側は八方割絵が施され、、


程良い厚みで、口を大きく開けた器形。
歪みにより若干がたつきがありますが、
ランチョンマット等敷物をご使用いただくと気にならない程度です。


人気の竹林雀図。
雀の可愛い姿が心和ませてくれます。



染付幾何学と唐草文八角鉢
1客 税込7,150円
(江戸幕末)
約16,5cm×約16,5㎝・高さ約8cm
※完売しました


緩い絵付けが可愛らしく、
見込みに葉と唐草が描かれます。


可愛い絵付けは縁文様へと続き、
こちらは墨弾きの手法が用いられていて、唐草が白抜きで表れます。


白磁を背に描かれた格子文様や
間を区分けする濃い藍色の線が美しいコントラストを生み、
お料理を華やかに包みます。


裏側は八方割絵。
裾窄まりの高台周囲に厚みを感じ、
大きく開く口縁に向かって薄手の造りとなります。


片手でも持てるので、蕎麦やうどん等
麺類にも丁度良さそうです。


絵付け、発色ともに穏やかな表情ですが、
放射状に伸びた文様構成が料理映えしそうです。


扱いやすい厚みとサイズ感で人気の八角鉢。
柄違いで揃えても素敵ですよ。

以上、新入荷の一部をご紹介いたしました。
最後まで吉祥寺PukuPuku西公園前店のブログをご覧くださいまして、
ありがとうございます。
次の更新は2月25日(金)となります。お楽しみに♪
今後も話題豊富に新入荷のお品物をいち早くご紹介してまいります。
吉祥寺へお越しの際には、是非当店へお立ち寄りくださいませ。
お問い合わせ、地方発送、買取も随時承っております。
良心価格で品揃え豊富な和骨董はぜひ当店で。
☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345
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お店の様子を日々更新しております。
こちらのブログと合わせてお楽しみ下さいませ!
2022年2月22日猫の日。
写真は以前入荷して
あっという間に完売してしまった猫図徳利。
とっても珍しいお品ですがまた出会いたい器のひとつです。

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