お知らせ


2022年1月7日金曜日

2022・01・07〈新入荷〉江戸後期~幕末の染付の器6種(※5客組有り)

  こんにちは。良心価格で品揃え豊富なお店、
吉祥寺PukuPuku西公園前店でございます。


吉祥寺PukuPukuでは新入荷のお品物が続々入荷中!!
そのどれもが普段使いに、おもてなしに、即活躍するものばかりです。


器は料理の着物と申します。
情緒のうつわとして、暮らしのうるおいにお役立てくださいませ

火曜日、金曜日に新入荷掲載の当店のオンラインショップです。
鉢-染付」「小皿~5寸皿などのカテゴリーから
ご希望のお品物をご覧いただけます。
オンラインショップ限定の商品もございますので、
ブログとあわせて是非ご覧くださいませ。


本日は、江戸後期の染付を中心に
手に取って見たくなる器をご紹介します。


染付雲と幾何学文なます皿
5客組 税込20,900円
(江戸後期)
径約14,5㎝・高さ約4㎝
※完売しました。


江戸後期の落ち着いた呉須調を味わえるなます皿が
5客組での入荷です。


四方に散る雲図が器に表情を付けてくれます。
向かい合った雲同士が同じ形なので、料理の盛り付けがしやすいですよ。


雲の間は板目文が埋め尽くします。
器ではちょっと珍しい文様だそう。


見込みは環状松竹梅。呉須の溜まりが美しい。
周囲をハートのような文様で囲みます。


裏側は軽やかな唐草文。


高台は蛇の目高台です。






パッと見た時の板目文のインパクトや
つる手特有のぽてっとしたフォルムに心惹かれます。


染付山水図鍔縁9,5寸鉢
税込9,350円
(江戸後期)
径約27,5㎝・高さ約7,5㎝


大きな鍔に引き寄せられ、覗くと見込みは雄大な山水図。


水面や家の表現に比べて、岩や崖のリアルさが気になります。
岩などは濃淡が付けやすいのでしょうか。
引きで見た時の立体感の違いが面白いですね。


この鉢の最大の特徴である鍔縁。
波打つ様が花弁のように愛らしく映えます。


荒々しい波濤文が描かれます。
少し分かりにくいですが、水しぶきもあがっています。


外側も見込みと同じく山水図。格子のように描かれているのは、
遠くに見える舟の帆に、手前の靄がかかっている状態でしょうか。


大きな鍔縁の効果で、食卓が一気に華やかになります。
9,5寸と大きめですので、飾り皿としても素敵です。



染付草花図7,5寸鉢
税込8,250円
(江戸幕末)
径約22,5㎝・高さ約7,5㎝
※完売しました


見込みは花のような雲のような不思議な文様。
なんだかじっと見てしまいます。


側面は全体に草花図があしらわれ、走るような筆致に圧倒されます。
牡丹、水仙、菊、梅など様々な季節の草花が揃っている為
オールシーズン対応の図柄です。


分厚く造られた縁の部分にまで
絵付けが延長して描かれています。


外側も迷いのない筆遣いで描き込まれています。
ダイナミックでかつ繊細な意匠。


高台は蛇の目高台です。


ややフリモノがございます。


厚みがある分丈夫ですので、普段使いに便利です。
野菜や果物の保管にも使用できます。


染付大根図蓋茶碗
1客 税込4,180円
(江戸後期)
径約10,5㎝・高さ約8,5㎝
※入荷数2客のみ


二股大根が大胆に描かれた飯茶碗。

二股大根は、大黒天へのお供え物とされており、
その利益を願う文様です。


葉が意志を持っているかのように伸び伸びと生えます。
ダミの濃淡の使い分けが巧みですね。


見込みは少しリアルな蝶図。


縁文様の雷文は墨弾きになっており、凝っています。


やや端反りになっており、口当たりの良い造りです。


ふっくらと豊かな二股大根が縁起良く
ついつい食べ過ぎてしまいそうです。


染付丸と七宝文飯茶碗
1客 税込4,180円
(江戸後期)
契約10,5cm・高さ約6,5cm
※入荷数2客のみ
※完売しました


三方に大きな丸文が散り、中は四方襷文になっています。
四弁花文とも言われ、口縁部や背景に用いられることが多いですが
今回はメインの模様に使われています。


丸文の間には七宝繋ぎと丁子文。
点の大きさが揃っている為に、統一感のある絵付けに仕上がっています。


見込みは七宝文、縁は四方襷文です。


丸みを帯びた温かみの有る器形。
陶器とも相性良くコーディネートできそうです。


2客のみの入荷ですが、似た茶碗もございます。


染付草花と甕図湯呑
1客 税込2,750円
(江戸後期)
径約8,5cm・高さ約5,5cm
※完売しました。


菊と甕と柄杓の組み合わせは能の「猩猩(しょうじょう)」を表すモチーフ。

酒売り・高風のもとに酒好きの妖精・猩猩が通っていました。
高風が猩々との約束通り、酒を用意して川のほとりで待っていると、
水中から猩々が現れ、酒を飲み嬉しさで舞い、
尽きることのない酒壺を高風に与えるという筋です。


内側は控えめながら変化をつけた意匠。
少し薄めに造られているので、飲み心地が良いですよ。


赤子のほっぺたのような愛らしい丸み。
両手で包み込みたくなる器です。


猩猩のモチーフとなると、一度はこれでお酒を飲みたくなりますね。

以上、新入荷の一部をご紹介いたしました。
最後まで吉祥寺PukuPuku西公園前店のブログをご覧くださいまして、
ありがとうございます。
次の更新は1月11日(火)となります。お楽しみに♪
今後も話題豊富に新入荷のお品物をいち早くご紹介してまいります。
吉祥寺へお越しの際には、是非当店へお立ち寄りくださいませ。
お問い合わせ、地方発送、買取も随時承っております。
良心価格で品揃え豊富な和骨董はぜひ当店で。
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昨日は珍しく雪が降りましたので
雪の結晶型の盃洗を撮ってみました。

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