お知らせ


2019年8月23日金曜日

2019・08・23<新入荷>幕末伊万里、明治~昭和戦前の器6種(※5客組有り)

こんにちは。良心価格で品揃え豊富な和骨董のお店、
吉祥寺PukuPuku西公園前店でございます。
いつも当店のブログをご覧くださいまして誠にありがとうございます。


【臨時休業のお知らせ
誠に勝手ながら、9月4日(水)と9月11日(水)は
中道通り店・西公園前店ともに臨時休業とさせて頂きます。
ご迷惑をお掛けして申し訳ございませんが
ご理解の程宜しくお願い致します。


吉祥寺PukuPukuでは新入荷のお品物が続々入荷中!!
そのどれもが普段使いに、おもてなしに、即活躍するものばかりです。


器は料理の着物と申します。
情緒のうつわとして、暮らしのうるおいにお役立てくださいませ。

本日は、発色鮮やかな織部の5客組からご紹介して参ります。
お電話によるお問い合わせ、地方発送、買取も随時承っております。


かたつむり図角小皿
5客組 8,000円+tax
(大正~昭和戦前・織部焼)
約12,5㎝×約14,5cm・高さ約2㎝
※内4客にノミホツ有り
※完売しました


深くまろやかな色味の緑釉が全体にかかり、
落ち着いた雰囲気が醸し出される角小皿。


中央に見えるのはのっそりと進んでいる様子のかたつむりです。


陰刻の凹凸によって浮かび上がる葉脈。
かたつむりを支える大きな葉が見事に現れています。


釉の溜りによって発色が異なり、
部位によって複雑な色の移り変わりを愉しむことができます。


生地の凹凸の変化で浮かぶ模様が異なり、
柔らかいぬくもりを感じられ和みます。


口縁部に掛けて立ち上がりがあります。
入隅になっておりユニークな変型が魅力です。


緑釉の掛かっていない高台周り。
素朴な素地の色合いがそのまま生かされています。

今回5客組で入荷してくれましたが、
うち4客にノミホツがございます。
緑釉の色合いも1点ずつ違った色付きです。






☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345
OPEN  EVERYDAY 11:30~19:30
E-mail:kichijyoujipukupuku@gmail.com
アンティークのものはいいものを安く手に入れる
方法のひとつではないでしょうか。
今つくろうとするととてもこの値段では出来ないものがたくさんあります。
工程のどのひとつを見ても心がこもっております。


色絵兎図5寸鉢
1客 4,500円+tax
(明治前期)
径約16・高さ約7㎝
※入荷数1客
※完売しました

華やかな色使いが目を惹く鉢。
普段使いしやすい5寸鉢での登場です。


見込み部分には濃淡ある染付で描かれた太極図。
中国から伝わった太極図をそのまま器に描き込んだのでしょうか。


見込みから口縁部に掛けての立ち上がり部分には、
濃い染付を用い三方に画が割られます。


赤く彩った中には薄い橙で描かれた花が一輪。
濃い藍の中に赤が良く映えます。


白く抜かれた窓絵の中には緑や橙の鮮やかな草花図と
雲が流れ、優しくも賑やかな絵付けです。


色とりどりの草花を背景に、真中には跳び跳ねる兎の姿が。


手描き故に、三方の兎はそれぞれ違った表情を見せてくれます。
どの兎も健脚で大きく躍動し、生き生きとした描写です。


綺麗に丸みを帯びた器形で、
しっかりと深さもあり、容量力があります。


側面には軍配団扇。
堂々とした書き味で存在感があります。


軍配を囲うのは愛らしい花
宝文も交え、豪華な並びですね。


高台周りは幾何文様が一周します
他の文様や図柄とは雰囲気が異なり、全体を引き締めます。


高台内は白磁をそのまま生かしています。


お探しの方も多い兎図の器。
その愛らしさに加え使いやすい形になっており、
普段使いからお祝いの場まで幅広くお愉しみいただける器です。



染付月と兎図小皿
1客 3,300円+tax
(明治前期)
径約11,5・高さ約2㎝
※入荷数1客
※完売しました

耳をぴんと立て、姿勢よく月を眺める兎。
他とは趣の異なる意匠の兎は思わず目を惹かれます。


上をじっと見つめる丸い瞳。
引き締められた口元と相まって、愛嬌のある
表情に思わず頬が緩みます。


夜空を表した霧吹の染付のなかに浮かぶのは大きな満月。
月と兎には、近いようで遠い距離感を感じられます。


平い形で、やや鍔縁になっています。


高台は厚みを以て造られており、
中に銘がございます。


側面には裏柄、高台周りには輪線がそれぞれ絵付けられ
抜け目なく飾り立てられます。


愛嬌ある姿に心弾む小皿。
1客のみの入荷になっておりますので
気になる方は是非お早目にお問い合わせ下さい。



色絵兎図小皿
1客 1,000円+tax
(明治前期)
径約10,5・高さ約3㎝
※割れ有り
※入荷数1客
※完売しました

赤と金が贅沢にあしらわれた器上は遠目からでも
見映え良く映ります。


見込みには円環状に切り取られた鳥図。
染付のベタ塗りで構成され、まるで影絵のような見目です。


横を見てみますと、横向きに座った兎をご覧いただけます。
周りには水仙や木賊に月も並び、定番のモチーフを一目に愉しめます。


合間の窓絵の中には蝶も舞い、
小さな面積の中に密度ある絵付けが広がります


口縁部は緩やかな曲線を用いて
輪花縁に模られています。


小皿にしてはかなり深さがありますが、
丸みを帯びており愛らしいシルエットになっています。


高台内に銘有り。


裏柄は濃い呉須調でおおらかに絵付けられています。


大きめのヒビが三本入っていますので、お値段に反映しております。
金継ぎの好材料かと思われます。


繊細ながらも煌びやかな色絵が心潤す兎図の小皿。
飾っておくにも、金継ぎで普段使いにしてあげるにも
愉しみが増える逸品です。

☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345
OPEN  EVERYDAY 11:30~19:30
E-mail:kichijyoujipukupuku@gmail.com


金彩山水図陽刻蟹図長角皿
1客 3,800円+tax
(明治前期)
約22,5㎝×約19cm・高さ約5,5㎝
※完売しました

一風変わった長角皿。当時の洗練された意匠力を感じられます。


染付で風景図が描かれます。


遥か上空には満月が浮かびます。
他と距離を取り浮かぶ様子はどこか哀愁を感じます。


手前には松と海の風景。
遠くの海面と手前の松が見事に描き分けられ、
描写力の高さが窺えます。


細部にはぼかしや線描きを巧みに使い分け、緻密な描き込み
染付に金彩も重ね、見事な風景画が完成されています。


巻紙のようにめくれた両端部分。
複雑な形状ですがこだわりを持って美しく造られています。


そしてそこには、陽刻で模られた蟹の姿が!
絵で描かれることはありますが、彫刻のように立体的に
浮かび上がった蟹は何とも珍しいですね。


左右両方にいる蟹はやや形が異なりますが、
どちらも丁寧な仕上がりです。


丸まった羊皮紙のように左右に持ち上がった器形で、
横から見ますと大きく曲線を描いています。


裏柄は、表面とは意匠を大きく変えたベタ塗りの
柘榴図になります。


飾り皿としては勿論のこと、
巻き寿司や散らし寿司を飾ってあげると非常に彩り良く
おもてなしに活躍すること間違いなしです。



色絵梅とすすき丸文散らし図飯茶碗
1客 2,200円+tax
(江戸幕末)
径約10,5・高さ約7,5㎝
※完売しました



独特な柄行きは幕末とは思えないモダンな雰囲気。

垢抜けた色合いが心擽ります。






まるで垂れるような赤は白磁に鮮烈に色映え、
紅白幕の如く印象強い柄文様です。


下部に浮かぶ丸文様は、染付でススキが描かれています。
赤と金で愛らしく色付いた梅花も合わさり、赤の垂れ文様を
柔らかく彩ります。


身の垂れ文様の部分に色剥げがございます。こちら
一点ずつ具合が異なりますので気になる方はお問い合わせ下さいませ。


蓋にも同様の柄が巡ります。


蓋のみ高台内に銘有り。


蓋と身で白磁の比率が異なり、
それぞれ異なる味わいをお楽しみいただけます。


身の内側は白磁を多く活かし、
赤の雷文縁と染付のススキ図丸文でシンプルに纏めています。


蓋の内部も同様にまとめてあります。


江戸期の職人の粋の凝縮をお手元で
お使いになってみてはいかがでしょうか?



色絵桃と牡丹図小皿
1客 1,800円+tax
(明治前期)
径約10,5・高さ約2,5㎝

※完売しました




上品な印象の色絵小皿はお探しの方も多いのではないでしょうか。






見込みに描かれるのは桃。

藍と金で贅沢にあつらえ、ふくよかな実りを表しています。



金で縁取られた窓絵の中には凛と咲き誇る牡丹が
それぞれに描かれます。


赤でたっぷりと色付く中には金彩で幾何文様と
唐草文様が踊り、品のある仕上がりに。


縁にも金彩が施されます。


縁が僅かに立ち上がっており、
汁気も容れられるようになっています。


高台内に銘有り。


裏には染付と色絵、金彩をつぶさに塗り込んだ
牡丹の花が可愛らしく飾ります。


多彩な色味を用いながらも落ち着いた雰囲気で
格のある良品となっております。

☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345
OPEN  EVERYDAY 11:30~19:30
E-mail:kichijyoujipukupuku@gmail.com


内朱外黒折鶴図吸物椀
1客 1,500円+tax
径約11・高さ約9㎝
※完売しました





当時から親しまれていたであろう折り紙から、

折り鶴をモチーフにした吸物椀が入荷してくれました。





混じりけの無い黒い漆の上に輝くのは

金の折り鶴。






三羽それぞれに向きを変えていたり、線描きで描写されている

鶴が居たりと非常に趣向を凝らした出来栄えです。


高台部分もしっかりと金が縁取っています。


口縁部に段が有り、くびれのある器形が
他の碗とはまた違った気品を生み出しています。


内側は皆朱。蓋を開けた際に外とは全く違う色合いと
合いまみえる、凝った仕組みになっています。


珍しい柄ですが、今回状態良く入荷してくれました。
気になる方は是非お早めにお問い合わせ下さいませ。


以上、新入荷の一部をご紹介いたしました。
最後まで吉祥寺PukuPuku西公園前店のブログをご覧くださいまして、
ありがとうございます。
次の更新は8月27日(火)となります。お楽しみに♪
今後も話題豊富に新入荷のお品物をいち早くご紹介してまいります。
吉祥寺へお越しの際には、是非当店へお立ち寄りくださいませ。
お電話によるお問い合わせ、地方発送も随時承っております。
良心価格で品揃え豊富な和骨董はぜひ当店で。
☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345
E-mail:kichijyoujipukupuku@gmail.com
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こちらのブログと合わせてお楽しみ下さいませ!

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