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2019年8月16日金曜日

2019・08・16<新入荷>古伊万里、幕末伊万里の器7種

こんにちは。良心価格で品揃え豊富な和骨董のお店、
吉祥寺PukuPuku西公園前店でございます。
いつも当店のブログをご覧くださいまして誠にありがとうございます。


吉祥寺PukuPukuでは新入荷のお品物が続々入荷中!!
そのどれもが普段使いに、おもてなしに、即活躍するものばかりです。
器は料理の着物と申します。
情緒のうつわとして、暮らしのうるおいにお役立てくださいませ。


本日は、豊かな色彩が華やぐ8寸皿よりご紹介して参ります。
お電話によるお問い合わせ、地方発送、買取も随時承っております。


色絵抱き茗荷と牡丹図8寸皿
1客 48,000円+tax
(江戸中期・共箱付)
径約24,5・高さ約4㎝
※完売しました

こちらの共箱に入って出て参りました。


鮮やかな色彩が目を潤してくれる逸品。
食卓でも活躍する8寸皿で来てくれました。


器の中には色とりどりの茗荷が配されます。
色味の異なる三対の花が合わさり、賑やかな仕上がり。


食卓ではお馴染みの茗荷(みょうが)ですが、
日本十代紋として多様に紋に用いられてきました。
その由来は神仏の加護を意味する「冥加」と音が似ていることや、
民間信仰の神のモチーフが茗荷であったことから。
多様に文様化された中で、この器には抱き茗荷が用いられています。


茗荷に連なるように全体に唐草文が巡り、
向こうには違う趣の花も窺えます。


唐草文と牡丹に並び、
明るい朱で大胆にも描かれるのは大輪の牡丹。


重なり広がる花弁も細部まで余すことなく、
線描きを使い美しく描き切っています。


そっと横に巡れば愛らしい蕾も垣間見えます。


多様に咲き誇る植物の間を巡るのは唐草文様。
緑と黄の若々しい葉が白磁に生き生きと映え渡ります。


伸びやかな線画には薄い茶色も添えられ、
活発な柄行ながらもどこか柔和な印象です。


口縁部には鉄釉がかけられ、洒落た色合いで完成されています。


高台から口縁部に掛けて立ち上がりがあり、
ゆったりと深さがある器形です。


裏には赤を用いた粋な唐草文様が走ります


迷いのない筆遣いで濃く描き込まれた裏柄。
筆致を上手く活かした潔い絵付けです。


高台は白磁を残し、抜けるような明るさを感じられます。


爛々とした色絵が輝く色絵8寸皿。
鮮烈ながらも愛嬌さえ感じる愉しげな絵付けは
目に美しさを、心に朗らかさを運んでくれます。

☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345
OPEN  EVERYDAY 11:30~19:30
E-mail:kichijyoujipukupuku@gmail.com
アンティークのものはいいものを安く手に入れる
方法のひとつではないでしょうか。
今つくろうとするととてもこの値段では出来ないものがたくさんあります。
工程のどのひとつを見ても心がこもっております。


種類様々に蕎麦猪口が入荷してくれました!
続けてご紹介をして参ります。


染付唐草交差文猪口
1客 18,000円+tax
(江戸中期)
径約6,5・高さ約5㎝
※入荷数1客
※完売しました

描き込まれるのは唐草文様。
濃い呉須調で自在にうねる唐草文は
エキゾチックにも感じられる独特な印象です。


柄を眺めてみますと、部位によっての筆致の違いを
お楽しみいただけます。


中は白磁を残し、まろやかな白を全面に味わえます。
少々釉のとびが見られますがこれも骨董ならでは。


高台から口縁部に掛けての傾斜が僅かにあります。


高台はベタ底で、据わりもぐらつきが有りません。


今回ご紹介する蕎麦猪口の中でも特に小ぶりな一品。
ちんまりとした大きさが、愛らしさを強調しています。



染付草花図猪口
1客 10,000円+tax
(江戸後期)
径約6・高さ約6㎝
※入荷数1客
※完売しました

しっとりとした呉須調に心和む、柔らかな絵付け。
全体に広がるのは草花図です。


箇所によって呉須の濃淡を調節して、
立体感ある草花の姿を表現しています。


下部は幾何文様で埋められます。


口縁部は輪花縁のように波打っており、
当時の器づくりの完成度の高さを覗けます。


見込みには円い輪線の中に花文様があります。


口縁部には四方襷文様。
口縁部の波形に合わせ丁寧に描写されます。


高台から口縁部へ真っすぐに背が伸び、
すっと背の高い器形です。


高台は蛇の目高台になっています。


落ち着いた染付は食卓でも馴染み良くお使い頂けます。
たっぷりと容量力のある造りで、
お茶やスープを容れてあげても趣深く味わえます。



染付松竹梅図猪口
1客 9,500円+tax
(江戸中期)
径約8,5・高さ約6㎝
※入荷数1客


黄味がかった風合いある白磁に、深い発色の呉須が
載せられ目を惹く風貌の猪口になります。


描かれるのは松竹梅図。



柔く溶け込むような呉須調が全体に散らされ、
どこをとってみても心落ち着く絵の仕上がりになっています。


高台に沿って輪線が巡り、全体がそっと引き締められ
細やかな手仕事が効いています。


やや器形に広がりがあり、口縁部に広がりが
見られます。


高台周りに釉が掛かり切らずに
焼き上がっている部分がございます。


特別ゆったりとした雰囲気を纏っており、
手の中で転がしてみても気持ちを和やかにしてくれます

☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345
OPEN  EVERYDAY 11:30~19:30
E-mail:kichijyoujipukupuku@gmail.com


染付オモダカ図猪口
1客 6,500円+tax
(江戸後期)
径約8・高さ約6,5㎝
※入荷数1客
※完売しました

はっきりと濃い藍で描かれるオモダカ図。
すっきりと意匠化され、器面に気持ち良く植わります。


筆致をそのまま生かし、濃い呉須調で生き生きとした
オモダカの群生の様子が描かれます。


口縁部には淡い呉須調で緩やかな色味の縁文様が
飾られています。


真っすぐ背の高い器形で
蛇の目高台になっています


品の良い白磁に発色良い呉須が映え、
洋食器とも合わせやすい鮮やかな色合いが魅力です。



染付木賊に鈴虫図猪口
1客 6,500円+tax
(江戸後期)
径約8・高さ約6,5㎝
※入荷数1客
※完売しました

淡い染付で繊細に描き込まれるのは木賊(とくさ)図。


うねる植物のわずかな凹凸感までも
伝わってくるかのような緻密な描き込み。


ぼかしや線描き、ダミ埋めを使いわけ見事に植物を
描写しています。


木賊の裏柄には鈴虫が。
小さいながらもつぶさに描き込まれ、愛らしい姿を
お楽しみいただけます。


口縁部には四方襷文が巡ります。


見込みには全体と揃えた淡い染付で
文様が配されます。


高台は蛇の目高台になっています。


丁寧な絵付けで、眺めるだけでも満足感のある猪口です。
是非お手元で愉しんでみて下さい。



染付市松図猪口
1客 6,500円+tax
(江戸幕末)
径約8・高さ約5,5㎝
※入荷数1客
※完売しました


独特な柄が目を奪うこちらの猪口は、
市松図で構成されています。


濃い呉須調で全体に配される市松図。
幾何文様が組み合わさり、目を飽きさせない
遊び心たっぷりの柄文様になっています。


一部釉のとびがございます。


また、カマキズでへこみもございますが、釉がしっかりと
かかりなめらかな触りですので、問題なくお使い頂けます。


見込みにも文様が配され、口縁部には
楚々と輪線が配されます。


高台と口縁部には口径差があり、
広がりのある器形になっています。



高台は蛇の目高台になっています。


面白味のある幾何学文の連なりは
今でも新鮮さのあるモダンテイストを味わえます。
猪口としてのご使用は勿論、アイスやヨーグルトの
デザートカップとしてのお使いでも活躍してくれます。

以上、新入荷の一部をご紹介いたしました。
最後まで吉祥寺PukuPuku西公園前店のブログをご覧くださいまして、
ありがとうございます。
次の更新は8月20日(火)となります。お楽しみに♪
今後も話題豊富に新入荷のお品物をいち早くご紹介してまいります。
吉祥寺へお越しの際には、是非当店へお立ち寄りくださいませ。
お電話によるお問い合わせ、地方発送も随時承っております。
良心価格で品揃え豊富な和骨董はぜひ当店で。
☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345
E-mail:kichijyoujipukupuku@gmail.com
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関東では台風が通り過ぎ、風が強いながらも
ひとまず平年の気候に戻ったようです。
メダカの赤ちゃんも大分大きくなり、元気に
泳いでいます。

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