お知らせ


2013年8月20日火曜日

2013・08・20<新入荷>江戸後期~幕末、明治前期の染付の器たち(※5客組あり)

皆様、こんにちは。
いつも吉祥寺PukuPuku西公園前店のブログをご覧くださいまして、
誠にありがとうございます。


日中の日差しはいぜん強烈…。
残暑の勢いが青空に盛り上がっています。


陽をいっぱいに身に浴びて咲き誇る小さな花を、
西公園で見つけました。


この暑さもきっと今が峠。
新入荷のお品物が日々続々入荷中の、
吉祥寺PukuPuku西公園前店、中道通り店へお越しくださいませ。
店内冷え冷えでお待ちしております。









常時種類豊富にご用意しております。
また、お電話によるお問い合わせ、地方発送、買取も随時承っております。
良心価格で品揃え豊富な和骨董はぜひ当店で。
☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345
お問い合わせはお気軽にどうぞ
OPEN  EVERYDAY 
11:30~19:30
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本日は江戸後期~幕末、明治前期にかけてのお品物を、
さまざまにご紹介してまいります。


まずは珍品、入荷しました。


染付鳥図蓋物
1客 2,800円
(明治前期)
径約11㎝・高さ約8㎝
※完売しました

こちら、上から見ると、中央のつまみの部分が桃!
その桃の周囲を鳥が旋回するという個性爆発な珍品。

身本体に樹から飛び立つ鳥の様子が描かれており、
蓋部の上空にかけて、鳥が遊ぶという、
ひとつの情景を蓋物形に凝縮したかのような趣でございます。


高台内に銘有り



桃のつまみが可愛らしいですね。
桃は邪気をはらう霊木とも考えられ、古来より不老不死や繁栄といった、
縁起の良い吉祥文様として好まれてきました。


表の饒舌さとは打って変わって、

その中は盛り付けられる食材を静かに万全に受容すべく待ち構えています。


桃型のつまみの部分を施釉するため、
内部に釉剥ぎの跡を見て取れます。



風と遊ぶ姿、フライトに失敗する姿?、水浴びする姿。

粋な仕上がりには明治前期の職人の、
生き物に対する細やかな観察眼が感じられます。


まるごとトマトだし生姜あん等の季節のお料理、

あるいは杏仁豆腐等のデザートにも合いそうです。


同じく新入荷の瑠璃釉桃型なます皿(1客2,800円※完売)と合わせると、
桃尽くし!愛らしいコーディネートが完成しますよ。


明治前期の染付鳥図蓋物。
ばら売りの5客まだ残っています。

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染付花鳥図のぞき
 5客組 9,000円
(江戸幕末)
径約4,5㎝・高さ約5㎝
※完売しました
鳥図といえばこちらの新入荷も可愛らしいですよ。


こちら、微笑む牡丹花が優美な印象の染付のぞき。

戯れる鳥の配置も見事。

口縁部の描き込みもすっきりと可愛らしいですね。



樹に止まる鳥の姿、



滑翔する鳥の姿は一客毎に味わいが異なります。

手描きによるもののお楽しみですね。



当時は「小猪口」とよばれ、しょうゆなどの調味料を入れて、
使われていたのぞき。
現在ではその大きさからぐい呑みや珍味入れ等、
お見立て次第でいろいろな用途に使えるため人気があります。

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続いてご紹介するのは火入れ。
火入れとは煙草盆の中に組み込んで灰を入れ、
煙草に火をつける火種を入れておくもの。
マッチやライターのない時代の粋なもの。

江戸後期~幕末にかけての三種をご紹介してまいります。


染付龍図火入れ
 8,500円
(江戸後期)
径約11,5㎝・高さ約10㎝
※完売しました
まずは人気の龍図から。


こちら、径約11,5㎝、高さ約10㎝と存在感がありますよ。


江戸後期を生きた職人による描写的なタッチで流れるように描かれた龍。

すっきりと神秘的な趣ゆえ、飾ってよし、使ってよしの万能選手です。



やわらかな藍の濃淡が上品です。


本来の用途上、灰の入る内側には無釉のものが多いのですが、
こちらの場合、高台内を除く全面に施釉されております。
これは江戸後期の上手の火入れに見られる特徴なのだとか。

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染付蘇鉄(ソテツ)図火入れ
 7,500円※底部にかまキズ有り
(江戸後期)
径約11㎝・高さ約10,5㎝
※完売しました
続いても、江戸後期、古伊万里の染付火入れをご紹介します。


19世紀の浮世絵にも見られる蘇鉄(ソテツ)図
(広重『東海道五十三次』より赤坂宿)
日本の九州南部および南西諸島に分布し、
主として海岸近くの岩場に生育。
蘇鉄の名前の由来は、この木が衰えたときに幹に鉄くぎを打ち込んだり、
鉄類を株元に与えるとよみがえって元気になるといういわれに因みます。


中国磁器の影響感じる屋敷内に、

これでもかと植えられた蘇鉄がエキゾチックな雰囲気。



先の龍図火入れ同様、高台内を除く全面に施釉されております。
お手持ちの漆器の蓋を合わせれば、水指としてもお使いいただけますよ。


その底部高台内一か所に、かまキズがあり
(表には抜けておりません)
当店ではお値段お引きしております。

※かまキズとは製造時の時に生じたホツやニュー。
普通の傷と違い、見分け方は、欠けたりヒビが入っていたりしても、
その傷(キズ)が釉薬(うわぐすり)の下にあること。
一般的に無傷として扱うようです。

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染付蘇鉄(ソテツ)図9,5寸皿
 6,500円※少甘手
(江戸幕末・志田窯)
径約28,5㎝・高さ約4㎝
※完売しました
蘇鉄(ソテツ)図といえば、こちらもおすすめです。




伊万里というジャンルの中で、
そのバラエティーに富んだ絵柄の楽しさで人気の、
江戸時代は後期の作品群、志田窯による染付大皿。
今回の入荷は蘇鉄(ソテツ)図。


こちらの場合、表面全体ではなく、裏面の一部にのみ貫入が見られるため、
少甘手として、当店ではお値段お引きしております。

※甘手とは焼成が不十分なために、
表面全体に貫入が入ってしまったもののこと。 
一般的に無傷として扱うようです。 


あまり見かけない蘇鉄(ソテツ)図との一期一会をどうぞ。

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染付山水図火入れ
 2,800円※虫食い有り
(江戸幕末)
径約9,5㎝・高さ約8,5㎝
※完売しました
火入れ三種のご紹介、ラストはこちら。

先にご紹介の二種がやや大きめなら、こちらはよく見かけるサイズ。
月光煌く、静かな山水図でございます。


状態は口縁部一か所に虫食い。
当店ではお値段お引きしております。

虫食いとは口縁の釉薬が剥がれて胎土が見えること。 
 虫が蝕んだように見えるので、茶人がそう呼んで風情を鑑賞したようです。
一般的に無傷として扱われます。 


火入れを三種ご紹介してまいりましたが、
観葉植物などの鉢カバーは実にいいですよ。
あるいはペン立てやお線香立てにも。
身近において使える骨董。ぜひいろいろと活用してみてください。
素敵な使い方がありましたら、ご一報を!

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染付山水図7寸皿
 5客組 11,000円
ばら売り1客 2,200円
(江戸幕末)
径約22㎝・高さ約3,5㎝
※完売しました
山水図といえば、こちらもおすすめです。


こちらが他の山水図7寸皿と一線を画するのはねじり型の口縁部。
普段使いはもちろん、来客時にも大活躍。
お料理を引き立ててくれますよ。


パスタやカレー、トマトたっぷりのハヤシライス。
チキンカツやハンバーグ、付け合せにはニンジンのグラッセ、
ジャガイモのグリル、いんげんのソテー。

丸み、深さ、大きさから、
スプーンやフォークが使いやすく、
あたたかい洋食メニューにぴったりだと思います。


江戸幕末伊万里の染付山水図7寸皿。
入荷したばかりの今なら、数をそろえていただけます。

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そんな幕末伊万里の染付7寸皿に、
同じく幕末伊万里の染付蓋茶碗を合わせてみてはいかがでしょうか。


染付花図蓋茶碗①
 1客 1,500円
(江戸幕末)
径約10㎝・高さ約8㎝
※完売しました

こちら、人気の線描きによる染付蓋茶碗。
蓋の高台内に銘有り。口縁部は雷文。


見込みにも、ちらりと線描きの花図。


食卓になにかひとつ花文様の器があるだけで、
気持ちがとってもなごみます。一期一会の器で生活に潤いを…。


蓋はこのように小皿としてもお使いいただけます。

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染付三方窓絵に花図蓋茶碗②
1客 1,500円
(江戸幕末)
径約10,5㎝・高さ約7,5㎝


こちらもモダンな染付蓋茶碗。
蓋の高台内に銘有り。口縁部は雷文。


見込みには、岩と花でしょうか。
三方窓絵内にも、この絵柄が見られます。


窓絵をつなぐ、番傘のような文様も現代においてなおモダン。

このほか、以下のように染付蓋茶碗、そろっています。










良心価格で品揃え豊富な和骨董はぜひ当店で。
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以上、本日は江戸後期~幕末、明治前期にかけて、
染付の器をご紹介しました。











いつも吉祥寺PukuPuku西公園前店のブログをご覧くださいまして、
ありがとうございます。
次の更新は8月23日(金)となります。
今後も話題豊富に新入荷のお品物をいち早くご紹介してまいります。


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とっても可愛いお菓子頂戴しました。
ありがとうございます!

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