皆様、こんにちは。
いつも吉祥寺PukuPuku西公園前店のブログをご覧くださいまして、
誠にありがとうございます。
残暑厳しい日が続いておりますが、
夏はイベントも多く、盛り上がる時期!
本日まずはお知らせから。
<骨董ジャンボリー本日から開催中>
2013年8月2日(金)、3日(土)、4日(日)
10:00~17:00
東京ビックサイト東1ホール
B14 古美術福重
※入場券の割引券→こちら
皆さまのお越しを店主と新人スタッフがお待ちいたしております!
尚、吉祥寺PukuPuku西公園前店・中道通り店両店は、
新入荷のお品物を種類豊富にご用意して、
催事期間内も、通常営業いたしております。
皆様のお越しをスタッフ一同、心よりお待ちいたしております。
☏お電話によるお問い合わせ、地方発送も承っております。
☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345
お問い合わせはお気軽にどうぞ
OPEN EVERYDAY
11:30~19:30
-----------------------------------------------------
それでは吉祥寺PukuPuku西公園前店からお品物のご紹介です。
金魚図入荷しました!
染付金魚図盃洗
17,000円※かまキズ有り
(江戸幕末)
径約15cm・高さ約12cm
※完売しました
盃洗のなかをのぞくと、
涼しげな流水のなか、コロコロと可愛らしく泳ぐ金魚たちがお目見え。
描かれたのは、和金(ワキン)から品種改良され、
江戸時代に日本で作成された品種、蘭鋳(ランチュウ)。
ランチュウは明治時代以降の品種改良により、
「金魚の究極」といわれる現在見るような姿に洗練され、
その造形美を競うことから、錦鯉とともに「泳ぐ宝石」とも。
花びらのように広がる口縁部と、そこに配されたのは市松に花文。
江戸幕末を生きた巧みによる画は、生き生きと踊るよう。
花と唐草文の線描きによる横顔もモダン。
足もとにも花と唐草文が。
尚、こちらの状態ですが、
側面部一か所に窯疵(かまキズ)が見られる為、
お値段お引きしております。
※窯疵(かまキズ)とは製造時に生じたホツやニュウ。
普通の傷と違い、見分け方は、欠けたりヒビが入っていたりしても、
その傷(キズ)が釉薬(うわぐすり)の下にあること。
無傷として扱われます。
猛暑に涼をよぶ金魚図盃洗をぜひどうぞ。
お電話によるお問い合わせ、地方発送も承っております。
☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345
--------------------------------------------------
染付金魚図鉢
15,000円
(江戸幕末)
径約18,5cm・高さ約7,5cm
※完売しました
続いても、金魚図入荷しました!
鉢のなかをのぞくと、
器の画面を雪輪形に大胆に二分した絵付け、
「割絵(わりえ)」による構図技法が目を引きます。
先の盃洗同様、涼しげな流水のなか、
コロコロした金魚たちがお目見え。
目を凝らすと、二匹の金魚が重なり合う様子が描かれており、
幕末伊万里の職人の優しく確かな観察眼が感じられます。
金魚と隣接して描かれていることから、
こちらは水中や湿ったところに育つ杜若(カキツバタ)でしょうか。
雪輪形の割絵と、
線描きと濃み(ダミ)の草花文で埋め尽くされた余白の一体感が、
軽やかなリズムとなり、
さらに、裏柄にはぽってりと、
山ブドウと唐草文という世界観。
口縁部の厚みもまた魅力となっております。
径約18,5cmというサイズ感もまた使い勝手の良いもの。
静かで美しい金魚図染付鉢をぜひどうぞ。
お電話によるお問い合わせ、地方発送も承っております。
☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345
--------------------------------------------------
続いてご紹介するのは、伊万里というジャンルの中で、
そのバラエティーに富んだ絵柄の楽しさで人気の、
江戸時代は後期の作品群、志田窯による染付大皿です。
志田窯のユニークな作風に人気が出て、
なかなか入手できなくなっている昨今、
この機会をお見逃しなきよう、おすすめいたします!
染付花鳥図9寸輪花皿
9,500円
(江戸幕末・志田窯)
やや端反った作りとなっております輪花縁は、
藍の線一本による縁取りがなんとも愛らしく、
そしてこちらが主役ちゃん♪♪
ところで、「梅に鶯」というのは梅に鶯(ウグイス)が来るという意味ではなく、
ふたつのものが調和したり、似合ったりすることのたとえ。
梅は春を待つ人々に咲きかけ、春告鳥とも言われるウグイスは、
春の訪れを歌い、共に親しまれてきました。
この二者を取り合わせることは、日本人の早春のイメージであり、
理想であり、文化なのだということを知りました。
梅は春を待つ人々に咲きかけ、春告鳥とも言われるウグイスは、
春の訪れを歌い、共に親しまれてきました。
この二者を取り合わせることは、日本人の早春のイメージであり、
理想であり、文化なのだということを知りました。
お電話によるお問い合わせ、地方発送も承っております。
☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345
--------------------------------------------------
染付山水と松竹梅図尺皿
6,500円
(江戸幕末・志田窯)
径約31cm・高さ約4,5cm
続いても、志田窯入荷しました!
※完売しました
こちらの見込みにはすっきりと柔らかく、山水図。
網干文や遠く千鳥、
山際に満月と、静かな情景で、
縁文様には悠々と松竹梅の趣向です。
気兼ねなく、合わせやすい染付尺皿をお探しの方におすすめいたします。
お電話によるお問い合わせ、地方発送も承っております。
☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345
--------------------------------------------------
本日最後にご紹介するのは目が覚める佳品。
色絵龍と馬図鉢
14,000円
(江戸幕末)
径約21,5cm・高さ約7,5cm
※完売しました
こちらの見込みには金彩きらめく山水図。
楼閣や遠く帆掛け船の姿も。
縁文様には円状に描かれた龍、団龍文。
直下の赤と金彩による文様がまるで炎のよう。
団龍文と山水図の窓絵が交互に二か所、
さらにその間を埋め尽くす松葉の格子文が洒落た感覚。
一見すると、幕末伊万里の色絵鉢ですが…
白抜きにされた馬!
この斬新な裏柄に驚きます。
その様子はまるでコマ撮りアニメのようであり、
あるいは神秘的な華やかさも感じられます。
内と外で全く印象の異なる、幕末伊万里の色絵龍と馬図鉢。
白馬と龍という吉祥性を秘めており、
涼しそうな気配もまた魅力。
またとない一期一会でございます。
お電話によるお問い合わせ、地方発送も承っております。
☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345
--------------------------------------------------
以上、お品物のご紹介でした。
0 件のコメント:
コメントを投稿