お知らせ


2013年4月16日火曜日

2013・4・16<新入荷>筒江窯の染付なます皿ほか、幕末・明治前期の伊万里の器たち(※5客組有り)



皆様、こんにちは。
いつも吉祥寺PukuPuku西公園前店のブログをご覧くださいまして、
誠にありがとうございます。


本日まずは、お知らせを。
日本の食卓 春』(アスペクト刊で、
吉祥寺PukuPuku西公園前店・中道通り店の器を使って頂いております!
掲載して頂いた器は完売多数。
ここで改めて、日頃のご愛顧に深く御礼申し上げます。


染付扇図7寸皿
3,800円
※フリモノ有り
(江戸幕末・志田窯)
径約21cm・高さ約3cm
※完売しました

志田窯の染付扇図7寸皿に菜種の散らし。


陰刻に染付見込みに牡丹図小皿
1客 600円
(明治前期)
径約10,5cm・高さ約2cm


陰刻に染付見込みに牡丹図小皿に漬物。


型紙摺り染付見込みに唐子図7寸皿
1客 2,800円
(明治前期)
径約22,5cm・高さ約3cm


型紙摺り染付見込みに唐子図7寸皿にかつおの手ごね寿司。


染付見込みに鳥図八角
8,500円
江戸後期・文化文政期
径約17cm・高さ約8cm
※完売しました

染付見込みに鳥図八角鉢にあさり丼。


青磁に陽刻見込みに宝尽くし図入り隅角小
2,800円
明治後期~大正
約12㎠・高さ約4,5cm
※完売しました

青磁に陽刻見込みに宝尽くし図入り隅角小鉢にこごみのくるみ和え。
…と、季節の御馳走とともに、以上、
西公園前店の器たちの晴れ姿をちょっとだけご覧いただきました


吉祥寺PukuPukuでは、西公園前店・中道通り店ともに、
新入荷のお品物が日々続々入荷中です!


春風に誘われて、ぜひお立ち寄りくださいませ。

お電話によるお問い合わせ、地方発送、買取も随時承っております。
良心価格で品揃え豊富な和骨董はぜひ当店で。
☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345
OPEN  EVERYDAY

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吉祥寺PukuPuku西公園前店から、


本日最初に紹介するのは、
筒江窯(つつえかま)のなます皿でございます。


染付牡丹図なます皿
5客組 22,500円5客組完売しました
ばら売り1客 4,500円完売しました
(江戸中期・筒江窯
径約14,5㎝・高さ約4,5㎝

古伊万里の染付なます皿、入荷しました。


高台内、二重方形枠内に「筒江」。
これは「筒江窯」の製品にのみ記された独特のものです。


現在の佐賀県武雄市山内町宮野、
黒髪山東麓の筒江集落にあったという筒江窯。
その歴史はまことに古く、
正保年間(164447年)に肥前磁器創成期の窯として知られる、
「百間窯」から移ってきた陶工らによって開かれたとも。
 肥前の多くの磁器窯が比較的短命に終わっている中にあって
明治初期の廃窯まで、実に220年にわたって操業し、
多くの磁器製品を世に送り出しました。


この度、吉祥寺PukuPuku西公園前店に伝わった、
こちらの筒江窯のなます皿
縁文様に藍の濃淡深く美しく、生命力豊かに描かれたのは、
白抜きにされた牡丹花と、水辺にそよぐ若葉でしょうか。


さらに見込みに目を移すと、牡丹の葉を交え、
愛嬌たっぷりの表情。
巧みな文様構成は遥かなる時を経て、
現代人を新鮮な驚きに導きます。


筒江窯の作品は厚手のものが多く、
どちらかと言えば実用重視の製品構成であったようです。


存在感のあるこちら、筒江窯の染付なます皿。


大変状態良く5客組のご用意のほか、
1客からのご購入も承ります。
どうかお早めに。


江戸後期の青磁菊形小皿と合わせても◎。


日々続々、お品物入荷中の吉祥寺PukuPuku西公園前店では、
お電話によるお問い合わせ、地方発送、買取も随時承っております。
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染付見込みに鳳凰と花図長角皿
19,000円※裏面にややフリモノ有り
(幕末伊万里)
約23×19,5㎝・高さ約5㎝
※完売しました

線描きの長角皿、入荷しました。


こちら、見込みに目を凝らすと、
花のなかにそっと御身を埋める主役、鳳凰が見えてまいります。


中国最古の地理書『山海経』では、その姿を、
「鶏の頭にツバメの顎、首が蛇、尾は魚、背中は亀、
翼は青・白・赤・黒・黄の五色に輝いている」とされました。
別の説では前が麒麟、うしろが鹿のような姿とも。


幕末の伊万里に生きた職人の流れるような筆運びにより、
その様子は優雅そのもの。
藍一色で、白い素地に新たな生命を吹き込み、
遥かなる時を超えて現代人に多くのことを語りかけます。


繊細な印象を受けるのは口縁部の作りと、
そこに続く藍の色鮮明な細やかな線、線、線。


そして約23×19,5㎝という絶妙なサイズ感もこちらの魅力のひとつ。


尚、こちらのお品物は、
裏面に少々フリモノの跡が見られますが、無傷の1客と、


その他に表面の角1ケ所にカケの見られる1客を、
8,500円でご用意しております。
※こちらも完売しました


対で飾ると、優美な絵柄と長角皿のサイズ感が調和して、


このように美しく空間を彩ります。
(皿立て 小の大サイズ 2,000円)


幕末伊万里の佳品は存在感絶大。
またとない一期一会でございます。


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染付見込みに牡丹図八角皿
13,000円※虫くいとフリモノが各1ケ所に有り
(幕末伊万里)
径約21,5㎝・高さ約4,5㎝
※完売しました
.

見込みに展開する不思議な世界。
花と葉の特徴から察して、モチーフは牡丹でしょうか。


18世紀の江戸を中心とする造園ブームのなかで、
盛んに求められた花木は椿、牡丹、躑躅であったそうです。


よって肥前磁器においても早くから文様として用いられており、
それが幕末の頃にはこのように遊び心爆発全開となっていったのか、


幕末伊万里の職人の手により、
デザイン化された牡丹に大注目です。


見込みの文様に呼応するように、縁文様には、
牡丹花の花芯を幾何学的に表したような描き込みと、
菖蒲でしょうか。


菖蒲は裏柄へと続きます。



美しい形に藍の濃淡が目に心地よく、
インテリアとしてもお楽しみ頂けます。


尚、こちらの染付八角皿の状態ですが、
口縁部の1ケ所に虫くい(口縁の釉薬が剥がれて胎土が見えること)と、
表面の1ケ所にフリモノ(器体の表面にできる黒褐色の点のこと
の跡が見られます。


しかしながら、こちら、型成形による美しい形状と、
型にはまらない奔放なデザインが見事に融合した、
幕末伊万里の優品でございます。


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色絵秋海棠に蝶図5寸
※5客組 12,500円
(明治前期
径約15㎝・高さ約3㎝
※完売しました
色絵の5寸、入荷しました。


描かれた主役は、花と葉の特徴から察して、


江戸時代初期に長崎に持ち込まれて以降、園芸用として栽培されている、
秋海棠(シュウカイドウ)でしょうか。


さらには実際には形のない霞を日本人特有の感性で文様にしたエ霞に、
美しさ、優しさ、舞い遊ぶ姿の可憐さなどから、
平安時代よりさまざまに意匠化されてきた蝶を配しており、


巧みな藍の濃淡に控えめな金彩と赤が絶妙な分量。
すっきりと、洒落た印象を受けます。


5寸皿は取り皿や菓子皿など、幅広い用途にお使いいただけます。


そんな色絵の5寸皿が大変状態良く、5客組でご用意が叶いました。


来る母の日の贈り物にいかがでしょうか。

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染付四君子文八角蓋物
※5客組 12,500円
(明治前期
径約12,5㎝・高さ約7㎝
※完売しました
染付蓋物、入荷しました。


こちら、蓋と身の高台内に「富貴長春」の銘あり。


見込みには太湖石に牡丹蝶。


そして蓋と身の窓絵に配されたのは、
蘭、竹、梅、菊を組み合わせた四君子文様。
春は蘭、夏は竹、秋は菊、冬は梅と、
四季を通じて画題の題材として用いられる
高潔で気品がある4つの植物が、
このように全て揃って吉祥文様として扱われる四君子文様。



四君子文の窓絵と窓絵のあいだには、
青海波と卍繋ぎ、菊花と唐草文を組み合わせています。




蓋を開けると、



口縁部には流水に菊文。
まことに品よく、繊細な世界観でございます。


なかなかお目にかかれない染付蓋物が大変状態良く
5客組で入荷しました。
お早めにどうぞ。


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以上、お品物のご紹介でした。
いつも吉祥寺PukuPuku西公園前店のブログをご覧くださいまして、
ありがとうございます。
次の更新は4月19日(金)となります。
今後も話題豊富に新入荷のお品物をいち早くご紹介してまいります。

迫力のウツボin油壺マリンパーク

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