お知らせ


2013年3月8日金曜日

2013・3・8<新入荷>江戸中期~後期・幕末にかけて、染付or色絵の器たち


皆様、こんにちは。
いつも吉祥寺PukuPuku西公園前店のブログをご覧くださいまして、
誠にありがとうございます。 
春の兆しが確実な気配へと変わる、心地よい光の頃となりました。



店主宅の庭先のポンカンが今年も甘く実り、
明治前期のベロ鉢とよく合います。



本店古美術福重・吉祥寺PukuPuku西公園前店・中道通り店各店には、
新入荷のお品物が続々入荷中。


皆様のお越しをスタッフ一同、心よりお待ちいたしております。


日々続々、お品物入荷中の吉祥寺PukuPuku西公園前店では、


お電話によるお問い合わせ、地方発送、買取も随時承っております。



良心価格で品揃え豊富な和骨董はぜひ当店で。
☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345
OPEN  EVERYDAY
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それでは、お品物のご紹介です。


ただ今、江戸中期から後期にかけて、
古伊万里のお品物が充実の吉祥寺PukuPuku西公園前店から、
本日まずは典雅な上手ものを


色絵松竹文輪花浅鉢
13,000円
(江戸中期
径約19㎝・高さ約5,5
※完売しました
古伊万里の色絵鉢、入荷しました。




上方には流れるような雲の形の文様、「ヱ霞(えがすみ)」。
下方に続く松竹文様の区切りに使われると同時に、
吉祥の気配を表しています。


松と竹という古典的な題材ですが、こちらは、
細やかに金をあしらい、藍の濃淡も美しく、



立ち上がった形状の縁文様に牡丹唐草と、
紅いアクセントを絶妙に配し、全体の気品を高めており、




さらに、こちらの輪花浅鉢の特筆すべき点は、
その見事な試みが横顔へと繰り返されており、
内側の文様と外側の文様が裏表一緒になっていること。


細やかな仕事ぶりは輪花になった口縁部にも見られ、
やや小ぶりながらも、江戸中期の職人の技術の結晶を、
大きな存在感を持って、今に伝えるものでございます。



こちら、生命の豊かさ伝わる江戸中期、
古伊万里の一期一会の華やかな上手もの。


日々続々、お品物入荷中の吉祥寺PukuPuku西公園前店では、
お電話によるお問い合わせ、地方発送、買取も随時承っております。
良心価格で品揃え豊富な和骨董はぜひ当店で。
☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345
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続いても、江戸中期、古伊万里のお品物


染付芙蓉手見込みに柘榴文7寸皿
1客 9,500円
江戸中期
径約19,5㎝・高さ約3,5
※完売しました
古伊万里の芙蓉手の7寸皿、入荷しました。


江戸中期、古伊万里の芙蓉手の7寸皿の見込みにひらく文様は柘榴。
古代より豊穣、繁栄を願うシンボルの、
まるくて先の割れた独特の形態がデザイン性豊かに描かれており、


さらに目は美しい藍の色に引かれて、区画分けされた周囲へ。


外側に向かってカーブを描きながら
ほどよい高さを出し、
指一本が心地よくフィットするフラットな
リム(縁)の幅も絶妙です。


和洋を問わず、老若男女の好みにも
左右されることのない、使い勝手のいいかたち。
それは、これから長い時間を経ても、
食卓を飾っていてくれるような
安心感にもつながります。

菜の花のパスタなど盛り付けてみてはいかがでしょうか。


※尚、こちら、上述の完品(9,500円※入荷数わずか)のご用意のほかに、
口縁部1ケ所に小さな欠けのある1客を、3,800円でご用意しており、
金継ぎをされる方におすすめいたしております。
※小キズ3,800円完売
その他、吉祥寺PukuPuku西公園前店では、
金継ぎをされる方にご好評の材料を常時豊富に取り揃えております。


まるでヨーロッパのアンティークのようでもあり、
食卓に静かな品を醸し出す古伊万里の芙蓉手の7寸皿をぜひどうぞ。

日々続々、お品物入荷中の吉祥寺PukuPuku西公園前店では、
お電話によるお問い合わせ、地方発送、買取も随時承っております。
良心価格で品揃え豊富な和骨董はぜひ当店で。
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続いても、古伊万里、江戸後期のこちら

 

染付見込み丸文に人物図小皿
※5客組 14,000円
江戸後期
径約11,5㎝・高さ約2,5
※完売しました
古伊万里の5客組染付小皿、入荷しました。


見込みの丸文の中にはふたりの唐人物。
小さな略画のようですが、地紋には青海波と細やかさも伝わります。



丸文はさらに縁文様へと派生。
内部に描かれているのは桃でしょうか。


愛らしい表情は裏柄へと続きます。


江戸後期を生きた職人の手による手描きであるがゆえに、



このように、人物の距離感が異なるなど、お楽しみ要素あり。


古伊万里の染付小皿が大変状態良く、5客組でご用意できました。



決して派手な演出が施されているわけではない、
シンプルであるがゆえにモダンな古伊万里の5客組染付小皿

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モダンといえば幕末伊万里のこちら
吉祥寺PukuPuku西公園前店から、
とっておきの逸品を続けて2点ご紹介してまいります


染付龍図尺平鉢
22,000円
江戸幕末
径約31㎝・高さ約9
※完売しました
幕末伊万里の総柄の龍図、入荷しました。



あしらわれた花が柔らかさを添えつつ、
尺平鉢に躍動する龍。
言葉より雄弁にその魅力を顕現する力を備えています。


こちら、口縁部など、大変しっかりとした作りで、
澄んだ藍色が白磁によく合い、鉢の形状と見事に調和しております。



天にも舞い上がる吉祥文として、
古くから縁起物として珍重された想像上の動物、
龍が主役の逸品が、


すっきりとした味わいも爽やかに、現代に伝わりました。



美しい広がりを感じさせる幕末伊万里の、
またとない一期一会の逸品をぜひどうぞ。

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どんな不条理が繰り返されようとも、遥かなる時を超えて、
江戸の繁栄とそれを支えた人々の力強さを彩る、
現代もなお息づくモダンな逸品は美という力を心にそっと差し伸べてくれます。


染付見込みにねじ文十四角皿
24,000円
江戸幕末
径約25㎝・高さ約4,5
※完売しました
幕末伊万里のモダンな変型皿、入荷しました。



リム状の口縁部を十四角に落とすという手間をかけ、
丹念に構成された世界観は、



(菊唐草)


(青海波)


(鹿の子文)


中国磁器の影響を受けたという、ねじり文様を見込みに配し、






裏柄には、二辺でひとつの文様を表しており、
端から端へ対角線上に配した結果、4通りの文様が見られます。



圧巻のセンスによる、シンプルモダンという言葉が相応しい、
幕末伊万里の逸品は、




江戸文化の一端を垣間見るかのようであり、
その高い美意識はまことに斬新。
現代人を魅了して止みません。
こちら、見て魅せられて存分にお楽しみ頂きたい逸品です。

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以上、お品物のご紹介でした。
いつも吉祥寺PukuPuku西公園前店のブログをご覧くださいまして、
ありがとうございます。
次の更新は3月12日(火)となります。
今後も話題豊富に新入荷のお品物をいち早くご紹介してまいります。


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瑠璃釉に松と富士図雪輪型楕円
1客 1,300円
(大正
約13×17㎝・高さ約3
※完売しました
2月26日の回でご紹介したこちらを、
ご常連様から頂戴したケーキと合わせてみました。


おもてなしにピッタリな予感です。

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