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2013年3月1日金曜日

2013・3・1<新入荷>幕末伊万里の染付の器たち※5客組あり


皆様、こんにちは。
いつも吉祥寺PukuPuku西公園前店のブログをご覧くださいまして、
誠にありがとうございます。 


3月、草木がいよいよ生い茂る月、弥生。
柔らかな春の日差しがうれしい季節になりました。


本店古美術福重・吉祥寺PukuPuku西公園前店・中道通り店各店には、
新入荷のお品物が続々入荷中。
皆様のお越しをスタッフ一同、心よりお待ちいたしております。




春まだ浅く、余寒なお厳しく、お家ごもりをされていらっしゃる方は、
ぜひ吉祥寺PukuPuku西公園前店ブログで商品をチェックしてください。



日々続々、お品物入荷中の吉祥寺PukuPuku西公園前店では、
お電話によるお問い合わせ、地方発送、買取も随時承っております。
良心価格で品揃え豊富な和骨董はぜひ当店で。
☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345
OPEN  EVERYDAY
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それでは、お品物のご紹介です。
只今、幕末伊万里のお品物が充実の吉祥寺PukuPuku西公園前店から、
本日まずはモダンな染付7寸皿を

 

染付芙蓉手花鳥文7寸皿
※5客組 29,000円
(幕末伊万里
径約21㎝・高さ約4
※完売しました
芙蓉手の7寸皿、入荷しました。




万暦年間(15731620)に景徳鎮民窯で創始された青花磁器の様式、
芙蓉手盤の見込み中央に円窓を設け、
区画分けした周囲に花弁状の窓を描いている構成が、
芙蓉の花弁を連想させることから日本で名付けられた呼称とされています。


こちら、中央に鳥のいる構図が、エキゾチックな雰囲気を醸しています。


「彩り」は、料理や食材を美味しそうに見せる大切なポイント。
こちらの染付
の藍の色は鮮やかな色合いの食材も、
いっそう引き立たせてくれそう。


生き生きと表された花文様も見所のひとつ。
春の息吹を感じます。


やわらかなラインを保った、幕末伊万里の美しい7寸皿が、


大変状態良く、5客組でご用意できました。
普段使いはもちろん、来客時のおもてなしにも大活躍です。



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続いては盃洗のご紹介です。
ご返盃などという言葉があるように、ひとつの盃で酒を酌み交わす宴席で、
酒をさす前に盃をすすぐため、水を入れておく器だった盃洗。
主に深鉢に足が付いた形のものを盃洗と呼びますが、
足のないもの(深鉢)も使われていたそうです。
盃洗をしなくてもよい親しい関係が夫婦で、
夫婦水入らずという言葉はここから発生したとも。


青磁に蟹図盃洗
18,000円
(幕末伊万里
径約14,5㎝・高さ約11,5
※完売しました
蟹図、入荷しました。



こちら、盃洗内部にのみ施釉された青磁の優美さと見事に調和した、
戯れる2匹の蟹にご注目。




そのゴツゴツとした姿形や動きの面白さから、
蟹は文様のモチーフに適い、好まれてきました。
あるいは中国では「横行君子」と呼ばれ、
権力に抗って横(我が道)を行くという意味を持つのだとか。



横顔には輪線という趣向。
幕末伊万里のデザインセンスの良さを堪能できます。



足元には花と唐草。
静かな佇まいは上品な存在感を持ちます。



盃洗は現代では花を活けたり、水を入れて花びらを浮かべたり、
食器として、茶の間のお菓子入れにされても素敵です。
実は使える優れものです。


詩情あふれる幕末伊万里の一期一会の蟹の盃洗。

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染付壺と梅図火入れ 
4,500
(江戸幕末)
径約12cm・高さ約7cm

喫煙道具としての火入れ。
本来は火種を入れる火入れと灰吹きを、
煙草盆にセットして使われておりましたが、
今ではお見立てで、鉢カバーやお香を焚く等に使われ、人気があります。


現代においてもなお、モダンと感じられる洗練された構図。
藍の主張と見事に調和する、不思議なモチーフは壺でしょうか。
梅花の微笑も早春の煌き。


火入れといえば煙草盆。
元来、煙管、煙草入れ、火入れ、灰吹きといった、
喫煙具一式を収めた盆ですが、古道具として人気があります。


唐木煙草盆(1客3,800円※在庫わずか)は、
CDアルバム約15枚の収納が可能です。

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染付山水図角鉢 
7,500
(江戸幕末)
13,5㎠・高さ約6,5cm
※完売しました
小ぶりな染付角鉢、入荷しました。


藍の濃淡美しく、星文愛らしく、見込みから器面全体に


配された山水図。
本来、中国の水墨画の絵柄であり、
日本では雪舟が描き始めたのをきっかけに、江戸時代に流行し、
染付の絵柄として多用されるようになったとか。




江戸幕末の染付の山水図も、よく見ると人物や建物は中国風ですが、
富士山、日の出、帆掛け船が描かれていたり等と、
日本の風景画によせて描かれております。


漁に使う網を棒に吊るし、三角錐状に干した姿を文様化したものが、
こちらに見られる網干文様。
波や葦、千鳥などとともに、
海辺の風景の中に取り入れられたものが多くあります。
吹く風の音さえ聞こえてくるかのようです。


その当時流行し、愛されていた絵柄である山水図は、
比較的入荷し易いため当店での販売価格は大変お手頃になっております。


 こちらの染付角鉢、ポンカンが収まってしまうくらいの、
愛らしいサイズ感で、

 
さらに小ぶりなもののご用意(1客6,500円完売)もございます。
もとは三ツ組鉢だったのかもしれません。


季節の副菜を盛り付けて、お楽しみになってはいかがでしょうか。


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本日最後に三ツ組鉢の佳品をご紹介してまいります。


染付麒麟図三ツ組鉢
22,000円
※小サイズの鉢が高台ホツ
(江戸幕末
大:径約17,5㎝・高さ約7,5
中:径約15,5㎝・高さ約7
:径約13㎝・高さ約6
※完売しました
 (
) 


見込みには聖人が出て善政をしく前に現れると伝えられる想像上の瑞獣、
麒麟(キリン)
三ツ組鉢の大中小で其々表情が異なります。

  (
 ) 


古来中国では鳳凰、霊亀、応龍と共に、
「四霊(四瑞)」のひとつとして尊崇された麒麟。
体は鹿、尾は牛、蹄は馬、額は龍に似て頭上には一本の角があり、
背毛は五彩で体毛は黄色です。
名称に雌雄の区別があり、雄の麒麟が「麒」、雌の麒麟が「麟」。


外側に向けて広がる特徴的な口縁部にご注目。
そこにはよろけ文様のようにも、
瓔珞文様のようにも見て取れる文様が盛り映えしそうに配されています。


平和の象徴、麒麟。
吉祥性のみならず、藍一色でまことにモダンな印象に仕上がっています。



残念ながら、小サイズの鉢の高台部1ケ所に小さなカケがございます。



しかしながら、こちら、幕末伊万里のまたとない一期一会の佳品でございます。



大中小のサイズは其々、煮物鉢や菓子鉢として、自在にお使い頂けて、



また、三ツ重鉢の良いところは収納の便利さですよね。
ご家族揃っての食卓や大切なお客様のおもてなしに、ぜひどうぞ。



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以上、お品物のご紹介でした。
日々の実用にかなった、健やかな染付の器たち。
その魅力にどうぞご注目ください。

いつも吉祥寺PukuPuku西公園前店のブログをご覧くださいまして、
ありがとうございます。
次の更新は3月5日(火)となります。
今後も話題豊富に新入荷のお品物をいち早くご紹介してまいります。



在庫状況等、お問い合わせはお気軽にどうぞ。

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