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2022年2月11日金曜日

2022・2・11〈新入荷〉古伊万里、幕末伊万里、明治期の器6種

 こんにちは。良心価格で品揃え豊富な和骨董のお店、
吉祥寺PukuPuku西公園前店でございます。 


吉祥寺PukuPuku各店内はただ今満載状態。
そのどれもが普段使いに、おもてなしに、即活躍するものばかりです


器は料理の着物と申します。
情緒のうつわとして、暮らしのうるおいにお役立てくださいませ


火曜日、金曜日に新入荷掲載の当店のオンラインショップです。
大皿、角皿-染付」「中皿(6寸~8寸皿)-染付」などのカテゴリーから
ご希望のお品物をご覧いただけます。
オンラインショップ限定の商品もございますので、
ブログとあわせて是非ご覧くださいませ。


本日は、いつもの食卓に変化をつけてくれる
角皿を中心にご紹介してまいります。


染付花唐草文7寸皿
1客 税込19,800円
(江戸中期)
径約21cm・高さ約3,5cm
※入荷数2客
※完売しました


人気の花唐草文様。久しぶりに7寸皿の入荷です。



今回の7寸皿はしっかりとした藍色の発色で、地肌はやや青味を含みます。
見込みには丸々と可愛くデザイン化された菊図が配します。


滑らかな筆致の唐草文様が縁を飾ります。
濃みの濃淡効かせ、強弱つけた絵付けが心地よくひろがります。


淡色に花咲く牡丹が三方に描かれ、
花唐草文特有の優美さを放ちます。


裏側の唐草文様も伸びやかな筆致。
高台内に目跡と大明年製の銘があります。 


面は広くフラットで、縁に立ち上がりを持たせています。
輪花を描く口縁が華やかさを主張します。

※完売しました。

線の太さや余白の残し方など其々で異なりますが、
状態良く入荷してくれました。


6寸皿での入荷が多い花唐草文の平皿。
現代の食卓でも万能に活躍してくれる7寸皿は、
普段使いに、おもてなしに重宝します。



染付龍と鳳凰図角皿
1客 税込27,500円
(江戸幕末)
約27cm×約27㎝・高さ約6cm
※ノミホツ、角スレ有り
※更新準備中に完売しました


隅入りになっていない、珍しい正方形の角皿です。


地肌、呉須調共に澄んでいて、
存在感溢れる佇まいです。


見込みには勇ましい表情で魅了する龍図。
線と濃みを使い分け、雲間を舞う躍動的な姿が描かれます。


縁文様に自らの尾で窓絵を造った鳳凰が描かれます。
見込みの龍に比べ、可愛らしい姿で心和む絵付けです。



地文様は幾何学文様が丁寧な筆致で描き埋められ、
濃みを効かせた雲文が四隅に配されます。


裏側は異なる趣向でモダンな装いです。
口縁に引かれた太めの輪郭線が効いていて、四方に牡丹図。
窓絵から伸びる渦巻文様が唯一無二、独特な雰囲気を放ちます。


高台内に呉祥瑞の銘があります。


こちらの器の魅力は絵付けの勢いだけでなく、
この美しい造形美でしょうか。
見込みから段を設け、広がりながら立ち上がる形状は、
額縁のように盛り付けた料理を華やかに演出してくれます。


角に極僅かなカケ、スレがございますが
現状のままでご使用いただいて問題ございません。


厚み持たせた重厚的な造りと美しい器形が相まって、
店内でも一際輝く存在感です。
なかなかお目にかかれない正方形の角皿を
是非お手元でご堪能ください。



染付牡丹と人物図角皿
1客 税込9,900円
(江戸幕末)
約21cm×約21cm・高さ約4cm
※小ホツ有り
※完売しました。


器面を大胆に区分けした割絵が施された角皿です。
濃淡豊かな藍色の絵付けで料理映えする意匠です。
見込みには環状松竹梅図が配します。


見込みから四隅に向かって伸びる割絵。
途中には縞文様描かれた丸文が配します。


四隅は雪輪窓絵が設けられ、
緩い絵付けで賢人図が描かれます。


割絵間には濃みが効いており、
線描きの牡丹花が浮かび上がります。


四隅の窓絵を四方襷文様が繋ぎます。


波状を描く口縁が様々な料理を華やかに包みます。


裏側にも目を楽しませてくれる意匠が続き、
熨斗、霊芝、源氏香と吉祥文様尽くしです。


口縁部三カ所に僅かにカケがございます。
現状のままお使いいただいても問題ない程度です。


フラットな器面、程良い造形の厚み。
7寸の普段使いしやすいサイズ感も魅力です。



染付雲鶴図小食籠
1客 税込7,150円
(明治前期)
径約10cm・高さ約7,5cm
※蓋小ホツ有り
※完売しました


食籠は食べ物を入れる容器で、
茶道では菓子を盛るのに用います。
漆器の物や竹で編んだもの、陶磁器など様々な造りがあり、
季節によって使い分けます。


ベロ藍の鮮やかな藍色で覆われた器面。


雲間を舞う鶴の姿が描かれます。
迷いなく、伸びやかに走らせた筆致が心地よく感じます。


一羽だけ異なる舞い姿をみせてくれます。
癒し系な鶴の表情にもご注目!


内側は白無地。
丸み持たせた造形で、
お茶碗より一回り小さいサイズ感です。


食籠の中では小ぶりサイズになります。
梅干しや佃煮など常備菜入れにお使いいただいても良いですね。


蓋内側にカケがございますが、問題なくご使用いただけます。



色絵獅子と鳥図三ツ組角皿
三ツ組 税込15,400円
(明治前期)
大 約22cm×約22㎝・高さ約3,5cm
中 約19,5cm×約19,5㎝・高さ約3,5cm
小 約18cm×約18㎝・高さ約3cm
※中サイズ少甘手有り
※完売しました


薄手の角皿、珍しく三ツ組で入荷です。


豪華絢爛、見応え抜群の絵付けです。
繫栄の意味を持つ柘榴が見込みを飾ります。


藍、赤色、金彩の配分絶妙で、豪華ながらも
深みを感じる色使いです。


デザイン化された牡丹花に囲まれるのは金色の獅子図。
七宝を咥えたような姿で勇ましく描かれます。


あとの二方には雀のような顔をした鳥?
靡く尾から予想してみましたが、鳳凰でしょうか?


竹で区分けした松竹梅が、窓絵周囲を飾る洒落た意匠。


裏側は巻物、隠れ蓑、丁子の宝文様尽くし。


中サイズは、焼成が甘く部分的に貫入がございますが、
普段使いに問題ない程度です。


小サイズは無傷。


口縁の立ち上がり少なく、フラットな器面。
角皿の中では薄造りで日常使いに重宝しそうです。


入れ子で収納出来ます。
用途に合わせ1客ずつ使っても、3客一緒に使っても。。
存分にお愉しみください。



大聖寺焼色絵山水に赤玉と宝文八角皿
1客 税込4,950円
(明治前期)
約21cm×約21㎝・高さ約3,5cm
※小ホツ有り
※完売しました

地肌の白、赤、緑色のコントラスト美しい
大聖寺焼の八角皿です。
見込みには中国磁器の影響を感じる山水図が丁寧に描かれます。


見込み周囲を染付の唐草文がめぐり、
変化を付けて縁文様へと繋ぎます。


窓絵に木葉、隠れ蓑が描かれ、
間に赤玉が配します。
インパクトある赤玉文様は惹きつけられる魅力がありますね。


表面に続き、宝尽くし文様が描かれます。
裏側とは思えない丁寧な手仕事に惚れ惚れ。
大明萬暦年製の銘があります。


口縁の立ち上がり少なく、薄手の造形。
八角の形状が食卓を華やかに演出します。


残念ながら、口縁にカケがございます。


上がり良い素地、絵付けや色使いの美しさなど
随所に技術力の高い手仕事が窺えます。

以上、新入荷の一部をご紹介いたしました。
最後まで吉祥寺PukuPuku西公園前店のブログをご覧くださいまして、
ありがとうございます。
次の更新は2月14日(火)となります。お楽しみに♪
今後も話題豊富に新入荷のお品物をいち早くご紹介してまいります。
吉祥寺へお越しの際には、是非当店へお立ち寄りくださいませ。
お問い合わせ、地方発送、買取も随時承っております。
良心価格で品揃え豊富な和骨董はぜひ当店で。
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大雪にならずホッとしました。
西公園に残る雪にお子さんたちも嬉しそうでした☆

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