お知らせ

・

2011年12月6日火曜日

<新入荷>染付たこ唐草文銚子・染付見込みに鶴図八角鉢・図変わり印判小皿


皆さまこんにちは。朝、出がけに手袋をつかんでしまう、冷え込みの厳しい毎日ですがいかがお過ごしでしょうか?
上の写真は……吉祥寺PukuPuku、ついにカレー屋さんに転向!?ではありません。詳しくは後ほど。

今回は西公園前店のお品物をご紹介いたします。
年末年始に彩りを添えてくれそうな器が今回も入荷しております。

_________________


・染付 たこ唐草銚子 29,000円
(明治前期) 長径約15cm・高さ17.5cm
※完売しました


年末年始の宴を盛り上げてくれそうなたこ唐草のお銚子がやってまいりました!
たこ唐草がお好きな方も、お銚子をお探しの方にもおすすめです。


持ち手部分もしっかりしています。
ずん胴というか、直線的なフォルムのお銚子ですね。


持ち手のつなぎがしっかりしています。
本来持ち手は痛みのきやすいところですが、これなら安心ですね。


蓋部分のたこ唐草の描き方もしっかり。


こちら、胴のたこ唐草部分です。
「ひげだこ」とも呼ばれる明治期らしいたこ唐草です。


こちら、蓋近くの部分です。
牡丹のお花でしょうか?たこ唐草の渦とほぼ均等な大きさで、バランスよく配置されています。職人の熟練ぶりが伝わってきます。


こちらのお銚子は二客、対で入荷いたしました。
一点は完品だったのですが、もう一つはふた裏と注ぎ口に軽くホツがあります。使用される分には気にならない程度ですが、こちらは23,000円でお売りいたします。※完売しました


お燗を楽しんだり、お正月のお屠蘇も……。
冬の席の格が上がりそうなお銚子です。

 

ちなみにこのお銚子、共箱もついています。
「瀬戸銚子入 弐個ノ内」 「明治三拾六年 六月吉日 小柳氏」とあります。
オーナー曰く、「お銚子の全体的な感じは明治前期のつくり」ということでした。

_____________________


・染付 見込みに鶴・福寿文八角鉢 15,000円
(江戸後期) 径約19.5cm・高さ9cm
※完売しました

お次は宴の席の中心になってくれそうな、染付の鉢のご紹介です。
おめでたい雰囲気がよく伝わってくる器です。


高台に「政」と赤く文字が入っています。屋号でしょうか?


見込みには鶴。ちょっとクローズアップしてみましょう。


飛んでいるというか、でんぐり返しをうっているというか……。アクロバティックな鶴です。


側面には、片身変わりで福寿文と亀甲文が入っています。
鶴に揃えての亀甲文ですが、亀をそのまま描かず、文様に置き換えたところがセンスの高さを感じさせます。


外側も同じく片身変わり。
墨はじきも用いられ、呉須の色も江戸後期らしい、格の高さを感じさせる鉢ですね。


薄手のすっきりとした上がりです。
煮物をどっさり入れたり、お菓子鉢にしても。玄関先に飾って、お正月を楽しむのにも良さそうです。
_______________________



・上 銅印判 かぶ図印判小皿 900円
(明治後期~大正) 径約11cm・高さ2cm
※完売しました
・下 銅印判 蝶図印判小皿 800円    
(明治後期~大正) 径約11cm・高さ2cm
※完売しました


またまた、図変わりの印判小皿が入ってまいりました!
今回は今の時期が旬のお野菜、かぶの図柄と、可愛らしい蝶々の絵柄のものです。


両方とも、裏は印判らしく真っ白です。


見込みに3つかぶが集まっているのが良いですね。
ハート型のようにも見えます。
花びらのようなフォルムの葉っぱも素敵です。


大小合わせて9つのかぶが揃った小皿。
のせるのはもちろん、かぶのお漬物でしょうか?


蝶がおおらかに羽根をひろげる間、桜の花びらが舞い降りています。
見込みの白抜きになった向かい蝶も面白いですね。


かぶも蝶々のお皿も、少なめの入荷です。気になる方はぜひ、お電話でご連絡下さい。


_____________________


・紙刷印判 青海波と花文向付 1,500円
(明治前期) 径約7cm・高さ約6cm
※完売しました


最後に、素朴な風合いの向付を。
紙刷印判の図柄が独特なところから、東北の窯元のものかもしれません。


すぱっとろくろから離れたような高台。
据わりの良い向付です。



青海波文のなかにうかぶ白い空間。
藍と白のコントラストが楽しめる絵柄です。



よく見ると中央に桜の花と葉っぱ、また、まわりに5つの桜が囲っているのがわかります。


青海波がなんだか鱗のよう。
上部分に木瓜の模様もあしらわれていますね。

 

縁はシンプルな青のラインが2本。
お茶を淹れても映えそうです。


持ちやすいサイズで、どなたにも手軽に使っていただけそうです。


みじん唐草の徳利と合わせてみました。(同じく明治前期・7,500円・径約11cm・高さ約22.5cm※完売しました)
ぐい飲みにしても……マッコリをいれたら美味しそうです。


____________________


さて、冒頭の写真ですが、ちょっと番外編、近所のお店をご紹介しようと思います。
中道通りから藤村学園のほうに入った路地にある、カレーのお店「まめ蔵」さんです。
吉祥寺で33年続けている、老舗とも言ってよいお店です。しかし、内装など、古さを感じさせない、独特の世界観のあるお店でした。
6人近く入れる席もあり、店内は20代、30代の人で賑わっていました。世代を問わず入れそうな雰囲気です。 


朝11時から夜10時、ラストオーダーは夜9時ですが、休日など混みあうときはルーがなくなってしまうので、夜遅くのときはご注意を。かくいう吉祥寺PukuPukuスタッフも、入れなかったことがあります。


こちらがメニューです。
やさいカレー、ちきんカレー、豆まめカレーなど7種類のカレーがメインで、あとはドリンク、サラダなどを頼む、シンプルな構成でした。カレーに生卵やゆで卵をのっけることもできます。



オーダーすると、すぐに福神漬けとラッキョウが運ばれてきます。
両方とも、こりこりとした食感、カレーの味を活かすお味でした。


看板メニュー?の豆まめカレーを注文しました。豆のほかに松の実、ナス、ミニトマトなどがトッピングされています。
器もこちらのオリジナルのようです。



いわゆる日本の、よく煮込んだ本格カレー、です。軽く生クリームがかけられていました。
ご飯も丸く高く、美味しそうな盛り付けです。
お店の帰りに寄ったのですが、疲れた体に熱々のカレーが沁みました……。
滋養たっぷりの豆まめカレー、850円です。

ほか、サラダ、ドリンクなどセットにもできるようですが、女性だったらサイドメニューなしでもお腹いっぱいになりそうです。


中道通りのお買いものの際に、気軽に入れるお店です。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


以上、今回はちょっと異色の記事も加えました。今後も近くのお店をたびたびご紹介出来れば、と思います。


次回ブログの更新は9日金曜日を予定しております。今度も、なかなか充実の品物のご紹介ができるかと思います。どうぞご期待下さい。



2011年12月2日金曜日

<商品紹介> 中道通り店のお品物


皆さまこんにちは。今日は今シーズン一番の冷え込みですが、いかがお過ごしでしょうか?吉祥寺も朝の冷たい雨が止んでも、どんよりとした空の下、なかなか気温が上がる気配もなく……。お越しいただくお客様も冬物のコートに手袋と、防寒対策をしっかりされています。日曜日になれば陽気が出てくるようですが……。


さて、今回のブログですが、開店から一週間経ちました、中道通り店のお品物のご紹介をしたく思います。


初日から多くのお客様にお越しいただいている中道通り店。今、表にはやぐらゴタツなども並んでいます。


__________________________________________


・銅印判 窓絵に四季の風物図八寸皿 1,800円
(明治後期~大正) 径約23.5cm・高さ約4.5cm


まずは見所満載の八寸皿から。
電子レンジ・食洗機での使用も大丈夫ですので、普段の食卓をぐっと楽しませてくれます。



裏側だけでも凝った絵柄です。はまぐり、さざえと貝づくしですが、はまぐりのなかにも梅が描かれています。


見込みは「寿」の文字。
このまわりをぐるりと四季の風物が取り囲みます。


雪の輪のなかで唐子が雪遊びを!かまくらをつくるのでしょうか?
左側の子はかじかんだ手を温めているように見えますね。
他にもはまぐりのなかが波千鳥だったり、桜の枝に小鳥がとまっていたり。


くつろいだ馬ですね。まるでお殿様!


左から、恵比寿さま、巴になったねずみたち、田植えの風景、そして柳に鷺がとまっています。
鷺の絵柄の上、丸のなかが「梅に鶯」となっているのが見えますでしょうか?


右から短冊に朝顔、笠に杖の旅人の姿もあります。雁が飛んでいくのを見ていますから、冬の風景でしょうか?


日本人がいかに四季を楽しんでいるかが、よく伝わってくるお皿です。


__________________



・紙刷印判 丸紋蓋付き飯碗 900円
(明治前期) 径約11cm・高さ約9.5cm

こちらも窓絵の絵柄がリズミカルで楽しい、今度はご飯茶碗のご紹介です。

 


向いた方向によって器の印象が変わってきます。
一番大きい丸のなかには富士山が入っています。


白と藍のコントラストがはっきりしています。
見込みには簡略化された松竹梅と、それをぐるりと輪つなぎ?のような文様が囲んでいます。


見込みは手描きによるものですが、縁取りの瓔珞(ようらく)文は紙刷りでつけられています。


紙刷り印判独特の線が面白いお碗。
蓋には「日勝製」と銘が入っています。


梅の絵柄と、ややつぶれてしまっていますが、鶴が丸紋になっています。


こちらがメインの富士山です。
手にもおさまりやすい、使い勝手の良いご飯茶碗です。


__________________


・ゴム印判 唐草文蓋付き碗 600円
(大正~昭和戦前) 径約10.5cm・高さ約9cm
※完売しました

「茶碗蒸し用の器はない?」とのお声と度々伺うのですが、こちらの器ではいかがでしょうか?
飽きのこない、唐草の絵柄です。


見込みや内側に絵柄はありません。すっきりとした白磁です。


こちら蓋部分。四方に菊のようなお花が散っています。


ゴム印判のやわらかな線に目が和みます。
どんな器ともケンカをしない、良い脇役となってくれそうです。


こちらも電子レンジ・食洗機に使用して大丈夫です。
茶碗蒸し、普段の小鉢と何かと便利な器です。


___________________


・色絵 葵図湯呑み 500円
(明治後期) 径約8.5cm・高さ約4.5cm


最後にモダンな葵の絵付けの入った湯呑をご紹介します。
口が広めなので、ちょっとした小鉢がわりにも使っていただけます。


サクランボのようにも見える二枚の葵。
金彩もしっかり残っています。


反対側は一枚葵。少なめの赤絵部分もアクセントになっていますね。


真っ白で綺麗な肌です。縁に金彩ものっています。


高台まわりの描き込みも丁寧ですね。
銘に入っているのは「幸」でしょうか?

ちなみに二枚葵は京都・賀茂神社の紋なのだとか。
普段使いにも、ちょっと改まった時にも使える素敵な湯呑みです。

_____________________


以上、お品物のご紹介でした。


恐縮ですが、中道通り店は現在電話を準備中ですので、今回のブログも含め、お品物のお問い合わせは、西公園前店に頂ければ幸いです。
中道通り店の電話は、今月上旬にはご用意できるかと思います。ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。


帰り道の冷え込みが恐ろしいです……。
「寒い」と感じた瞬間、その人の抵抗力は下がって、風邪などの菌が入りやすくなるそうです。飴など甘いものや、ホットドリンクを少しでも摂ると抵抗力は上がるので、ちょっとした補給を心がけるように気をつけているのですが……。夜の中道通りは飲食店からの食べ物の香りも漂って、補給場所は万全、というところでしょうか?
皆さまもどうぞ、お体に気をつけてお過ごしください。


次回のブログの更新は12月6日、火曜日を予定しています。今度は西公園前店のお品物のご紹介を考えております。どうぞお楽しみに。

ブログ アーカイブ