お知らせ


2021年12月14日火曜日

2021・12・14〈新入荷〉明治前期の色絵4種、染付2種

   こんにちは。良心価格で品揃え豊富なお店、
吉祥寺PukuPuku西公園前店でございます。


そのどれもが普段使いに、おもてなしに、即活躍するものばかりです
吉祥寺PukuPukuでは新入荷のお品物が続々入荷中!!


器は料理の着物と申します。
情緒のうつわとして、暮らしのうるおいにお役立てくださいませ

火曜日、金曜日に新入荷掲載の当店のオンラインショップです。
小皿~5寸皿-色絵」「なます皿-染付などのカテゴリーから
ご希望のお品物をご覧いただけます。
オンラインショップ限定の商品もございますので、
ブログとあわせて是非ご覧くださいませ。


本日は、可憐で華やかな明治前期の器を
日常遣いにお勧めのラインナップでご紹介します。


色絵鶴とうさぎ図なます皿
1客 税込4,180円
(明治前期)
径約15,5cm・高さ約4cm
※無傷完売しました


三方に散った窓絵を覗くと、身をよじって跳ねる兎が。
兎の形に合わせて取られた余白がユニーク。


窓絵を含む割絵は松竹梅と鶴図になっています。
鶴ののびのびとした表情にご注目下さい。


菱形の文様をバックに桐が納まります。
華やかですが、絢爛過ぎず落ち着く配色です。


見込みは波を花の形にデザイン化しております。
波の文様は兎との関連でしょうか。


裏側は宝づくしで宝珠と隠れ蓑が四方に配されます。


入荷したての今なら5客組でのお求めの可能です。
お正月にいかがでしょうか。


色絵動物図小皿
1客 税込4,180円
(明治前期)
径約10cm・高さ約3cm
※無傷在庫数3客
※完売しました

見込み中央は兎図。
兎が住むという伝説から、月は「玉兎」という異名があります。


周りは梅が浮かぶ流水文で波を表します。

「月海上に浮かんでは 兎も波を走るか おもしろの島の景色や」
と謡曲「竹生島」の一節にあり
水面に月が映り、月に住む兎が波の上を走るという伝説による図柄です。


側面は割絵になり、色絵と染付が交互に並びます。


鹿と紅葉、馬と桜は定番の組み合わせですが、
牡丹とセットになっているのが猪か犬か判然としません。
兎とセットの植物も謎で、考察しがいのある意匠です。


染付部分は菊、松、竹、梅が描かれました。



インパクト大な裏側も心惹かれます。


裏側は見込み周りと同様の梅と波図。
高台内に「大明成化年製」と有り。


手描きですので、それぞれ表情が異なります。
すっきりとした色合いで染付の器とも相性が良いですよ。


色絵三果文と蝶図向付
1客 税込4,180円
(明治前期)
径約9cm・高さ約7cm
※無傷在庫数2客
※完売しました。


澄んだ白にすっきりとした上品な絵付けが珍しい向付。
三果文とは桃、柘榴、仏手柑のこと。
外側には桃と仏手柑が大きく描かれます。


柘榴は内側に。蝶の優雅さも見逃せません。
バランスよく広がった他の植物は繊細で魅力的。


口縁部は内外に雷文が巡ります。
染付が全体をキリリと締め、縁の金彩が奥行きをもたらします。


高台周りはエキゾチックな文様が可愛らしく、
一見シンプルに見えますが見どころの多い向付です。
高台内に銘有り。


すっきりとした色絵や染付の器と合わせてC&Sとしても馴染みます。
紅茶を淹れてフルーツの乗ったパイを一緒に・・・と想像が膨らみます。


染付放射文5寸皿
1客 税込2,750円
(明治前期)
径約15,5cm・高さ約2cm
※完売しました。


染付の放射文が器面全体に表されます。
花火の様にぱっと広がった藍色が鮮やか。
木賊文とも言えそうです。


裏側にも続きます。
高台内に銘有り。


線の太さや濃淡で微妙に異なる表情が出ており、
観察がはかどります。


同柄の器を集めてみました。
滝の水ような趣もありますね。


線描き花と唐草文なます皿
1客 税込2,750円
(明治前期)
径約15cm・高さ約4cm
※完売しました


久々に線描きのなます皿が入荷しました。


まん丸に開いた花が三方に散り、間を草文様で繋ぎます。


線描きは、染付の中でも細かな描き込みが特徴の技法ですが、
今回のなます皿は細かすぎずスマートな印象。


見込みは太陽のような花と草を組み合わせ意匠化した文様。
やや端反りの器形で、料理を盛っても広く見えます。


裏側はさらりと描いた唐草文。
高台内に銘有り。


線描きの器をいくつかピックアップしてみました。
同じ技法で揃えると統一感が出てまとまります。


色絵二方に花図のぞき
1客 税込2,750円
(明治前期)
径約5cm・高さ約5cm


ブラウンに寄りの落ち着いた色味が魅力的なのぞきです。


側面が二つに区切られ、前と後ろで同じ文様が付けられます。
目を引く赤玉の周りを穏やかに装飾した、ホッとする絵付け。


黒ではなく茶色を選ぶ配色センスに脱帽です。
格子文も素敵ですが、両脇の金彩もまた良いですね。


内側と高台周りは染付でさらりと描き上げます。


酒器やドレッシング入れの他、一輪挿しやお香立てにも良いかもしれません。
ころんと小さなのぞきは眺めるだけでも愛おしいです。

以上、新入荷の一部をご紹介いたしました。
最後まで吉祥寺PukuPuku西公園前店のブログをご覧くださいまして、
ありがとうございます。
次の更新は12月17日(金)となります。お楽しみに♪
今後も話題豊富に新入荷のお品物をいち早くご紹介してまいります。
吉祥寺へお越しの際には、是非当店へお立ち寄りくださいませ。
お問い合わせ、地方発送、買取も随時承っております。
良心価格で品揃え豊富な和骨董はぜひ当店で。
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今日は冷えましたね。
寒い日は温かいお家でネットショッピングもお勧めです。
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