お知らせ


2021年12月7日火曜日

2021・12・07〈新入荷〉江戸期の染付鉢と7,5寸皿、色絵向付と5寸皿(※5客組有り)

  こんにちは。良心価格で品揃え豊富なお店、
吉祥寺PukuPuku西公園前店でございます。


そのどれもが普段使いに、おもてなしに、即活躍するものばかりです
吉祥寺PukuPukuでは新入荷のお品物が続々入荷中!!


器は料理の着物と申します。
情緒のうつわとして、暮らしのうるおいにお役立てくださいませ

火曜日、金曜日に新入荷掲載の当店のオンラインショップです。
」「向付、小向付、のぞき、湯呑などのカテゴリーから
ご希望のお品物をご覧いただけます。
オンラインショップ限定の商品もございますので、
ブログとあわせて是非ご覧くださいませ。


本日は、雰囲気異なる海老図の鉢2種よりご紹介して参ります。


染付伊勢海老図8寸鉢
1客 税込29,700円
(江戸中期)
径約23,5cm・高さ約8,5cm
※ノミホツ多数有り
※完売しました


いまにも飛び出してきそうな
伊勢海老の勢いに圧倒される8寸鉢です。


大きな器に堂々と描かれた伊勢海老図。
大胆な意匠ですが、頭部や胴体へは細かく描き込みがされます。


生き生きとした伊勢海老の動きに
流水は大きくうねり、水草も外に向かって広がります。


外側はダイナミックな唐草文。
豪快な筆遣いが躍動感たっぷりです。


このタイプの鉢には珍しい稜花縁。
大きくて深さがあるので、おでんを入れたくなりますね。


蛇の目高台に角福の銘が有ります。


縁にノミホツが多数ございますので
お値段に反映しております。


流水文の平向付を並べてみました。
比べてみると平向付の流水文はかなり落ち着いてますね。


染付海老図八弁9寸鉢
1客 税込38,500円
(江戸後期)
約27,5cm・高さ約9㎝


手足から長い額角、外円まで順に弧が大きくなり
バランスよく美しい配置で静かに収まります。


手足のグラデーションや胴から尻尾にかけての縦線から
かなり丁寧な筆遣いで描かれたことが窺えます。


縁には濃淡を交互に配した文様が。
釉薬が流れていますが、その景色も優美です。

歌舞伎の市川家の定紋である三升文を半分にしたものではないかと思います。
見込みの海老と合わせて市川海老蔵図と言えそうです。


緩やかな輪花縁は端を白く残し、さっぱりと整った印象に。
端ぞりの器形も美しく、上品な佇まいです。


裏側はシンプルに白無地。このシンプルさが似合います。
高台内に目跡が6か所確認できます。


同じく三升文の描かれた5寸鉢を並べてみました。
オンラインショップにも三升文のある5客組が出ております。


色絵花と唐草文向付
1客 税込4,950円
(江戸後期)
径約9cm・高さ約6cm
※無傷入荷数3客
※完売しました

エメラルドグリーンに近い緑を基調とした色遣いの向付。
なかなかお目にかかれない珍品です。


絵付けには染付を一切使用しておらず、すべて色絵で施されます。
輪郭線には黒や赤が使用されています。


口縁部内側は、赤い線がメモリの様に整列し
見込みはデザイン化された草花図。


高台周りは蓮弁文と、二重輪線が巡ります。
二重輪線があるだけで全体が締まりますね。


上、横、下どこから見ても可愛らしく愉しい向付です。
赤と緑が多いので、クリスマスのご飯にも良いかもしれません。


色絵波に蝶と草花図5,5寸皿
1客 税込4,950円
(江戸後期
径約16cm・高さ約4cm
※入荷数4客
※完売しました。


江戸後期らしいしっとりとした藍色の呉須調が目を引く見込みは
色味を抑えて上品さを演出します。


側面の窓絵には草花図と蝶図が描かれます。
茂った葉は緑色と水色が混じり、すっきりと爽やかに。


蝶の下には荒波が描かれ、蝶が水と戯れているよう。
水色がやや白みがかっており、物柔らかな色合いです。


窓絵の間には赤背景に金彩で唐草文と水色の花が咲きます。


唐草文の上には草花図、窓絵の上には四方襷文です。


プチガトーを乗せても絵柄が見えるサイズ感。
やや深さがあり縁が少し反っているので、綺麗に盛り付けしやすいですよ。


裏側は染付で落ち着いた雰囲気。
高台周りは墨弾きで波線が巡ります。


高台内に「成化年製」と有り。


江戸期の色絵ならではの、落ち着いた佇まいが魅力的。
他の器とも合わせやすい色遣いも嬉しいですね。


赤絵金彩八方に桃図5寸皿
1客 税込3,080円
(江戸幕末)
径約15cm・高さ約4cm
※無傷完売しました


見込みは金彩の笹の葉が文字の周りをぐるりと一周。
余白を多くして、豪華な側面とのバランスをとります。


赤い背景に圧倒される側面には
桃の丸窓が八方に配され中華風の雰囲気が漂います。
赤絵の器はご飯がおいしく見えると人気ですよ。


裏側は唐草文がふわりと舞います。
高台内に銘有り。


5寸深皿とも浅めのなます皿とも言える形です。
入荷したての今なら5客揃ってお求めいただけます。


染付氷裂と青玉に梅図7,5寸皿
1客 税込7,920円
(江戸幕末)
径約22,5cm・高さ約3,5cm


興味が引かれる青玉が三つ、氷裂文の上に浮かびます。
これはなんだろうと覗き込むと、墨弾きで文様が描かれています。


氷裂といえば、やはり梅。
雪解けと梅のにおいが日本の春の訪れです。


氷裂文はランダムに見えますが、縁周りは整列しており
全体をすっきりとまとめています。


裏を見ると志田窯で作られたことがよく分かります。
表に呉須を多用した分、裏面は無地に。
目を立てて焼いた跡、エンゴベー(白化粧土)の痕跡も見られます。

②ノミホツ有り

③ムシクイ有り

④少甘手有り

⑤少甘手有り


以前ご紹介した、氷裂と梅の向付を合わせてみました。
向付はオンラインショップでもお求めいただけます。

以上、新入荷の一部をご紹介いたしました。
最後まで吉祥寺PukuPuku西公園前店のブログをご覧くださいまして、
ありがとうございます。
次の更新は12月10日(金)となります。お楽しみに♪
今後も話題豊富に新入荷のお品物をいち早くご紹介してまいります。
吉祥寺へお越しの際には、是非当店へお立ち寄りくださいませ。
お問い合わせ、地方発送、買取も随時承っております。
良心価格で品揃え豊富な和骨董はぜひ当店で。
☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345
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お店の様子を日々更新しております。
こちらのブログと合わせてお楽しみ下さいませ!

尺皿がたくさん積み重なっております。
お正月のお寿司などにいかがでしょう。

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