こんにちは。良心価格で品揃え豊富なお店、
吉祥寺PukuPuku西公園前店でございます。
吉祥寺PukuPuku西公園前店でございます。
そのどれもが普段使いに、おもてなしに、即活躍するものばかりです
吉祥寺PukuPukuでは新入荷のお品物が続々入荷中!!
器は料理の着物と申します。
情緒のうつわとして、暮らしのうるおいにお役立てくださいませ。
火曜日、金曜日に新入荷掲載の当店のオンラインショップです。
「大皿、角皿」「中皿-染付」などのカテゴリーから
ご希望のお品物をご覧いただけます。
オンラインショップ限定の商品もございますので、
ブログとあわせて是非ご覧くださいませ。
どれも1点のみの入荷ですので、お問い合わせはお早めに!
藍九谷は『九谷』とありますが、伊万里産と判断されています。
地肌はくすみが掛かり、陶器の肌に通じる温かみが魅力的です。
見込みは円を八角に切り取り、水辺の風景を描きます。
親子のような鳥の様子が可愛らしい。
大きな蓮の葉の後ろには、河骨の葉が見えます。
自然界が作り出す水草の様々な姿を映していますね。
見込みに円窓、周囲に割絵を配した構成が
大輪の芙蓉の花を連想させることから「芙蓉手」と呼ばれます。
割絵の中には宝文と草花図。
左右対称の草花図と宝文の間には細い帯が挟まります。
よく見ると、帯の上下の柄が異なる2種が交互になっています。
裏側二方に描かれた葉と唐草は、筆の走りを感じる伸びやかさがあります。
高台内に銘有り。
小ホツが3か所ございます。
店内にある他の藍九谷を並べてみました。
呉須や素地の風合いがよく似ていて、同じ雰囲気をまとっています。
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くらわんか染付菖蒲と扇面図6,5寸皿
1客 税込36,300円
(江戸中期)
径約19cm・高さ約4cm
※アタリキズ有り
※入荷数1客のみ
くらわんかとは、江戸中期に伊万里でさかんに焼かれていた
厚手の素朴な磁器のことであり、
大阪淀川の飯屋が、川を渡る客に対して「くらわんか」と声をあげながら、
この器に入れた酒や餅を売っていたことに由来しています。
簡素な絵付けの縁文様には、二方に扇図。
扇の中にも絵が描かれていますね。
間の二方には杜若図。
すうっと伸びやかな筆致が目に心地良く広がります。
見込みは五弁花。つぶれており、
コンニャク印判か染付か判別がつきません。
重ね焼きの跡である蛇の目釉剥ぎがぐるりと巡ります。
斜め内側に入り込む、変わった高台です。
くらわんか特有の厚みのあるぽってりとした造りです。
どっしりとした器形に映える素朴で温かみのある絵付けは、
独特の存在感を醸し出します。
アタリキズ有り。
以前入荷した6,5寸皿(右)と同柄です。
筆遣いや色味の違いが遠めからでも分かり、面白いですね。
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染付竹林に唐子と雪だるま図6,5寸皿
1客 税込13,200円
(江戸後期)
径約18,5cm・高さ約3cm
※入荷数1客のみ
※完売しました。
一生懸命に雪玉を転がす唐子図。
唐子の魅力が引き立つ横顔で描かれています。
子供の頬の柔らかさがデフォルメされていて愛らしい。
全体的にざっくりとした線で描かれますが
衣服のしわは比較的細かく引かれています。
雪だるまは唐子と同じくらいの大きさになりました。
落ち着いた呉須調が素朴な絵付けとマッチして、奥深い魅力を引き出します。
雪持ち竹林が添えられ、大雪の風景です。
竹の下の岩に積もる雪の多さからも雪の深さを伺えます。
高台内に目跡が3か所有り。
地肌はやや青味がかっています。
雪持ち竹が描かれた初期猪口と合わせてみました。
雪持ち竹と素朴な雰囲気の組み合わせはホッとしますね。
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エメラルドグリーンの青磁に惹かれ、
見込みに目をやるとデフォルメされた草花が描かれています。
花弁や葉だけでなく岩までもがデザイン化され、ユニークな意匠です。
菊花型に凹凸の付けられた青磁部分は
釉薬の溜まりが美しく、心奪われます。
縁は芙蓉手の構図。
青磁部分の菊花型や輪花縁も相まって、花が開いたよう。
鍔縁で装飾性高く華やかな器形です。
ワインクーラーやフルーツバスケットとしても使えます。
裏側は蓮弁文。濃淡分かれた花弁が重なります。
縁の裏側は花と唐草文、高台には櫛目文です。
高台内に銘有り。
口紅のかかった部分に多数小ホツがございます。
6,5寸となかなか無いサイズ感の鉢です。
この機会にいかがでしょう。
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染付四種花図7,5寸皿
1客 税込18,700円
(江戸幕末)
径約22,5cm・高さ約3cm
※入荷数1客のみ
澄んだ地肌や呉須が特長の上がりの良い7寸皿が入荷しました。
店主曰く、湖東焼か亀山焼ではないかとのことです。
見込みは梅図。まっすぐに伸びる梅の枝を格子文に見立て、
ステンドガラスのような雰囲気になりました。
側面には菊、鉄線、牡丹が施されます。
菊図は葉が三段についており、中央の葉は上下と比べやや薄く、
花と同じ濃さになっています。
横のラインで濃淡を揃え、統一感と動きを出していることが分かります。
こちらは鉄線図。葉脈が乱れなく平行に走ります。
比較的シンプルな構造の植物ですが、
丁寧な筆致によって凛とした美しさを魅せます。
一番大きく描かれる牡丹図。蕾から大輪の花まで描かれます。
葉や花の繊細さもさることながら
写実的な枝も息を呑むほどの美しさです。
デフォルメされた牡丹図と比較すると
全く別のモチーフにも思えます。
裏側はさらりと描き上げます。
薄手の造りで持ち上げるとかなり軽いです。
高台内に銘がありますが、目跡で隠れています。
写真でも十分に美しいですが、実物の美しさは格別です。
お手に取って細部までじっくりとご覧ください。
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染付捻子文6寸皿
1客 税込9,350円
(江戸幕末)
径約18cm・高さ約2,5cm
※入荷数1客のみ
※完売しました
しっとりとした落ち着く雰囲気の6寸皿ですが、
ところどころ不思議なデザインが散りばめられます。
見込みは墨弾きで壽文字。
周りの放射線が気になりますね。
濃淡2色使いの捻子文は、やや暗めの地肌と相性良く馴染みます。
縁文様は、繁栄や円満を願う七宝繋ぎ。
輪郭線とダミの色合いが似ており、近付かないと見えてきません。
縁のゆるやかな輪花が可愛らしいですね。
高台内に銘有り。
捻子文小皿と合わせてみました。(下の小皿は新入荷商品です。)
同じ捻子文と言えど、描き方が異なり面白いですね。
以上、新入荷の一部をご紹介いたしました。
最後まで吉祥寺PukuPuku西公園前店のブログをご覧くださいまして、
ありがとうございます。
次の更新は11月9日(火)となります。お楽しみに♪
今後も話題豊富に新入荷のお品物をいち早くご紹介してまいります。
吉祥寺へお越しの際には、是非当店へお立ち寄りくださいませ。
お問い合わせ、地方発送、買取も随時承っております。
良心価格で品揃え豊富な和骨董はぜひ当店で。
☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345
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